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最終更新日:2016.12.07

新任教員紹介

ホルカ イリナ(ホルカ イリナ)

所属 専攻国際日本研究教育機構
学科教養学科
部会PEAK前期
職名 准教授
発令年月日 2019年4月 1日

 

略歴 ■最終学歴
大阪大学大学院
■学位
2012年9月 Ph.D.
■前任職
京都大学人文科学研究所 講師

 

担当科目 ■前期課程
思想・芸術
■後期課程
国際日本研究演習
■大学院
Comparative Studies of Social and Cultural Diversity

 

研究活動 ■研究分野
日本近代文学
■研究業績
  1. 2018.3 『島崎藤村 ひらかれるテクストーメディア・他者・ジェンダー』 勉誠出版
  2. 2017.6 「欧米における私小説研究」、 『日本の文学理論:アンソロジー』 (大浦康介編)水声社
  3. 2017.3“Shimazaki Tōson's Shinsei [New Life]: Shaping Self and Other through Letters”. 『欧文ZINBUN 47号』 (京都大学、人文科学研究所)
  4. 2015.11.“Insularity and Imperialism: The Borders of the World in the Japanese and Taiwanese Kokugo Readers during the Taishō Era”. Japan Forum Vol. 28-1 (British Association for Japanese Studies).
  5. 2015.6 「『桜の実の熟する時』の読まれ方―大正前期の文芸投稿雑誌の言説を視座にして―」. Analele Facultatii de Limbi si Literaturi Straine, 2015-1 (Dimitrie Cantemir大学、ブカレスト、ルーマニア)
  6. 2013.9 "Around the World with a Book: Okakura Kakuzō’s The Book of Tea and Its Transformations". Analele Facultatii de Limbi si Literaturi Straine 2013-1 (Dimitrie Cantemir大学、ブカレスト、ルーマニア)
  7. 2012.3 "Self-perception and Self-projection: Japan in Okakura Kakuzō’s The Book of Tea and Its Translations". Cogito vol. IV-I (Dimitrie Cantemir大学、ブカレスト、ルーマニア)
  8. 2012.4 「島崎藤村『ある女の生涯』論―女の心身について―」、『阪大近代文学研究 第10号』(阪大近代文学研究会発行)
  9. 2011.11「島崎藤村の新聞小説『春』における挿絵の機能―名取春仙のリアリズム」、『文学・語学 第201号』(全国大学国語国文学会)
  10. 2010.9「島崎藤村『新生』論―〈他人〉の戦争―」 、 『島崎藤村研究 第38号』(島崎藤村学会)

 

採用理由 Irina Holca氏は日本文学、特に島崎藤村を中心とした近代文学の研究を専門とし、これまでに単著『島崎藤村 ひらかれるテクスト--メディア・他者・ジェンダー』を出版したほか、学術誌に論文を多く執筆すると同時に、夏目漱石、森鴎外、志賀直哉、吉本ばななといった日本の小説をルーマニア語訳として出版する翻訳活動においても活躍している。氏の研究は、島崎藤村の作品を視座の中心に据え、その他の様々な日本近代の文学作家の作品をも取り上げ、「リアリズム」、「メディア」、「帝国」という三つのキーワードを中心に分析を進めるもので、テクストの言語間、文化間、あるいはメディア間の〈移動〉を追求することで、それぞれの言語・文化・メディアの間の力関係から生じるテクストの揺らぎを捉え、文学のあり方を照射している。このような氏の研究成果はPEAKの教育に大きく貢献するものと期待できる。さらに、模擬授業では綿密なシラバスを提示し、写真や図版を用いてテクストの背景にある社会をわかりやすくかつユーモアを交えて説明しながら、テクストの理解を促し、かつ知的関心を喚起し、学生との対話を重視する授業方法を示され、教育者としての資質もPEAKにおける教育に最適であると判断された。このような理由で、国際日本研究教育機構ではHolca氏が任期付き准教授として適任であるとの判断に至った。

 

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