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最終更新日:2024.03.26

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イベント 2016.07.12

総合文化研究科・教養学部 駒場博物館 特別展 「植物細胞壁のミクロの世界」

区分

展示 

対象者

社会人・一般 / 在学生 / 受験生 / 留学生 / 卒業生/ 企業 / 小学生 / 中学生 / 高校生 / 大学生

開催期間

2016年7月16日 - 2016年8月28日

会場

目黒区駒場3-8-1
大学院総合文化研究科・教養学部 駒場博物館1階北側展示室

入場料

無料
概要

「細胞壁」と聞いて、スーツケースのような硬い殻をイメージしませんか?

あるいは、城壁の石垣を思い浮かべる人がいるかもしれませんね。実際、19世紀に細胞壁という言葉を作った研究者たちもそのような硬い構造をイメージしていたようです。しかし20世紀の後半になり、細胞壁を作っている分子や、その分子を作るための遺伝子の働きが解明され始めると、実は、細胞壁は,柔軟な構造をもち、緩急自在にその形やはたらきを変えることがわかってきました。更に21世紀になると、細胞壁自身が、植物体内外の物理環境や、病原体や共生生物などの生物環境まで正確に感知しその情報を処理して、環境変化に対処する能力を備えていることがわかってきました。しかし、その分子メカニズムはいまなお、謎に包まれています。

新学術領域研究「植物細胞壁の情報処理システム」を主催とする本展は、現在行われているこの研究プロジェクトの紹介をします。

関連URL

http://museum.c.u-tokyo.ac.jp/exhibition.html#cellwall

お問合せ先

駒場博物館
03-5454-6139
komabamuseum@adm.c.u-tokyo.ac.jp

 

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