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最終更新日:2016.12.07

新任教員紹介

谷本 道昭(タニモト ミチアキ)

所属 専攻教養教育高度化機構
学科教養学科
部会
職名 准教授
発令年月日 2019年4月 1日

 

略歴 ■最終学歴
パリ・ディドロ=パリ第7大学
■学位
2010年9月 Doctorat
■前任職
東京大学総合文化研究科 助教

 

担当科目 ■前期課程
初年次ゼミナール文科
■後期課程
■大学院

 

研究活動 ■研究分野
文学
■研究業績
  1. La figure du conteur chez Balzac(学位論文、単著)
  2. バルザックとパリの泥―『金色の眼の娘』『ゴリオ爺さん』『シビレエイ』(学術論文、単著)
  3. La Théorie du conte, de Balzac à Balzac(学術論文、単著)
  4. L’art de la mystification chez Balzac : anonymat, pseudonymat, titre trompeur(学術論文、単著)
  5. Qu’est-ce que le conte des années 1820 ? : Ouvrir la Bibliographie de la France(学術論文、単著)
  6. 枠物語から『人間喜劇』へ―バルザックによる物語の「枠」について(学術論文、単著)
  7. 不純なジャンルのために―バルザック、コント作家の肖像(学術論文、単著)
  8. La figure du conteur chez Balzac au début des années 1830(学位論文、単著)
  9. フランス文学を旅する60章(著書、分担執筆)
  10. 映画とは何か(翻訳、共訳)

 

採用理由

谷本道昭氏は、これまで、19世紀フランスを代表する作家のひとりであるオノレ・ド・バルザックを対象として、高い水準の研究を行って来られた。特に、バルザックの著作と創作活動を、フランスの伝統的な文学ジャンルであると同時に、1830年代には文芸誌掲載の短篇作品の名称として流行し、文学者と出版関係者の注目を集めた「コント」との関わりにおいて考察する研究によって充実した業績を挙げて来られた。パリ第7大学に提出され、審査団から最上位の評価を与えられた博士論文「La figure du conteur chez Balzac(バルザックにおけるコントの作者の形象)」をはじめ、日仏の大学、学会、研究会で発表された研究成果、公刊された論文は、いずれも高い評価を受けている。平成29年度からは、本研究科言語情報科学専攻・言語態分析講座助教として勤務しながら、文部科学省科学研究費の支援を受け、「バルザックと文芸誌の詩学(1833-1836)」の題目で文学研究と出版文化史研究を両立させた研究を行なって来られた。谷本氏が、今後も継続してフランス文学研究をリードする優れた研究を成し遂げていくことは疑いない。


教育面では、平成25年度より、東京芸術大学、放送大学ほか複数の大学の講師として、フランス語科目、一般教養科目を担当して来られた。年次や所属がさまざまに異なる学生の指導を行うなかで、豊かな教育経験を積まれて来られている。平成30年度には本学「初年次ゼミナール文科」を担当され、初年次ゼミナールの意義と重要性についても十分に理解を深められており、初年次部門での今後の教育・業務においても、谷本氏がその能力を十分に発揮していくことは確実である。


また、日本フランス語フランス文学会における委員としての活動のほか、フランス語圏の文学や映画に関する専門書、一般書の執筆や翻訳を行うなど、広く社会に貢献する活動にも積極的に取り組まれており、今後、谷本氏が大学内外のさまざまな場で活躍され、学術、文化のさらなる発展に大きく寄与していくことは明白である。


以上の理由より、谷本道昭氏は本学の准教授にふさわしい人物であると判断した。

 

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