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最終更新日:2014.05.29

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自然科学関係

| 物理 | 化学 | 生物 | 情報・図形 | 宇宙・地球 | スポーツ・身体運動 |
| 数学 |
 

物理

物理部会は駒場における前期課程の物理教育を担当している。
物理学は自然科学の根幹をなす学問である。
自然の理を極めようとする基礎科学としては勿論、電子機器、通信システムをはじめ現代のあらゆる科学技術は物理学の礎の上に築かれている。また、物理学はエネルギーや環境問題をはじめ極めて広範な社会問題にも客観的な知見を与える学問である。

物理部会では、物理を専門としない学生に対しても将来自然科学のあらゆる分野で拠り所となる基礎知識、また社会問題を考える際にも役立つ物理的な思考法を提示する事が教養学部のリベラルアーツ教育に資するという理念のもと、物理の講義(全学自由ゼミ、全学体験ゼミを含む)および基礎物理実験を担当している。具体的には、基礎科目として力学、熱力学(夏学期)、電磁気学(冬学期)を、また総合科目として、振動波動論(冬学期)、相対論、量子論、統計物理学、解析力学、現代物理学、物理科学I、物理科学IIといった幅広い内容の講義を開講している。

物理部会構成員は前期課程以外にも後期課程と大学院を担当する研究者の集団でもある。講義や討論など、教員との交流を通して研究の最前線の息吹をも感じることができるであろう。

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化学

化学部会は、前期課程の化学系科目の開講に責任をもつ教員組織(教授11名、准教授6名、助教11名)で、以下の11科目を担当しています。理科生全員を対象とした基礎科目「構造化学」、「物性化学」、「基礎化学実験」。理2・3生向けの基礎科目「化学熱力学A」、「化学熱力学B」。文理全員を対象とした総合科目(E)「基礎現代化学」、「反応化学」、「化学平衡と反応速度」、「環境物質化学」。文科生向けの総合科目(E)「物質化学I(文科生)」、「物質化学II(文科生)」。学内の他部局(理、工、薬、農学部、物性研究所、生産技術研究所、先端科学技術センター)および、少数ながら他大学の教員にも、非常勤講師として授業をお願いしています。



 

生物

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下垂体前葉の成長ホルモン産生細胞
(成長ホルモン顆粒(緑)と核(赤)を
観察したもの)
「21世紀は生命科学の世紀」といわれます。現にノーベル化学賞は、21世紀に入って2回に1回は生命科学に関するテーマでの受賞が相次ぎ、ノーベル生理学・医学賞との境界がなくなりつつあります。現代の生命科学は、遺伝物質DNA-タンパク質など生体分子のミクロな世界から細胞や個体を経て、生物群集-生態系など地球レベルのマクロな世界に至るまで、幅広い階層的なスペクトルをもっています。高校までの「生物」は暗記物の印象があるかもしれませんが、大学の生命科学は全然違います。上下の階層のデータや理論を統合して、生命現象の理解を深めて行くダイナミックな科学です。その知見は、食料、医療、環境などの21世紀の諸問題に取り組むための基盤となるものです。

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小笠原の森林
教養学部前期課程「生物部会」(教授・准教授・助教で合計22名、非常勤講師14名)では、このような視点で以下の科目を開講しています。

基礎科目 「基礎生命科学実験」(理科II・III類)、「生命科学」(理科I類)、「生命科学I・II」(理科II・III類)「人間総合科学」(理科III類)
総合科目 「動物科学」、「植物科学」、「現代生命科学」(文系)、「分子生命科学」(文系)、「生命科学実験」(理科I類)、「細胞生命科学」、「生態学」、「進化学」、「実験生命科学」、「野外生物学」
主題科目 ユニークな授業がいくつか出ています(詳細は「科目紹介・時間割表」を参照)。

ぜひ、授業中に積極的に質問して下さい。それが授業を活性化し、深い理解につながるのです。

 

情報・図形

情報・図形科学部会では、学生が幅広い情報リテラシーを身につけると同時に、画像(イメージ)を通じて世界を理解し、コミュニケートし、創造する能力を身につけることを目的に、「情報」および情報表現としての「図像」の教育として以下の授業を担当している。情報(必修)、情報科学、プログラム構成論、情報科学概論、情報システム利用入門、図形科学Ⅰ、Ⅱ、図形科学演習Ⅰ、Ⅱ、図形科学(文科生)、科学技術社会論、システム論。  

これらの科目は、文科理科を問わず、すべての前期課程の学生が現代を生きぬくための情報リテラシーを提供するとともに、主に工学部および理学部に進学する学生に対する要望科目としての役割を果たしている。また、以上の情報・画像の重視は,いずれも20世紀後半における知的パラダイムの「図像的転換」(対象を言語,数式に切り分ける分析的方法から画像(イメージ)の全体性を損なうことなく、その特性を明らかにする学への転換)を反映している。

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宇宙・地球

宇宙地球部会で実施している講義や実習は、自然の中でも宇宙と地球を対象にしたものである。それらの授業では様々な自然科学の分野を基礎として宇宙や地球というマクロなシステムを全体として理解しようとする総合科学を教える。

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アリゾナ、隕石クレーターへの見学旅行
具体的な授業としては、宇宙科学I・II、惑星地球科学I・II、宇宙科学実習I・II、および惑星地球科学実習がある。また全学自由ゼミナールも半定期的に開講している。宇宙や地球を書籍やインターネットで知識の集積として知ることだけで終わらないように、天文台の見学や東京近郊での地球科学のフィールドワーク、さらにアメリカ西部(グランド・キャニオンほか)の見学旅行を行っている。

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赤外線天文衛星「あかり」が検出した
約130万天体にも及ぶ赤外線で輝く
天体の天球上の分布
大学では与えられる知識の暗記だけが重要ではなく、自分から進んで調べ、考え、まとめるといった能力を身につけることが肝要である。そのために、たとえば、地球科学では、都城秋穂著「科学革命とは何か」(岩波書店、1998)、宇宙関係では K.C. Wali "Chandra:The Biography of S. Chandrasekhar" (The University of Chicago Press, 1991) などに挑戦してほしい。優れた研究者の苦労や考え方が理解できるであろう。

なお、宇宙地球部会独自のホームページは下記HPにあるので、授業だけでなく、どのような研究がなされているかも知ることができる。このホームページでは学生諸氏の授業評価アンケート結果もすべて公表しているので、授業を受ける際の参考にしてほしい。

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スポーツ・身体運動

1年生の必修授業である「身体運動・健康科学実習」、主として2年生対象の選択実技授業である「スポーツ・身体運動実習」、総合科目の講義「身体運動科学」、「身体生命科学」、「健康スポーツ医学」、「身体運動メカニクス」、「スポーツサイエンス」を担当している。身体運動・健康科学実習は必修で、基本的にはクラス指定された曜限で履修する。スポーツ種目の実技だけでなく、運動を科学的に理解する共通授業なども行われ、運動の重要性を学習する。スポーツ・身体運動実習は、基本的にはスポーツ種目の実技授業だが、種目は1年次よりも多く設定されている。研究では身体運動科学研究室という名称で、運動生理学、バイオメカニクス、スポーツ医学関係を中心に多くの研究をしている。研究室HPは(http://idaten.c.u-tokyo.ac.jpicon_window.gif)で、前期課程教育に関する内容から研究内容まで見ることができる。

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数学

数学というと、教科書にある定理や公式を知識として丸暗記し、それを使って計算して問題の答えを出す機械的な作業だ、という印象を持つかもしれません。しかしそれは大きなあやまりです。数学で本当に大切なのは、定理や公式の「意味」を考え、その背後に潜む「原理」や「真理」を理解することです。数学はこのような体験をとおして、ものごとを深く考えることの喜びや楽しさを教えてくれます。

教養学部前期課程では、自然界の現象のみならず社会の現象を定量的に記述しようとするときに重要な役割を果たす解析学の考え方を数学Ⅰで学び、また、現象の1次近似を取り扱うための重要な手段となっている線形代数の基礎を数学Ⅱで学びます。これらには演習もついています。2年次になると、これらの科目を基礎としたさらなる数学の展開として、数理科学Ⅰ、Ⅱ、Ⅲを用意しております。

数学は物事を客観的かつ論理的に説明するための基礎となる科目で、国際社会において不可欠な討論力や説明能力を向上させるために大変重要ですので、理系文系を問わず全科類の学生諸君が真剣に学ぶことを期待しております。そのため、さまざまな選択科目も提供しております。身につけるのが難しい一方、学んで身につけた数学は何年たっても否定されることはなく、諸君の一生の力となっていくことと思います。高校までの数学とかなり雰囲気が異なりますので、今まで苦手であった人も演習に出席するなど、積極的に取り組まれることを期待します。

前期課程での数理科学科目の履修について
数学科のパンフレット


 

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