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最終更新日:2016.12.07

新任教員紹介

永井 久美子(ナガイ クミコ)

所属 専攻超域文化科学専攻
学科教養学科
部会国文・漢文学
職名 准教授
発令年月日 2016年11月16日

 

略歴 ■最終学歴
東京大学大学院総合文化研究科
■学位
2011年9月 博士(学術)
■前任職
東京大学大学院総合文化研究科 助教

 

担当科目 ■前期課程
初年次ゼミナール文科
■後期課程
■大学院
比較心性論

 

研究活動 ■研究分野
日本古典文学、比較文学比較文化
■研究業績
  1. 「国宝「源氏物語絵巻」における画面分割の方法―源氏と女三の宮の描写にみる特徴」『人文・自然研究』第9号、一橋大学大学教育研究開発センター、2015年3月、pp.194-211、英文要旨p.8
  2. 「国宝『源氏物語絵巻』における尼――「鈴虫(一)」「早蕨」「東屋(二)」における画面の多層性を中心に」藤本勝義編『王朝文学と仏教・神道・陰陽道』(平安文学と隣接諸学 第2巻)、竹林舎、2007年、pp.268-289
  3. "Desire of Heian Scholars: Priest Shinzei and the Scroll of Kibi's Adventure in China," The University of Tokyo Center for Philosophy (UTCP) Bulletin No.7, Tokyo: The University of Tokyo Center for Philosophy, March 2007, pp.46-53
  4. "Desires for China in the 12th Century: The Background of Creation of the Scroll of Kibi's Adventure in China," Windows on Comparative Literature No.3, Tokyo: Comparative Literature and Culture Program, The University of Tokyo, April 2007, pp.46-54
  5. 「弟の王権──『彦火々出見尊絵巻』制作背景論おぼえがき」『比較文学・文化論集』第18号、東京大学比較文学・文化研究会、2001年3月、pp.75-84
  6. 「秘蔵された〈都市図〉――『年中行事絵巻』新考」『超域文化科学紀要』第6号、東京大学大学院総合文化研究科超域文化科学専攻、2001年7月、pp.134-155
  7. 「十二世紀の都市描写 ――『清明上河図』と『年中行事絵巻』の比較を中心に」『比較文学』第46号、日本比較文学会、2004年3月、pp.34-49、英文要旨p.196
  8. "Kemari and the Relation between Japanese Emperors and their Vassals in the Heian Period," Windows on Comparative Literature No.1, Tokyo: Comparative Literature and Culture Program, The University of Tokyo, December 2005, pp.23-30
  9. 「『平家物語』「小宰相身投」を読む――小宰相と通盛、その出会いの物語と『源氏物語』」 『比較文學研究』第101號、東大較文學會、2016年6月、pp.30-43
  10. 「「日本画家」久保田米斎の文才――『パンテオン会雑誌』からの新知見を中心に」『パンテオン会雑誌』研究会編、高階秀爾監修、今橋映子・ロバート キャンベル・馬渕明子・山梨絵美子責任編集『パリ1900年・日本人留学生の交遊――『パンテオン会雑誌』資料と研究』ブリュッケ、2004年、pp.459-480(初出『比較文學研究』第83號、東大比較文學會、平成16年3月、pp.37-53、英文要旨pp.13-14)

 

採用理由 永井さんのご専門は平安時代の文学研究、とりわけ絵巻物をめぐる研究です。物語を絵画化する際になされた作品解釈の問題に取り組むとともに、詞書(絵巻物の説明文のこと)を記した能筆、絵を描いた絵師など、絵巻の制作にあたって関係者が果たした統括的な役割の問題などに、優れた考察を発揮されています。その一方で永井さんは、英語で執筆された室町絵画論の研究や、江戸後期に出島から伝わった中国絵画の研究、さらには、1900年パリ万博の前後に渡欧した日本人留学生の動向にかかわる研究などにも携わっており、研究対象とする時代を積極的に広げるとともに、文学、美術史学、歴史学などの複数の学問分野を横断する研究姿勢を顕著に示しており、本研究科・本学部の研究を担うのに好適な資質を有する方と判断されます。

教育面では、すでに本研究科・本学部の三層において教育経験があると同時に、助教として、とくに後期課程・大学院での学生指導の経験が豊富であり、その中には進学選択にかかわる学生相談も多く含まれていることから、進学情報センターの専任教員には適任の人材であると思われます。

お人柄も誠実かつ真面目で、芯の通った性格であり、学生と適切な距離をとりつつ、進学情報センターにおける進学情報の提供や進学相談の対応などにあたっていただけるものと確信しています。

 

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