教養学部報バックナンバー1980.4~1981.2〈258~266〉の紹介

   ●258号+号外――1980.4.14(昭和55年)
   ●259号――1980.5.14
   ●260号――1980.6.16
   ●261号――1980.7.5
   ●262号――1980.9.10
   ●263号――1980.11.5
   ●264号――1980.12.3
   ●265号――1981.1.20(昭和56年)
   ●266号――1981.2.1


●258号+号外――1980.4.14 (昭和55年)

宗教内戦の復活――ホッブズ死後三百年に当って
 宗教内戦の中で/ホッブズ解釈の問題/ホッブズの
 人間論
/ホッブズと現代

長尾龍一(法学)
私が大学にはいった頃
向坊 隆(総長)
花束に思う
野村タチヤーナ(元外国人教師)
 (訳:島田陽)
駒場の学生生活と私
磯田 浩(学部長)
地学実習について
宇宙地球科学教室
写 真:鍾 中国漢代 華南出土 (美術博物館蔵)
コーナー・ストーン 草野さんあとの学部報事 務の馬場詔子さん去る
駒場の小さな想い出
 記念樹/閻魔帳の神秘/採点と先生/
 番付コンパと追試験/鬼の教務課

鈴木光蔵(元事務官)
け るん  世の中には東大生ばかりがいるのでは
ないという当りまえの話
小林善彦(フランス語)
教養学部の運営組織について 教官組織および 各種委員会/事務部紹介
〈書 評〉佐伯彰一著 『物語芸術論――谷崎・芥川・三島
越智治雄(国文学)
〈書 評〉坂井秀寿著 『日本語の文法と論理
 ――精密な研究と大胆な提言
斎藤正彦(数学)
〈書 評〉伊東俊太郎・弥永昌吉・佐藤徹 著
 『ギリシャの 数学
杉浦光夫(数学)

号外〈辞典案内〉

 英 語
 長井善見
 フランス語  支倉崇晴
 ドイツ語
 三城満禧
 ロシア語
 佐藤純一
 スペイン語  原  誠  
 ポルトガル語  池上岑夫
 イタリア語
 平川祐弘
 中 国 語  伝田  章
 古典語(ギリシア語・ラテン 語)   水谷智洋
 国語辞典
 延広真治
 漢和辞典
 丸山松幸

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●259号――1959.5.14

英国の教育における革新と実験
ニコラス・R・ウイリアムズ(外国人教師)
 (訳:山中桂一)
一号時代の木下杢太郎
 試験の悩み/好きな学科/一つの悩み
新田義之(ドイツ語)
〈座 談会〉駒場キャンパスをデザインする
 駒場の現状 / 醜悪なる寮 / 一研の寒さ
 屋上開放の問題点 / アドベンチャー・コマバ
 キャンパスに未来はあるか / 問題の第二
 本館 / 高層化? / 事務部局をどうする
 か? / ふたたび梅林
臼庭昌治(事務長)
芳賀 徹(フランス語)
広部達也(図学・マスタープラン委員会)
鳥海 靖(歴史)

学部報委員会:司会
私の履歴書
白石 隆(国際関係論)
前田護郎先生を悼む
嘉治元郎(経済学)
日本型社会の特性
 村上泰亮・公文俊平・佐藤誠三郎
 『文明としてのイエ社会』を読んで
 
木村尚三郎(歴史)
画像  傳:中国・漢時代 (美術博物館蔵)
コーナーストーン 編集事務後任見つからず

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●260号――1980.6.16

〈いま”駒場”が取り組んでいるビッグ・プロジェクト〉
 学際的共同研究としての「文化摩擦」
  文化摩擦研究の必要性/特定研究「文化摩擦」の
  経緯/成果と課題

平野健一郎(国際関係論)
〈いま”駒場”が取り組んでいるビッグ・プロジェクト〉
 レーザー光で分子の世界をさぐる
  何を研究するのか?/どのように実験するのか?/
  どんな夢があるか?

土屋荘次(化学)
駒場の留学生たち
加納孝代
(比較文学・比較文化)
私の履歴書
和達三樹(物理)
ボーフムでの小さな発見 写真:ボーフム大学 青柳晃一(英語)
映画”Die Ehe der Maria Braun”小論
  写真:ハンナ・シグラ
Sebastian Loebner(外国人講師)
 (訳:吉島茂)
川原慶賀――還らざりし画家 
 写真:川原慶賀『長崎歳時記』のうち「七夕」、
 紙本著色、30.5×40.0センチ
 
延広真治(国文学)
〈書 評〉シンポジウム記録 『西欧の正義・日本の正義
松本道介(ドイツ語・非常勤)
〈書 評〉大森荘蔵著 『「心=身」の問題
  ――問題のこころみ
坂井秀壽(哲学)
〈書 評〉R・コウエン著/濱田隆士 訳
 『生命の歴史――進化のドラマ33億年
大関和雄(生物)
第13回 パイプオルガン演奏会
コーナーストーン 

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●261号――1980.7.5

〈キャンパスの自然を考える〉駒場動物誌
木村武二(生物)
〈キャンパスの自然を考える〉大切にしたい植物環境
  (写真:クサギ/ホテイアオイ、執筆者撮影)
加藤博之(生物)
デュ シャン「大ガラス」完成記念展 (美術博物館)
ドイツ語が話せると日本人失格になりますか?
グンヒルト・ニッゲシュティヒ(外国人教師)
 (訳:高辻知義)
け るん インドネシアの政治マンガ
      図版:ワヤンの道化ペトルック/
          ジョン・ヒダヤットの三コママンガ

白石 隆(国際関係論)
〈真夏の夜と昼のたのしみ〉絵画
阿部良雄(フランス語)
〈真夏の夜と昼のたのしみ〉登山
中村純二(物理)
〈真夏の夜と昼のたのしみ〉
 映画から遠ざかるためのクイズを提案する
蓮實重彦(フランス語)
〈真夏の夜と昼のたのしみ〉推理小説
大林太良(人類学)
〈真夏の夜と昼のたのしみ〉反骨の語学
山中桂一(英語)
〈真夏の夜と昼のたのしみ〉山村暮らし
広田公一(体育)
〈真夏の夜と昼のたのしみ〉博物館
田辺美江(美術博物館)
私の履歴書
小川晴久(漢文学)
〈書 評〉金素雲著 『近く遥かな国から
伊藤亞人(文化人類学)
私の履歴書
山影 進(国際関係論)
駒場二十九年の回想
藤井偕子(教養学科図書室)
私の履歴書
米谷民明(物理)
学生サークル室からの騒音公害に悩んでいます
写 真:中国 殷時代 (美術博物館蔵)
コーナーストーン

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●262号――1980.9.10

〈世界の学問・日本の研究〉
 歴史学の課題――ブカレスト国際会議便り
      写真:アテネ・ロマン(大会会場の一つ)

西川正雄(歴史学)
〈世界の学問・日本の研究〉
 物理学の達成――わが研究室の伝統
藤本文範(物理学)
マスタープラン委への提言 学内騒音対策に関 して
R・Ⅰ生・投稿
ヴァーグナー祝祭劇を観る
 (写真:ヴァーグナー楽劇『ジートフリート』第二幕)
高辻知義(ドイツ語)
遠き海より流れくるもの――冷夏の夢と現実
 ネズミの筏/飢餓の巡礼/冷夏の白昼夢/
 国際地理学会議の役割

西川 治(人文地理学)
私の履歴書
佐々木力(科学史)
〈書 評〉上原淳道著作選
 『政治の変動期における学者の生き方
弓削 達(歴史学)
〈書 評〉村上陽一郎著 『日本人と近代科学
道家達将(科学史)
父のこと・私のこと
  図版:ボナール作『傘を持つ婦人』1895年
J・ジャンムージャン・グッド(外国人教師)
(訳:長尾真由美)
進学志望集計表

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●263号――1980.11.5

古代ブルガリア研究の旅  写真:黒海 カリアクラ岬付近
森安達也(ロシア語)
日本の若き友へ 文化の交流・友誼の発展
詹伯慧(外国人教師)
(訳:若林正丈)
〈座 談会〉コンピューターは学問や生活を変えるか
 コンピュータの現状 / 大型と小型 / 流体工学と
 コンピューター
 / 宇宙物理学の場合 / まず
 プログラミング
 / 計量経済学の場合 / 国際関 係
 論の場合
 / だれがプログラミング化するか? /
 計算機で何が分ったか? / 実際に有効だったか?
 社会科学で計算機は有効か? / 天気予報の問題
 シェークスピアと計算機/ 医療とコンピューター  /
 コンピューターの限界 / 文科的人間と計算機 /  
 ベトナム戦争と計算機
         図版:パウル・クレー画/ドイツ・ツァイト紙より


藤井保憲(物理学)
清水留三郎(数学)
永野三郎(図学)
杉本大一郎(宇宙地球科学)
広松 毅(統計学)
山影 進(国際関係論)
私の履歴書
小牧研一郎(物理学)
昭和五十四年度の工場の概要について
  図版:図書館書庫平面図
臼庭昌治(事務部長)
〈書 評〉井上忠著 『哲学の現場』――アリ ストテレスよ語れ
廣松 渉(哲学)
私の履歴書
工藤 章(経済学)
読書メモより
 『小池辰雄著作集
 『外から見た日本――明治維新と南北戦争』 佐伯彰 一
 『ケルゼンの周辺』 長尾龍一
 『ベルンシュタイン』 ピーター・ゲイ著/長尾克子 訳
訃報   滝沢安之助教授(ドイツ語) /  竹腰重丸教授(体育)
今期の第五委員〈西義之・委員長・ドイツ語/ 長崎暢子・歴史学/越智治雄・国文学/
 山中桂一・英語/保苅瑞穂・フランス語/佐藤純一・ロシア語/藤本文範・物理学/
 藤井保憲・物理学/伊東俊太郎・科学史/青山昌二・体育〉/
 コーナーストーン(編集に7月号から長尾真由美さん)

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●264号――1980.12.3

中国のなかの英米文学 北京での対話
  写真:北京・天壇にて
佐伯彰一(英語)
中国のなかのフランス文学
 バルザック、スタンダール、サルトル、カミュなど
 写真:北京・バス内にて

滝田文彦(フランス語)
大統領選下のアメリカみてあるき
公文俊平(国際関係論)
バスー博士のこと
長崎暢子(歴史学)
新・学部報事情
安物の幸福
ウィリアム・ゲイター(外国人教師)
(訳:山中桂一)
け るん  憲法論争私見
平川祐弘(フランス語・比較文学)
私の履歴書
広瀬久和(法学)
 写 真:ゴヤ作「理性が眠れば怪物たちが生まれる」1793-96年
新刊紹介  『無限と有限』竹内啓 編/『東大公開講座31 時間
〈書 評〉福井芳男他十名共著 『フランス文学講座――詩
川本皓嗣(英語)
〈書 評〉ノースロップ・フライ著/海老根宏・中村健二・
 出渕博・山内久 明 訳 『批判の解剖
麻生 建(ドイツ語)
〈書 評〉 I・ラカトシュ著/ウォラル/ザハール 編 /
 佐々木力 訳 『数学的発見の論理』――証明と論駁
山崎圭次郎(数学)

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●265号――1981.1.20 (昭和56年)

生命科学の革命――今年のノーベル賞に触れつつ
 第一の革命 / 第二の革命 /
 遺伝子工学の急速な発展


磯 晃二郎(化学)
ポーランドの秋
 写真:ワルシャワの新旧シンボル――弾痕をとどめな
  がらも復旧された人魚女神像(旧市街)/
  第二次大戦記念像

岩本振武(化学)
〈早春惜別〉「サヨナラ」ダケガ人生ダ 山 下 肇(ドイツ語)
〈定年教官を送る〉山下教授を送る 前田和美(ドイツ語)
〈早春惜別〉感謝の辞 日 高八郎(英語)
〈定年教官を送る〉日高先生を送る 戸田 基(英語)
第15回 900番教室パイプオルガン演奏会
〈早春惜別〉父親に 大 関和雄(生物学)
〈定年教官を送る〉大関先生を送る 伊藤 薫(生物学)
〈早春惜別〉古きよき 駒場の思い出 河 原忠彦(ドイツ語)
〈定年教官を送る〉河原先生への手紙 杉浦 博(ドイツ語)
私の履歴書
大野公一(化学)
〈書 評〉U・エーコ著/池上嘉彦 訳 『記号論 二巻
福井芳男(フランス語)
第六委雑感
青柳晃一(英語)
日本の学生
ロイ・ケネス・フォワード(外国人教師)
(訳:白石隆)
美術 博物館講演会のお知らせ 「浮世絵師春信の世界」
コーナー・ストーン

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●266号――1981.2.10

教科書の中の日本とアメリカ 
 社会科教科書の共同研究/公平な日米関係の叙述/
 アンダー・ドッグ


鳥海 靖(歴史学)
〈辞書との対話〉現代和独辞典
大森荘蔵(科学史・科学哲学)
〈辞書との対話〉詳解アラビア語-日本語辞典 伊東俊太郎(科学史)
〈早春惜別〉わかれ
小 山弘志(国文学)
〈定年教官を送る〉知を越えた工夫――小山先生を送る
稲岡耕二(国文学)
〈早春惜別〉私の三〇年 湊  秀雄
 (地学・宇宙地球科学教室)
〈定年教官を送る〉ただ一つ 濱田隆士(宇宙地球科学)
随想 ヘビその後
青山昌二(体育)
〈早春惜別〉さらば駒場の丘よ 佐 藤俊夫(哲学)
〈定年教官を送る〉佐藤先生を送る 井上 忠(哲学)
〈早春惜別〉退職するにあたって 磯 谷 遙(生物学)
〈定年教官を送る〉磯谷先生を送る――茫洋として濶達なる禅僧 林 俊郎(生物学)
私の履歴書
川喜田正夫(生体協関学)
訃報 小野沢精一先生(国・漢文学)
〈辞書との対話〉新英和大辞典 下村誠二(英語)
〈辞書との対話〉漢和大辞典 小川晴久(漢文学)
駒場三十五年のあれこれ ―― その1 臼庭昌治(事務部長)
臼庭事務部長を送る 寺田和夫(人類学)

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(縮刷版五収録)