HOME総合情報研究組織教員紹介・検索新任教員紹介

最終更新日:2016.12.07

新任教員紹介

中村 元哉(ナカムラ モトヤ)

所属 専攻地域文化研究専攻
学科教養学科
部会中国語
職名 准教授
発令年月日 2019年4月 1日

 

略歴 ■最終学歴
東京大学大学院総合文化研究科
■学位
博士(学術)
■前任職
津田塾大学学芸学部教授

 

担当科目 ■前期課程
中国語一・二列
■後期課程
東アジア地域研究演習
■大学院
多地域文化横断論

 

研究活動 ■研究分野
中国近現代史
■研究業績
  1. 『日中戦争はなぜ起きたのか――近代化をめぐる共鳴と衝突』、編著、中央公論新社、2018年10月、368頁
  2. 『憲政から見た現代中国』、編著、東京大学出版会、2018年5月、297頁
  3. 『中国、香港、台湾におけるリベラリズムの系譜』有志舎、2018年5月、249頁
  4. 『日中終戦と戦後アジアへの展望』、編著、慶應義塾大学出版会、2017年11月、302頁
  5. 『対立と共存の日中関係史 共和国としての中国』講談社、2017年6月、312頁
  6. 『現代中国の起源を探る――史料ハンドブック』、編著、東方書店、2016年10月、223頁
  7. 「従1940年代後半的中国自由主義思想看新民主主義階段(1950-1953年)的中国政治思想――以法学家銭端升為中心」『人間思想』第3期、2015年12月、124-137頁
  8. 『憲政と近現代中国――国家、社会、個人』、編著、現代人文社、2010年11月、186頁
  9. 『戦後中国の憲政実施と言論の自由1945-49』東京大学出版会、2004年8月、272頁
  10. 『総合研究 辛亥革命』、編著、岩波書店、2012年9月、612頁

 

採用理由

中村元哉氏の専門は中国近現代史、とりわけ、その政治と思想と社会の動向を、憲政、リベラリズム、ナショナリズムをキーワードにしながら考察している。氏の単著には、『戦後中国の憲政実施と言論の自由1945-49』(東京大学出版会、2004年)、『対立と共存の日中関係史――共和国としての中国』(講談社、2017年)、『中国、香港、台湾におけるリベラリズムの系譜』(有志舎、2018年)があり、主な編著には、『憲政と近現代中国――国家、社会、個人』(現代人文社、2010年)、『現代中国の起源を探る――史料ハンドブック』(東方書店、2016年)、『日中終戦と戦後アジアへの展望』(慶應義塾大学出版会、2017年)、『憲政から見た現代中国』(東京大学出版会、2018年)がある。この他にも、日本語と中国語による共著書および学術論文、日本語、中国語、英語による口頭発表など多数の研究成果がある。


このような精力的な研究活動は、19世紀の終わりから現在までの中国、香港、台湾の歴史を幅広く読み解くものであり、王朝や統治体制の交代で歴史を区切ってきた従来の中国史研究の方法論を乗り越えて、民国史の視角から新たな人民共和国史像を提示しようとするものである。その研究活動は多くの国際学会や資料調査などを通じて、中華圏はもとより、北米大陸にも及び、その精力的な姿勢によって海外の研究者からも広い認知と信頼を獲得している。日本における新しい中国近現代史研究の牽引者であると言っても過言ではない。


中村氏は、2007年から約10年間、南山大学および津田塾大学の専任教員として中国語教育と中国近現代史教育にたずさわり、教育者として熟練の域にある。人柄は快活、かつ優れた行動力に富む外向的な性格の持ち主であり、その豊かな学識で駒場の学生を引きつけるであろうことは間違いなく、また、そのエネルギーで、駒場の中国研究、ひいては東アジアの国際交流においても優れた貢献をなしうるものと期待される。

 

新任教師一覧へ戻る

教員紹介・検索