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最終更新日:2016.12.07

新任教員紹介

石原 あえか(イシハラ アエカ)

所属 専攻言語情報科学専攻
学科教養学科
部会ドイツ語
職名 教授
発令年月日 2017年10月 1日

 

略歴 ■最終学歴
Universität zu Köln (ドイツ・ケルン大学哲学部)
■学位
1998年2月 Ph.D.
■前任職
東京大学大学院・総合文化研究科 准教授

 

担当科目 ■前期課程
必修ドイツ語一列・二列、ドイツ語作文、精読、総合科目・テクスト分析ほか 
■後期課程
言語態研究基礎、テクスト分析演習、原典講読特殊演習、言語文化横断論、テーマ講義ほか
■大学院
外国語テクスト分析Ⅲ、テクスト受容論、言語情報科学特殊講義、言語態基礎論ほか

 

研究活動 ■研究分野
ドイツ語ドイツ文学
■研究業績
  1. 単著:Makarie und das Weltall. Astronomie in Goethes „Wanderjahren“. Köln/Weimar: Böhlau 1998年(ドイツ語、全261頁)
  2. 単著:Goethes Buch der Natur. Ein Beispiel der Rezeption naturwissenschaftlicher Erkenntnisse und Methoden in der Literatur seiner Zeit. Würzburg: Königshausen & Neumann. 2005年(ドイツ語、全237頁)
  3. 単著: 『科学する詩人 ゲーテ』、慶應義塾大学出版会 2010年 (全296頁)
  4. 単著:Die Vermessbarkeit der Erde. Die Wissenschaftsgeschichte der Triangulation. Würzburg: Königshausen & Neumann. 2011年(ドイツ語・全220頁)
  5. 編著:『産む身体を描く ドイツ・イギリスの近代産科医と解剖図』 慶應義塾大学教養研究センター選書11、2012年
  6. 単著: 『ドクトルたちの奮闘記 ゲーテが導く日独医学交流』、慶應義塾大学出版会 2012年(全288頁)
  7. 単著:『近代測量史への旅 ゲーテ時代の自然景観図から明治日本の三角測量まで』、法政大学出版局 2015年(全352頁)
  8. 医学雑誌綜説連載:「綜説 皮膚科ムラージュをめぐって 医学と芸術の邂逅」 全8回シリーズ、日本皮膚科学会西部支部『西日本皮膚科』77(4)~79(1)、2015年8月~2017年2月まで(偶数月刊行)
  9. 共著論文:Ulrike Enke und Aeka Ishihara:Ein Japaner in Marburg. Aus den Erinnerungen – Jiden – des japanischen Bakteriologen. Taichi Kitashima (1870–1956). In: NTM (Springer) N.S.Bd.25, Heft 2 (2017), pp.237-256.
  10. 翻訳:ヴィルヘルム・ディルタイ 「天才小説家チャールズ・ディケンズ」、『ディルタイ全集』第5巻 詩学・美学論文集 第2分冊.法政大学出版局 2015年、本文pp.1045-1122および訳注pp.1380-1388.
■学内での活動
前期入試委員、図書委員、予算委員、専攻運営委員など
■その他
Jacob-und-Wilhelm-Grimm-Förderpreis(2005), 日本独文学会賞・ドイツ語論文部門(2006), 日本学術振興会賞(2007), 日本学士院学術奨励賞(2007), サントリー学芸賞(2010), Philipp Franz von Siebold-Preis(2013)

 

採用理由 石原あえか氏の専門とする研究領域はゲーテを中心とするドイツ文学、とりわけゲーテと同時代の自然科学との関係であり、これまでにドイツ語著作3点を含む単著書6点、編著書2点、また、50編を超える学術論文を発表している。たとえば、ドイツ語著作『Makarie und das Weltall. Astronomie in Goethes Wanderjahren』(1998)は、ゲーテの長編小説『ヴィルヘルムマイスターの遍歴時代』を題材にして、ゲーテの宇宙観および天文学とのかかわりを解明した画期的な書物であり、当該研究領域における基本的な参考文献として繰り返し引用ないしは参照されている。また、氏の三冊目のドイツ語著書『Die Vermessbarkeit des Erde. Die Wissenshaftsgeschichite der Triangulation』(2011)は、ゲーテ時代の近代科学交流史を踏まえたうえで、フランス、イギリスも視野に収めながら、地球を測量する技術の歴史を文献学的手法で解明するものであり、本書はドイツのジーボルト賞受賞大賞作となっている。また、日本語著作としては、一連のゲーテ作品と自然科学の諸分野との関係を論じた『科学する詩人 ゲーテ』(2010)で、第32回サントリー学芸賞を受賞している。このように、石原氏は「ゲーテと自然科学」という研究分野をリードし、その研究は国内外で高く評価されている。教育面では、前期課程・後期課程・大学院の授業を担当し、そのいずれにおいても熱意を持って取り組み、学生から好評を得ている。学内行政においても重要な職責を確実に果たしてきている。以上のように、石原氏は研究業績・教育・学内行政のいずれにおいてもすぐれた仕事を積み重ねてきており、本学の教授にふさわしい人物であることは明らかである。

 

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