新任教員紹介
苷蔗 寂樹(カンシャ ヤスキ)
所属 | 専攻国際環境学教育機構 |
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学科学際科学科 | |
部会PEAK前期 | |
職名 | 教授 |
発令年月日 | 2024年4月 1日 |
略歴 | ■最終学歴 National University of Singapore, Dept.of Chemical & Biomolecular Engineering |
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■学位 2008年4月 Ph.D. |
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■前任職 東京大学大学院総合文化研究科 准教授 |
担当科目 | ■前期課程 エネルギー工学の基礎 |
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■後期課程 先進エネルギー工学 |
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■大学院 先進エネルギー工学 |
研究活動 | ■研究分野 プロセスシステム工学 |
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■研究業績
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■その他 日本エネルギー学会奨励賞(2010)、総合研究奨励賞(2010)、化学工学会研究奨励賞(2011)、Journal of Chemical Engineering of Japan Outstanding Paper Award of 2013(2014)、科研費審査員表彰(2017) |
採用理由 | 苷蔗寂樹氏の専門は化学プロセス工学で,産業プロセスとエネルギー利用の研究に取り組んでいる.代表的な研究としては,自己熱再生理論を応用した省エネ技術,磁気相転移を利用した環境発電型ワイヤレスセンサー設計,ペトロリオミクス技術を用いた重油直接脱硫の反応解析手法などであるが,いずれも新しい技術や手法の提案を含むものであり,先進性の高い研究姿勢が伺える.査読付き論文117件など数だけを見ても驚異的な生産性であるが,特許取得や受賞,外部資金獲得なども多大であり,多方面で高く評価されているといえる. 教育面では「コンピューティングの基礎」「物理学基礎」「先端エネルギー工学」「数値シミュレーション技法」「環境熱力学」など多岐に渡る科目を担当するとともに,学生研究指導も多く担当している.学内行政面では前期部会主任や教務担当など3層構造のすべてに渡って主要な役職を経験している.さらに,東京大学本部におけるダイキン工業との「産学協創協定」の一環としてスプリットアポイントメント制度により,同社の主任技師を兼務している. 人柄は非常に朗らかであり,同僚からの信頼も厚い.教育研究の面でも行政面でも国際環境学教育機構は言うに及ばず本学全体にとって余人をもって代え難い人材であり,教授昇任にこれ以上相応しい人物はいないと確信する. |
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