お知らせ
2015.02.02
東京大学博士学位論文剽窃防止のためのソフトウェア運用について
東京大学では、平成26年11月10日の理事裁定により、本学に提出された博士学位請求 論文の独創性・新規性・引用等に関する確認を合理的かつ迅速に行うため、剽窃チェッ クソフトウェアを利用し、学位の信頼性維持・向上に努めることを決定しました。 その決定に伴い、今後提出される博士学位請求論文(課程博士・論文博士)はすべて、 事務に提出する前に、剽窃チェックソフトウェアによって既存の情報(論文、出版物等) とオンライン上で照合し、類似度をチェックすることになりました。この作業は博士学 位請求論文提出者の指導教員等、専攻・系等が定めた者が行うもので、提出者本人が行 うものではありません。 以上の点について、博士学位請求論文の提出を予定している人は、あらかじめ承知し ておいてください。 なお、チェックの方法・時期、チェック後の措置等については、各専攻・系等で方針 を定めていますので、詳細はそちらに尋ねてください。 今回の措置は、あくまでも剽窃を防止することが目的であり、これによって博士学位 論文の信頼性を維持・向上させるためのものです。その趣旨を十分ご理解の上、不正の ない論文を提出するようお願いいたします。 平成27年1月28日 大学院総合文化研究科長 石井 洋二郎