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最終更新日:2024.03.26

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イベント 2014.06.11

6月28日 地域文化研究専攻主催 公開シンポジウム 「地域のかたち 記憶のかたち」

区分

研究会等

対象者

 在学生/ 受験生/ 留学生 / 卒業生/ 大学生

開催日時

2014年6月28日 14:00 ~17:30

会場

東京大学駒場Iキャンパス18号館ホール

参加費

無料

申込方法

事前申込不要

概要

ある地域にまとまりを与えるのは,空間それ自体というよりも,そこに生きた人びとに共有される「記憶」ということができるでしょう。それは,英雄の讃仰や戦争の災厄のように,具体的・集合的な経験から出発しつつ,それが変容していったものということもあるでしょうし,また伝説であれ創作であれ,いずこかで紡ぎ出され,広く共有されるようになった物語ということもあるでしょう。それらは,ある地域にかたちを与えるものであり,また自他を峻別する分断の仕掛けにも転じえます。

では,さまざまな社会において,ある「記憶」はどのようにして形づくられ,どのように姿を変えていくのか。またそれによって,その「記憶」を共有する人びとと地域には,どのような影響があらわれるのか――。このシンポジウムでは,地域文化研究専攻がめざす横断的・越境的なアプローチのもと,ヨーロッパとアジア,文学と歴史,前近代と近現代にわたるいくつかの事例から,ある「地域」に生きる人びとの「記憶」の諸相を照らし出すことを試みます。ご来聴をお待ちしております。

日時: 2014年6月28日(土)14時~17時30分
会場: 東京大学駒場Iキャンパス18号館ホール
 東京都目黒区駒場3-8-1 京王井の頭線「駒場東大前」駅下車すぐ
 *入場無料、事前申込み不要

報告:
斎藤 文子(地域文化研究専攻)
 「人びとの記憶を書きかえる──セルバンテス『模範小説集』における試み」
鈴木 啓二(地域文化研究専攻)
 「記憶の場/詩人の記憶──ゴール人起源の言説をめぐって」
古田 元夫(地域文化研究専攻)
  「ベトナム1945年飢饉の記憶と表象」

コメンテーター: 三谷 博(地域文化研究専攻)、増田 一夫(地域文化研究専攻)
司会: 西川 杉子(地域文化研究専攻)
主催: 東京大学大学院総合文化研究科地域文化研究専攻

お問合せ先

地域文化研究専攻
area @ ask.c.u-tokyo.ac.jp
03-5454-6321

 

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