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最終更新日:2012.10.05

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人文科学・人間科学関係

| 歴史学 | 国文・漢文学 | 文化人類学 | 哲学・科学史 | 心理・教育学 |
| 人文地理学 |
 

歴史学

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1897年の大英帝国:植民地と自治領
歴史学というと、遠い過去の時代を対象にした、わたしたちの生活とは無縁なものに思われがちですが、歴史を学ぶことは現在を時間の中で問い直すことであり、 わたしたちがどこから来てどこに向かおうとしているかを考えるヒントを探ることでもあります。人々は同じ時代にありながらもなぜこれほどにも違っているのか、逆に異なる時代にありながらもなぜ似たようなことが起こりえたのか、過去はわたしたちの想像以上に多様性に満ち、過去の中に埋もれて見えなくなっていることの中に、学ぶべきこと、発見しうることはたくさんあります。前期課程では高校までの日本史や世界史の基礎知識を踏まえて、さらに古代から現代に至る 様々な時代の社会について、注目すべき事件や出来事、人々の出会いや衝突、物の動きや技術の発展など、人と人とが結び合う形とその関係の変化を包括的に学んでいきます。

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教養学部
歴史学部会編
『史料学入門』
(岩波新書)
具体的には、文系を対象とする「基礎科目」に歴史I・歴史II(人文科学)及び史料論(方法基礎・文III対象)があり、文系・理系の両方を対象とする 「総合科目」として「近現代史I」「近現代史II」「歴史と文化」「比較地域史」「世界史論」「歴史世界論」「民俗文化論」があります。対象地域は、日本 や欧米はもとより、東アジアや東南アジア、南アジア、ロシア・中東・バルカンなど広い範囲にわたり、歴史学の専門研究者が、履修生のみなさんを過去への旅 へと誘い、何よりも史料に即して考える歴史学のおもしろさを伝えていきます。詳しくは歴史学部会ホームページicon_window.gif をご覧下さい。

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国文・漢文学

私たちの部会名は「国文・漢文学」となっています。「国文、漢文」はそれぞれ別の学科のようにも思えますが、日本文学・日本語は漢文学・漢字の影響を受けるばかりか、それを積極的に取り入れて今日の文学や言語を作って来ました。そのことを自覚的に総合する意味で、部会名を「国文・漢文学」としています。当然、万葉集・古事記のような千数百年前の古典、『源氏物語』のような中古作品、中世の説話や能・狂言、近世や近代の小説や劇、また日本語そのもの等、さらには中国の古典漢文や日本の漢学など高校の「国語」「漢文」で学習してきたようなすべてのジャンルに渡って、私たちの部会は専門家を用意しています。興味のある事柄なら何でも、「国文・漢文学」にぶつけてみて下さい。部会が関わる授業には、「日本文化論」「日本語日本文学I(理科生)」「日本語日本文学II」「日本思想史」 「古典日本語」「東洋古典学」「ことばと文学 I~Ⅳ」などいろいろな名前が付いていますが、具体的な題目や概要など、シラバスをよく見てみましょう。そこにはきっとあなたの興味を引くフィールドが広がっているはずです。



 

文化人類学

「文化人類学」は、地球上のさまざまな社会における文化的実践を、参与観察などの方法による緻密なフィールドワークに基盤を置きつつ研究してきました。そ の研究対象は、伝統的社会、部族社会から、現代社会の多くの問題にまで野心的に拡大されてきています。研究対象の場を生きる人々の内側にも接近しつつ、同時に人々の実践を外側から眺め、それを他のケースと比較対照し、また高度に理論的な視点から考察する、そういった複眼的な分析・考察の手法が、文化人類学 の特徴です。文化人類学部会のスタッフは、この学問が二十世紀に蓄積した人類社会についての豊富な情報を踏まえつつ、グローバル化、先端的科学技術、イン ターネット、視聴覚メディア等により急速に変化しつつある人間社会の「現在」の対象に取り組み、この学問の未来を切り開きつつあります。




 

哲学・科学史

現在、私たちが直面する現象や問題の多くは、たんに1つの観点からだけではなく、多くの観点からの統合的な把握を必要とします。哲学はものごとをその根源 から包括的に捉え、善き生を可能にしようとするものです。現在の諸問題に対処するためには、特定の専門的知識・技能だけではなく、事物を統合的に把握する一般的な知能が必要です。本部会では、そのような一般的・統合的な知能の基礎となる科目を提供しています。具体的には、哲学、倫理、記号論理学、思想史、科学史、科学技術論に属する諸科目であり、典型的な哲学と倫理だけではなく、科学に関する歴史と哲学の授業も提供しています。前期課程の学生の皆さんに は、これらの科目を受講して、細分化・断片化する世界の趨勢に抗して事物を深く全体的に捉える力を養っていただきたいと思います。



 

心理・教育学

私たちの心と行動は、どのような仕組みで機能しているのでしょうか。私たちの心の特徴は、どのような進化の結果形成されたのでしょうか。心は科学研究の最後のフロンティアであると言われています。そこで中心となっているのが、心理学の研究です。当部会に所属する教員は、伝統的な心理学に基礎を置きながらも、脳と心の進化と適応を常に意識して研究教育に臨んでいます。視覚や聴覚などの感覚から脳神経、動物の生態、臨床などさまざまな分野を専門とする教員どうしが刺激し合い、新しい人間学を構築しようとしているのです。こうした最新研究の成果を講義に生かしているのが、当部会の特徴です。当部会では、基礎科目として心理I(心理学の基礎講義)を、総合科目として「現代教育論」、「人間行動基礎論」、「認知神経科学」、「適応行動論」などを開講しています。当 部会の講義を受講して、心について考える手がかりにして下さい。



 

人文地理学

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GISによる地域分析の例
(首都圏の高齢化率の推計:2030年)
人文地理学部会は,その名称からもわかるように,人文地理学を主体として前期課程教育にあたっている組織で、総合科目D(人間・環境系)や方法基礎を担当し ています。総合科目Dでは、文科系と理科系の境界領域をカバーすることを意図していますが、人文地理学部会では,もともと分野を細分しないで総合的に人間 社会と環境との関係を扱ってきた地理学の伝統を活かし、「人間生態学」「地域生態学」「社会環境論」などの科目を開講しています。

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フィールドワーク風景
(「データ分析」:
井の頭公園での高度測定)
また、「地域生態学」の一部や方法基礎「データ分析」では、現実の地域を詳細に観察・分析するフィールドワークを取り入れています。その様子は,このページ にリンクされている人文地理学教室のサイトで見ることができます。人文地理学部会の上には、後期課程広域科学科人文地理分科や大学院広域システム科学系があり、前期課程教育も手伝ってくれていますので、前期課程の皆さんと交流する機会も多くあります。

 

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