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最終更新日:2016.12.07

新任教員紹介

石原 剛(イシハラ ツヨシ)

所属 専攻超域文化科学専攻
学科教養学科
部会英語
職名 准教授
発令年月日 2019年4月 1日

 

略歴 ■最終学歴
テキサス大学オースティン校大学院アメリカ研究専攻
■学位
2003年5月 Ph.D.
■前任職
早稲田大学教育・総合科学学術院 教授

 

担当科目 ■前期課程
英語1列、英語中級
■後期課程
比較文学論II、テクスト精読法VII
■大学院
比較文学比較文化演習VII

 

研究活動 ■研究分野
アメリカ研究
■研究業績
  1. 『マーク・トウェイン 人生の羅針盤』(NHK出版、2016)
  2. 『マーク・トウェインと日本――変貌するアメリカの象徴』(彩流社、2008)
  3. Mark Twain in Japan: The Cultural Reception of an American Icon (University of Missouri Press, 2005)
  4. “Memory of American Classics: The Legacy of Mark Twain in US School Textbooks, 1930s-1940s”, The Japanese Journal of American Studies, 29 (2018)
  5. “The Reception of Mark Twain in Japan from Meiji Period to the Heisei Period (1860s-2000s)”, Oxford Research Encyclopedia, Literature (Online) (2016)
  6. “Shin Takahashi’s Tom Sawyer: A Japanese Manga Adaptation”, Mark Twain Studies, 4 (2014)
  7. “Mark Twain’s Italian Villas”, Mark Twain Journal, 52 (2014)
  8. 「佐々木邦の悪童・おてんば小説の翻案を巡って――日本のマーク・トウェインとメッタ・ヴィクター」、『マーク・トウェイン――研究と批評』12号(2013)
  9. 「罪深き同胞――マーク・トウェインの描く英米の姿」、『アメリカ研究』47号(2013)
  10. 「ロスト・イン・トランスレーション――一次資料調査とマーク・トウェイン研究」、『マーク・トウェイン――研究と批評』11号(2012)
■その他
東北英文学会賞(2008)、日本児童文学学会奨励賞(2008)、清水博賞(2006)

 

採用理由

石原氏の研究内容は、マーク・トウェインを中心とするアメリカ文学・文化研究と比較文学研究である。日本におけるマーク・トウェイン受容をめぐる研究により、石原氏は清水博賞、日本児童文学学会奨励賞、東北英文学会賞を受賞した。


著書『マーク・トウェインと日本』で、石原氏はハックルベリー・フィンという自由闊達で破天荒な少年像が、日本の子ども向けに上品な人物に書き直されていく過程を明らかにした。また、戦後の日本では、民主化を体現する理想化されたイメージと、戦後の道徳的混乱を象徴する非行少年というイメージとの狭間で、ハックルベリー・フィンとトム・ソーヤーが原作とは似て非なる少年に作りかえられていった、と石原氏は指摘する。石原氏の研究は、欧米の研究を後追いするのではなく、時代とともに移り変わる日米関係を視野に入れつつ、主体的に問題を設定し、事実に基づいた実証的な考察を展開しているところに、その特色がある。


教育に関しては、アメリカ文学・文化と比較文学の授業に加えて、語学としての英語の授業の担当経験がある。英語教育の運営やカリキュラム改革の経験も豊富である。人柄は礼儀正しく、実直、かつ快活で、日本アメリカ文学会や日本マーク・トウェイン協会で要職を務めており、安定した仕事ぶりには定評がある。以上の理由により、石原氏を本研究科准教授として採用することを決定した。

 

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