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最終更新日:2024.03.26

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トピックス 2015.12.17

駒場図書館公式キャラクター「こまとちゃん」が図書館キャラクターグランプリで入賞

<駒場図書館公式キャラクター「こまとちゃん」が図書館キャラクターグランプリで入賞>

第17回図書館総合展(注)図書館キャラクターグランプリにおいて、駒場図書館公式キャラクター「こまとちゃん」が「館の働き者部門」で入賞しました。このグランプリには、全国の様々な図書館から142のキャラクターがエントリーし、来場者の投票によって賞が決定されました。
図書館総合展図書館キャラクターグランプリ授賞結果:http://www.libraryfair.jp/news/3439

<「こまとちゃん」とは>

「こまとちゃん」は、「駒場図書館が学生や教職員に親しんでもらえるように」と、2006年に駒場図書館職員が考案し、その後約10年間にわたって、利用案内やウェブサイト、ポスターや新入生向けのガイダンスなどに登場してきました。
「東大ゆるキャラ図鑑」(『学内広報』No.1449 / 2014.1.27):http://www.u-tokyo.ac.jp/gen03/kouhou/1449/02features.html
 

<「こまとちゃん」に込めた想い>

本学学生が目指す「知のプロフェッショナル」への道のりは険しく、ときに苦しいもの。図書館は、学びのための空間や情報を提供するだけでなく、少し心を自由にできるような、新たな着想を生むきっかけとなるものを提供できないだろうか。
学部教育の総合的改革が推進され、本学における学びに求められる質が一層高められる中、駒場図書館の職員はそのような思いを抱いていました。そして、フォロワー数4000人を超える駒場図書館ツイッターでの情報発信が学生に与える影響に着目。2015年、満を持して「こまとちゃん」が新たな活動をはじめました。

「こまとちゃん」関連ツイート、うちわやブックカバーなどのグッズ配布イベントや、職員が休日に作成した「こまとちゃん」ぬいぐるみの活用など、これまでに様々な活動を展開しています。

<「こまとちゃん」によって得られたもの>

「こまとちゃん」を活用した「ゆるめの」活動は、駒場図書館にとって新たなチャレンジともいえるものでしたが、学生のみならず教職員からも好意的に迎えられました。

その活動の成果は、3点に集約されると考えられます。
1. 広報力の強化
2. 駒場図書館の活性化
3. 学生からの愛着心の醸成

何よりも、「こまとちゃん」の存在が、学生と駒場図書館を結びつけるきっかけとなったことが重要です。「単なる勉強場所」「本を借りるところ」から、個性ある「愛すべき駒場図書館」へ。「こまとちゃん」に会いに図書館に来ること、「こまとちゃん」を見るために駒場図書館ツイッターをフォローすること、「こまとちゃん」をきっかけにカウンターで学生と図書館職員との間に会話が生まれることは、ひいては、学生が駒場図書館をより活用することにつながり、学習意欲をさらに高めることにつながるといえるでしょう。

今後も、駒場ならではの取り組みとして、学究に励む本学学生および教職員の一服の清涼剤となるべく活動してまいります。ご声援をよろしくお願いいたします。

「こまとちゃん」紹介ページ:http://lib.c.u-tokyo.ac.jp/komato-chan/
駒場図書館ツイッター:https://twitter.com/UTokyoKomabaLib

(注)図書館総合展とは、図書館関連で国内最大のイベントであり、図書館関係者、関連業界のみならず、行政関係者・教育関係者・出版をはじめとするメディア・情報関連業界も集うイベントです。(第17回図書館総合展:2015年11月10日~12日、会場:パシフィコ横浜、主催:図書館総合展運営委員会、来場者数:34,359名)

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教養学部の教職員からも愛されています。ぬいぐるみは図書館職員が休日に作成しました。

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駒場図書館公式キャラクター「こまとちゃん」

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「うざかわ」とも評されるイラストでツイッターフォロワーを楽しませています。

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