お知らせ
2016.04.11
【横断型教育プログラム】 「アジアでがんを生き延びる」(4月11日~月曜日5時限 於:医学部教育研究棟)
地域文化研究特別講義Ⅱ「アジアでがんを生き延びる」が スタートします。 (詳細はこちら⇒http://www.siccn.org/) がんというアジアの喫緊の共有課題を通して高齢化、経済格差、死生観の変容、 グローバリズムとナショナリズムのねじれなどアジアの今日的な課題にオムニバスで続く講義です。 第1回目は吉見俊哉先生です。 吉見先生は、「『文系学部廃止』の衝撃」集英社新書という とても衝撃的な本を出されました。 アジアのダイナミズムに対応するためには、理系的な知だけではなく、文系の知がどのような 役割を果たしていくのかを、がんを学際的に研究する意味を掘り下げながら、 文系と理系の知の融合が切りひらいていく世界を一緒に学んでいきたいとおもいます。 研究とは問いをみつけて育てていくことであり、様々な分野の第一人者の先生方と アジアのがんというアクチャルな課題に向き合いながら、自分自身が目指す研究を相対化させる視点を獲 得していってください。