新
入学生諸君へ――世界の中の日本――国際的な視野を |
加藤一郎(総長) |
加藤総長の紹介 |
|
新 入学生諸君へ――新しい出発の自覚を | 高木佐知夫(学部長) |
高木学部長の紹介 | |
図書館主催 レコード・コンサート 4/22 東洋音楽(日本を中心に)――岸辺教授 5/20 中世、ルネッサンス音楽――吉島茂講師/杉山好助教授 6/17 バロック音楽――西川勝助教授 7/8 バッハ前後の音楽――杉山好助教授 9/9 印象主義音楽――荒木昭太郎教授 10/28 古典派音楽――富永明夫助教授 11/18 前期ロマン派――高辻知義助教授 12/16 後期ロマン派音楽――内垣啓一教授 1/20 現代音楽――渡邊健助教授 2/3 日本音楽――小山弘志教授 |
|
私の入学した一か月――二十年前の「一般」学生 写真:101号館前 |
笹山晴生(歴史学) |
入学当時を思い出して |
加古 孝(数学) |
学部長室より 新五号館完成/今年度の基幹整備工事、トレーニング体育館北側の入水槽とポンプ室、 第六本館前銀杏並木から野球門へ第三本館西側までの間に共同溝、給排水工事、 電気工事、通信管路の敷設工事/構内への自動車乗入れ規則/学部長室場所とメンバー |
|
新入生当時を振り返って |
古賀洋介(化学) |
思い出すままに |
山根昭夫(仏語) |
教養学部の運営組織について 教養学部の教官
組織および各種委員会(五科・各種委員会)/ 事務部の紹介(総務課・教務課・学生課・図書館)/機構 |
|
駒
場の歴史〈2〉 日本の生物学と駒場 外山亀太郎のカイコの遺伝研究 池野成一郎のソテツ精子の発見と植物遺伝の研究 鈴木梅太郎のオリザニンの発見 ゴルトシュミットの性決定機構の研究 石川千代松と遺伝進化学 藪田貞治郎のジベレリン発見 雨宮育作のカキの雌雄性の研究 野口弥吉の植物倍数体の研究 写真:(左)農芸化学教室 1924年ごろの農学部 (右)農学教室 |
山川振作(生物学) |
け
るん 計算機の効罪 |
杉本大一郎(宇宙地球科学) |
私の履歴書 |
吉田禎吾(文化人類学) |
英 語 |
長井善見 |
フランス語 |
井村順一 |
ドイツ語 |
山本 明 |
ロシア語 |
佐藤純一 |
スペイン語 |
原 誠 |
ポルトガル語 |
池上岑夫 |
イタリア語 |
平川祐弘 |
中国語 |
伊藤敬一 |
古典語(ギリシア語・ラテン 語) | 荒井 献 |
国語辞典 |
篠原昭二 |
漢和辞典 |
丸山松幸 |
メキシコとの文化交流 ガレオン船の日本人たち/近年の日本とメキシコ 写真:昨年10月メキシコ市で留学生諸君と |
増田昭三(英語) |
増田昭三教授が、メキシコ合衆国政府からア
ギラ・アステカ勲章の叙勲を受けられた(編集部) |
|
日本の祭り 神社を拠点とする祭り/季節祭としての祭り/「通過儀礼」の 祭り/混乱する今日の祭り |
佐藤俊夫(哲学) |
美術博物館のおしらせ 移転終了六月一日から
開館 展示「レオナルド・ダ・ヴィンチの素描および手稿(複製)」 5/27 「イタリヤの美術および観光映画の会」 6/13 「わが国におけるレオナルド研究草創の頃の思い出」 6月下旬「ルネッサンス音楽の演奏会」チェンバロ |
|
――五月のガイド―― |
|
音楽会 |
岸辺成雄(歴史学) |
音楽会 |
荒木昭太郎(仏語) |
美術展・画廊 |
由良君美(英語) |
演劇 |
小宮曠三(独語) |
能・狂言・歌舞伎・文楽 |
小山弘志(国文学) |
国立国会図書館 |
菊地昌典(国際関係論) |
け るん 平均寿命の増大と老人問題 | 松島静雄(社会学) |
ス
ケッチ帖より 深川の倉庫 |
久保彰治 |
私の履歴書 |
坂口ふみ(独語) |
紀要紹介 ・外国語科研究紀要 第19巻 第2号 ・外国語科研究紀要 第19巻 第3号(フランス) ・社会科学紀要 1970・1971 ・外国語科研究紀要 第19巻 第1号(ドイツ) ・人文科学科紀要 第54号 ・教養学科紀要 第4号 |
|
美術博物館のコーディチェ・アトランティコ |
横山 正(図学) |
私の履歴書 |
森安達也(露語) |
全学一般教育ゼミナール・綜合コースについて |
関楠生(カリキュラム委員長) |
縦割りを越えるもの――文科系綜合コース | 平川祐弘(仏語) |
多彩で特色あるコース――理科系綜合コース | 小出昭一郎(物理学) |
作句演習―― 一般教育ゼミナール なさけを知る人になれる/童心をいつまでも/見つめる習慣が 身につく/心身共にスマートになる/花鳥草木のなまえが自然 に覚えられて人生が愉しくなる |
小佐田哲男(図学) |
教養学部教官専攻分野一覧 (カリキュラム委員会:発議/第五委員会:協力) 人文科学科〈哲学/心理学/教育学/歴史学/人文地理学/人類学/国文学・漢文学〉/ 外国語学科〈英語/独語/仏語/中国語/露語/古典語〉/ 社会科学科〈法学/政治学/経済学/統計学/社会学/社会思想史/国際関係論〉/ 自然科学科〈数学/物理学/化学/宇宙地球科学/生物学/図学/科学史・科学哲学〉/ 体育学科〈体育〉 |
学部紹介
(前書き:編集部) |
|
法学部――大局観と判断力を 法学部の性格/法学部の学習/法学部の教育/法学部の類制度/就職について/ 類別必修科目一覧 |
|
医学部――生命探求と治療・福祉を目標に 基礎医学/臨床医学/社会医学・保健学/卒業後の進路 |
|
工学部――人間生活を豊かにするための学問 ものを作る科学/学科のそれぞれ(土木工学/建築学/衛生工学/都市計画/機械工学/ 精密機械工学/船舶工学/航空学/電気・電子工学/応用物理学/原子力工学/ 資源開発工学/金属材料製造/金属材料物性/工化・合成/反応化学/化学工学) |
|
文学部――ロゴスへの愛 第一類/第二類/第三類/第四類/ ”文学”の精神とは/”講義”の意義/静かに迫るものの追求 |
|
理学部――自然科学の研究を志すひとびとに 自然への素直な問いかけ/基礎的な知識の体得/現在の学科と教室/ 開拓的、創造的な研究者 |
|
農学部――農業水産業の先駆けとして 農業生物学科/農芸化学科/林学科/水産学科/農業工学科/畜産獣医学科/林産学科 |
|
経済学部――経済社会の科学的分析 はしがき/学科目について(基本科目・自由科目)/演習について/ 論文制度その他について/基礎の体得を目標 |
|
薬学部――物質の側から疾病の治療・健康の維持を目ざして 薬学の分野の進展/薬学科と製薬化学科/注意力・観察力の訓練 |
|
教育学部――人間愛に基づく人間の意図的形成 教育学部の課題/学科とコース(教育学科・教育心理学科・学校教育学科・教育行政学科・ 社会教育を主とするコース・体育学健康教育学科)/卒業後の進路 |
|
基礎科学科――”応用”を意識しての基礎の学習 境界領域の開拓/二つのコース(第一コース・第二コース)/研究対象の中心/進路の多様性 |
|
教養学科――高い理想で低姿勢 広い視野/分科と履修法/学問の総合を/多彩な方向/前進の基盤には |
|
新聞研究所――新聞研究所の研究生制度について 新聞研究所とは/研究生制度/研究生になるには/おもな講義 |
|
学部長室より 交通事故/盗難 |
|
〈絵
と文〉 ユーコンの山 |
中村純二(物理学) |
〈書
評〉神品芳夫著 『リルケ研究』 |
杉浦 博(独語) |
中央アンデスの文明――古代アメリカ文化展によせて 中央アンデス古代文明の研究/フーリオ・C・テーヨの研究/ 1930年代の研究/東大アンデス調査団の成果 |
寺田和夫(人類学) |
け
るん 民主主義と銃器 |
新川健三郎(歴史学) |
私の履歴書 |
保苅瑞穂(仏語) |
進学振分け制度について まえがき/現行進学制度の基本的考え方/学科等の学生定員に ついて/学生の希望と収容数の増減/原則的問題/進学振分け の手続き/進学振分け制度の改善 |
小野 周(第二委員長) |
アジア理解、アジア研究のために 教養学部の授業から/二点をおさえること/アジア研究の出発点 |
上原淳道(歴史学) |
〈書
評〉マグダ・レヴェツ・アレクサンダー著 『塔の思想』 図版:シエナの家門塔 写真:ボッロミーニ設計のサン・ティヴォー礼拝堂 |
横山 正(図学) |
――翻訳について―― | |
翻訳の言語学的一考察 翻訳における一対一の対応/統語・文体・音韻における一対一/ 多対多の対応での大きな障害と課題 |
寺沢芳雄(英語) |
文学作品の翻訳 文学言語の働き/名訳の条件とは/文学言語の追求 |
福井芳男(仏語) |
中文日訳の宿命的な問題点 漢文訓読でない「紅楼夢」の訳/成功しながらも漢字に依存/ 根本的問題は今後の解明に 図版:「紅楼夢」(程甲本) / 「林黛玉」(改〓絵「紅楼夢図詠」) |
竹田 晃(漢文学) |
自然科学の翻訳 |
小尾信弥(宇宙地球科学) |
け
るん 多摩川温泉と北投石 |
高野穆一郎(化学) |
〈絵
と文〉 エミリア・ガロティ |
越智治雄(国文学) |
〈絵 と文〉 | 菅原 浩(生物学) |
トレーニングへの誘い 世はいかに動くべきかの時代/この一年間のすばらしい成果/ 運動の仲間に加わりませんか 写真:まず”からだ”ほぐしから(46年5月) |
黒田善雄(体育学科) |
私の履歴書 |
岸谷敞子(独語) |
紀元二千年の日本 厳しいしつけの中年ぶとりの両親/静かに衰え はじめる日本経済 |
衛藤藩吉(国際関係論) |
ソビエトの三冊の本 パステルナークの『わが妹人生――1971年』 ソルジェニーツィンの『1914年8月』 アマルリークの『気に染まぬシベリア行き』 |
川端香男里(露語) |
訃報 浅野太郎(図学・講師) |
|
美術博物館のおしらせ 9月の展示「東洋の古
代美術」 |
|
韓国近代文学における作家と社会――李光洙の場合 近くて遠い国/李光洙の生れた頃/日本への留学/ 韓国へ帰って/李光洙の啓蒙主義の悲劇/ 「無情の意義」/脱政治思想と変節 |
鄭明煥(ソウル大学) (西義之:要約責任) |
け
るん 受験勉強の後遺症 |
水原泰介(心理学) |
一般教育カリキュラムの変遷と現状 新制大学の発足から臨時カリキュラム改定まで/ 臨時カリキュラム改定の実施/理科生の自然科学 カリキュラム/第三学期のカリキュラムの意義/ 理科第二学期カリキュラムの「過密」問題について /カリキュラム改定について思うこと |
磯晃二郎 (臨時カリキュラム実施委員会副委員長) |
私の履歴書 |
広部達也(図学) |
〈紹介〉 プリンストン高等研究所 研究所の構成と教授陣/歴史部門の学者たち/ 自由の醍醐味を味わう |
伊東俊太郎(科学史) |
先進国の諸問題 |
村上泰亮(統計学) |
レーブさんとパンルヴェ全集 |
斎藤利彌(数学) |
〈ス
ケッチ帖より〉 さお継ぎ |
小野健一(物理学) |
〈座
談会〉 司馬遼太郎著 『坂の上の雲』を読んで 明治日本の国民史/ アカデミズムへの挑戦/ 血縁の共感/ 司馬氏の好き嫌い/ 読物としての面白さ/ 本来あるべき歴史/ さまざまなアプローチ |
鳥海 靖(歴史学) 芳賀 徹(フランス語) 木村尚三郎(歴史学) 井上 忠(哲学) 司会:平川祐弘(フランス語) |
け
るん 語学と政治 |
栗原成郎(露語) |
下田蓮台寺連吟 (徹-文彦-和則-S.H.-K.K.-祐弘-昭太郎-順一) |
フランス語科教官 |
〈書
評〉寺田透著 『考える眼』――絵画への愛と省察 写真:ゴヤ「裸体のマハ」 |
阿部良雄(仏語) |
私の履歴書 |
中村健二(英語) |
ネオテニー neoteny 図版:アンブリストーマ(上:成体 下:幼生) |
毛利秀雄(生物学) |
美術博物館のおしらせ 映画「フランスの教
会」 |
韓国の旅 写真:戒厳令下のソウル街頭 |
小堀桂一郎(独語) |
アメリカ見聞――選挙と青年 |
平野健一郎(国際関係論) |
お知らせ 杉山好主催「クリスマス音楽会」 |
|
編集室より 今期の第五委員〈渡辺正雄・委員
長・科学史・科学哲学/由良君美・英語/ 山田晃弘・生物学/加藤正昭・物理学/篠原昭二・国文学/平川祐弘・フランス語/ 坂口ふみ・ドイツ語/川端香男里・ロシア語/杉原克己・経済学〉 |
|
〈座
談会〉 教養学部における理科教育の諸問題 過密・志望・採点/ 文科と理科の開き/理二学期の過密/ 数学教育の問題/採点と振り分け/もし振り分けを止めたら/ 文科生の理科とは/ 基礎教育として/点のつけ方/ 空間思考が弱い/ 選択必修の難点/何とかならないか過密/ 新しい総合にむかって/今は根元的蓄積の時/ 振り分けと流行(時間割の例)/改革の一環として |
小野健一(物理) 杉浦光夫(数学) 田辺 裕(人文地理学) 山田晃弘(生物) 吉岡甲子郎(化学) 司会: 由良君美(英語) |
第23回 駒場祭をかえりみる |
第六委員会 |
辞書の一効用 |
冨永明夫(仏語) |
教養学部教官組織および各種委員会の機構 |
ドイツと――ドイツの劇場と ドイツ人/日本のイメージ/日本文学のゼミナール/ ドイツの劇場/心に残る舞台と人 図版:「薔薇の騎士」のオクタヴィアン/「コシ・ファン・トゥッテ」の デスピーナ/「マイスタージンガー」のベックメッサー (筆者) |
越智治雄(国語) |
け
るん スキーと私 |
伊藤敬一(中国語) |
私の履歴書 |
岩本振武(化学) |
〈特集〉――飛行の夢 落下の夢―― 図版:「イカルスとダイダロス」マリー・ブリオ版画 フランス17世紀 「飛行するアレキサンドロス」ハンス・シェフェライン版画 15世紀 |
|
ヨナ=イカルス |
編集部(文責KY) |
「深く、遠く、だが……」 |
濱田隆士(宇宙地球科学) |
その夢と現実 |
渡辺正雄(科学史) |
梅棹エリオ著 『熱気球イカロス5号』 |
岩本文明(物理) |
――早春惜別――停年教授を送る―― |
|
指折り数えれば |
藤
村 宏(ドイツ語) |
藤村先生のこと |
神品芳夫(ドイツ語) |
退官の辞 |
木
村陽二郎(生物学) |
木村陽二郎先生をお送りするにあたって | 磯谷 遥(生物学) |
後髪を引かれて――最後の明治者/私のりれき書/芸術科のこと |
岸
邉成雄(ドイツ語) |
岸辺先生を送る |
小宮曠三(ドイツ語) |
駒場を去る日近く |
秀 村欣二(歴史学) |
秀村先生を送る言葉 |
木村尚三郎(歴史学) |
〈駒
場の歴史・3〉 駒場の一高 |
菊池栄一(名誉教授) |
聞くもの・見るもの――この昨今―― |
(ゆ) |
〈書
評〉阿部良雄著 『西欧との対話』 |
戸田 基(英語) |
――私のすすめるもの―― |
|
自然と接触を |
中村純二(物理) |
提案三つ 広く速く読むこと/外国語を勉強すること/ 書く習慣を身につけること |
野上茂吉郎(物理) |
身につくスポーツを |
小松原茂雄(英語) |
酒とロシヤ語 |
米川哲夫(ロシヤ語) |
壁テニスのすすめ 図版:壁テニスの練習法(実線ははねかえって来たボールのコース/ 点線は打球のコース/大文字は打点) |
渡辺 融(体育) |
釣りのすすめ |
稲岡耕二(国語) |
こけし |
河辺 宏(人文地理学) |
巧言令色のすすめ |
吉島 茂(ドイツ語) |
ソウルの国立博物館 |
平川祐弘(フランス語) |
――早春惜別――停年教授を送る―― | |
二十余年を顧みて |
羽
柴正市(英語) |
羽柴先生を送る |
本間長世(英語) |
駒場の雰囲気 |
菅
原 浩(生物学) |
菅原浩先生を送る | 山川振作(生物学) |
停年退官の辞 |
山
﨑正一(哲学) |
山﨑正一先生を送る辞 | 末木剛博(哲学) |
レコード雑感 写真:ジネット・ヌヴー |
石井不二雄(ドイツ語) |
――私のすすめるもの―― | |
辞書を読む |
福井芳男(フランス語) |
麻雀放浪記 |
公文俊平(経済学) |
お知らせ 壁塗り替え(第二・第五・第七本
館) |
教養学部 |
〈座
談会〉 社会科学の接近方法をめぐって なぜ社会科学を専攻したか/ 社会科学の基礎求めて/ 古い研究方法と新しい研究方法/ 実学派と美学派/ ベトナム和平の政治学/ 現代思想の新潮流/ 西洋的・東洋的/ 社会科学の将来の可能性/ 駒場の社会科学 |
城塚 登(社会思想史) 佐藤誠三郎(政治学) 杉浦克己(経済学) 司会: 内田忠夫(経済学) |
深雪讃歌 写真:苗場スキー場 水野撮影 |
水野忠和(体育) |
編集室より 編集事務の奈良公子さんが退職
(2年間勤務)し、渡辺真知子さんへ |