HOME総合情報教育プログラム教養学部 後期課程教養学科超域文化科学分科言語態・テクスト文化論

最終更新日:2013.04.19

教養学科・超域文化科学分科

超域文化科学分科地域文化研究分科総合社会科学分科

言語態・テクスト文化論コース

二十世紀は人文科学のあらゆる分野で「言語論的転回」と呼びうるような変化が生じた世紀であった。これは、文化と社会の分析にとって言語の問題がどれほど重要かが強く意識されるようになったことを示している。

本コースの狙いは、第一に、言語を文化の根幹をなすものとしてとらえ、文化間で恒常的に生じている横断や交錯の存在をつねに念頭におきながら、その現れの多様な様態(すなわち言語態)の分析を行うことであり、第二に、そうした分析を実りあるものとするために、これまで一般に「批評理論」と呼ばれてきた言説分析のための理論の学習を集中的に行い、その実践的なトレーニングをカリキュラムの中心とすることにある。

「批評理論」は主として「文学作品」をどのように読むかという問題を軸にして展開されてきたが、それは「文学」が人間の言語的構築物のなかでもっとも複雑で、もっとも豊かなものの一つだからである。そこで得られた知見は当然、「文学」を越えて拡張されうる。しかも、今日では、批評理論それ自体がもはや文学や思想の分析のための理論にとどまらず、他の文化的言説、社会的、政治的、さらには経済的な言説をも視野に含む(言い換えればそれらの言説を垣根を取り払って交差させる)ものとなっている。言葉が生み出され、流通し、文化や社会を構成していく際に媒体(メディア)として働く「技術」の役割を重視する、メディア論的視点もまた、その不可欠の要素である。以上をまとめるならば、本コースの特色は以下のようになるだろう。

  • 批評理論の系統的な学習
 
  • 翻訳論(文化横断性の理論と実践として)の学習

  • 新たな視点からの文学研究
  • 文学的思想的言説にとどまらない多様な言説の分析
  • メディア研究への広がり

  • 複数の言語での読解能力と発信能力、さらには教授能力の養成 
 なお、卒業後の進路については、大学院(言語情報科学専攻)に進んでさらに研究を深める、あるいは出版、報道機関等のマスメディア、広告、国際交流関係、官公庁、教職をはじめとした、多様な職種への就職が考えられる。
     

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【コース】
| 文化人類学 | 表象文化論 | 比較文学比較芸術 | 現代思想 | 学際日本文化論 |
| 学際言語科学 | 言語態・テクスト文化論 |

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