HOME総合情報概要・基本データ刊行物教養学部報591号(2017年5月 2日)

教養学部報

第591号 外部公開

<施設・組織紹介>初年次活動センターを活用しましょう

新井宗仁

http://shonenji.c.u-tokyo.ac.jp/

初年次活動センターは、アドミニストレーション棟の隣にあるガラス張りの建物です。誰でも自由に利用できますので、お気軽にお越しください。入口が狭いので、入りにくい印象があるかもしれませんが、全く気にせずお入りください。室内は約三〇名が入る開放的な空間で、テーブルやホワイトボード、プロジェクター、無線LAN、ミニキッチン、電子レンジ等があります。

初年次活動センターでは、いろいろなイベントが開催されています。また、上級生に何でも相談できます。さらに、自習や勉強会、お昼ご飯、クラスの会合、学生企画のイベントなどにも利用できます。

人気のイベントの一つは、「教授としゃべランチ」です。東大の教員と一緒に昼食をとりながら話ができます。東大の先生方がなぜ大学教員になろうと思ったのか、どんな学生生活を送ってきたのか、ふだん何を考えているのかといったことを直接聞けるとても良い機会です。月に一、二回ほど開催されており、日程は学内にポスターを掲示して案内しますので、ぜひ参加してみてください。

また昼休みには、ほぼ毎日、「外国語でしゃべランチ」を行っています。曜日に応じて英語、中国語、フランス語、ドイツ語、韓国朝鮮語を話しながらランチをしましょう。片言の英語でも構いません。習った言葉はすぐに使ってみるのが上達の早道です。

四月には、新入生を対象に「駒場初心者よろず相談」が開催されます。また、後期課程学生(三・四年生)や大学院生がピア・アドバイザーとして常駐しています。何もイベントが開催されていないときでも、昼食や休憩等のために気軽に立ち寄って、上級生に、進路や科目履修に関すること、生活に関することなど、何でも相談してみるとよいでしょう。気さくな先輩方が親切にお答えしてくれます。体験談を聞くこともできますし、必要な情報の入手方法についてのアドバイスをもらえるかもしれません。

当センターを借り切って、学生による自主的な活動に利用することもできます。この建物は、グループ学習や課外活動に対応できるように設計されています。室内にミニキッチンがあることも特徴で、料理を組み込んだイベントなど、他の施設では難しいアットホームなイベントも可能です。貸切予約(特定利用と呼びます)を希望する場合には、初年次活動センターのウェブサイトで空き状況を確認の上、利用予定日の一週間前までに、学生支援課(アドミニストレーション棟一階八番窓口)までお問い合わせください。

今年度は、ミニキッチンを利用して一・二年生のための「食」についてのゼミ(食ゼミ)など、新しいイベントも計画しています。
初年次活動センターは、主に教養学部の前期課程学生(一・二年生)の勉学やキャンパスライフを支援する場として二〇〇八年一〇月に開所しました。以来、上記のように、さまざまなイベントの場として利用されているだけでなく、生協食堂の混雑を逃れてお弁当を食べられる穴場としても、ファンを獲得しています。

新しい環境に早く慣れ、大学生活をより豊かにするために、センターを上手に活用してください。

(平成二八年度学部長補佐/生命環境科学/物理)

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