教養学部報バックナンバー1978.4~1979.2〈240~248〉の紹介

   ●240号――1978.4.17(昭和53年)
   ●241号――1978.5.19
   ●242号――1978.6.12
   ●243号――1978.7.3
   ●244号――1978.9.18
   ●245号――1978.11.13
   ●246号――1978.12.4
   ●247号――1979.1.22(昭和54年)
   ●248号――1979.2.13


●240号――1978.4.17(昭和53年)

新入生へ贈る言葉――新入生諸君に
向坊 隆(総長)
現代社会の課題
嘉治元郎(学部長)
コーナー・ストーン
二人の文化使節を囲んで
 ――ジェラルド・アントワーヌ教授とロジェ・プランション氏
渡辺守章(仏語)
新学部長の横顔
村上泰亮(統計学)
地学実習について         写真:野外実習の一コマ
宇宙地球科学教室
お知らせ ミシェル・フーコー氏を囲む研究会 「性と権力」
〈私の入学した頃〉貧困と「うたごえ」と安保と
新川健三郎(歴史学)
〈私の入学した頃〉平凡ながら充実した二年間
西田典之(法学)
〈私の入学した頃〉入学した頃
中村健二(英語)
教養学部の運営組織について 教官組織および 各種委員会/事務部紹介/機構
〈書 評〉大久保泰甫著 『日本近代法の父――ボワソナアド
芳賀 徹(フランス語・比較文学)
〈書 評〉サー・セドリク・スタントン・ヒックス著 『土と水と文 明
岩本振武(化学)
け るん  昔リュウマチ・今地震
綿秡邦彦(化学)
第4回 パイプオルガン演奏会

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●241号――1978.5.19

中国の第二次漢字簡略化案
石井 明(国際関係論)
世界バレーボール界の流れ
豊田 博(体育)
コーナー・ストーン
外国人の日本語に思う――難しい「は」と「が」の使いわけ
 耳からと目から/外国人には歯が立たぬ/だれは窓をこわしたか/
 主語か主題か/記述か主張か/文中に統一を/言わぬが花
 写真:ケンブリッジ、セント・ジョーンズ・コレッジの「嘆きの橋」/
  ケンブリッジ大学東洋学部の正面入口

上島建吉(英語)
け るん  巣立ち
保苅瑞穂(フランス語)
私の履歴書
出淵 博(英語)
「フリードリヒとその周辺」展に寄せて
         写真:「冬景色」/「港の眺め(グライフスヴァルト港)」
神品芳夫(ドイツ語)
ディケンズの税金闘争
小松原茂雄(英語)
私の履歴書
新田春夫(ドイツ語)
辞書三題
山本 明(ドイツ語)
〈書 評〉J・G・フレーザー著 『旧約聖書のフォークロア
大林太良(文化人類学)
駒場寮食堂「北ホール」完成 使用規定(暫 定)

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●242号――1978.6.12

東南アジアの日本研究
吉田禎吾(文化人類学)
戦争と国家
筒井若水(法学)
美術博物館のお知らせ 講演会「スペイン美術 について」
視聴覚教育あれこれ
 視聴覚メディアのいろいろ/一億総白痴化か/講義実験の思い出/
 視聴覚教材の研究/鯉のぼりとVTR/発展の方向

吉野諭吉(化学)
「分子電気光学シンポジウム」に出席して      写真:衛兵の交替
白井道雄(化学)
梅雨と語学と字引と麻薬
辻 王星(ドイツ語)
け るん  フィクションの学
佐伯彰一(英語)
私のりれき書
村田紀夫(生物学)
学生相談所にて
〈書 評〉寺田透著 『ドストエフスキーを読む
安藤 厚(ロシア語)
〈書 評〉ベンジャミン・シュウォルツ著/平野健一郎 訳
 『中国の近代化と知識人
長尾龍一(法学)
私の履歴書
新倉俊一(フランス語)

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●243号――1978.7.3

地中海のほとりで   写真:イブン・バットゥータの家とその子孫
伊東俊太郎(科学史)
ロシア・ソビエト絵画について――最近日本で展観されたもの
                  写真:ユーリイ・ヴァシーリエフ「レダ」
森安達也(ロシア語)
――私のすすめるもの――
  ゴガクのすすめ
島田 陽(ロシア語)
  ひとり歩きの山
丸山松幸(漢文学)
  夏休みの過ごし方
浅野攝郎(物理学)
  体系的アプローチのすすめ
河内十郎(心理学)
  一日一汗
浅見俊雄(体育)
  二人の作家
玉虫左知夫(ドイツ語)
  つんどくのすすめ
戸田 基(英語)
  夏休山行のすすめ
高橋 詢(化学)
  のんびり過ごそう
支倉崇晴(フランス語)
  とにかく遊ぶこと
馬場修一(社会思想史)
興味深い「は」と「が」の問題――上島さんの文章に思う
 「は」と「が」の上島理論/系2は成りたたない/ほかにもよい法則
 がある/よい日本文法もある

斎藤正彦(数学)
第5回 900番教室オルガン演奏会のお知ら せ 
〈書 評〉高科秀爾著 『近代日本の美意識
延広真治(国文学)
〈書 評〉渡辺守章著 『仮面と身体』 『空間の神話学
安藤元雄(フランス語)
私の履歴書
森田茂之(数学)

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●244号――1978.9.18

中国に旅して
 自由と明るさと/交通ラッシュ/百花斉放 百家争鳴/礼遇される外賓
 /近代化への道 写真:上海魯迅墓前にて  (丸山松幸・竹田晃・伝田章)

竹田 晃(漢文)
日中学術交流
藤本文範(物理学)
ビバ! ムンディアル     写真:紙吹雪の舞うリバプレート・スタ ジアム
戸苅晴彦(体育)
理の法と信の法――妙好人の魅力
   図版:伊賀国上野西条の妙好人の書 上野市浄蓮寺蔵
新田義之(ドイツ語)
「は」「が」ゆい話――斎藤氏のご批判に答えて
 まず自己批判から/〈系2〉は成り立つ/既知と未知/眼前描写の 「が」
 /なぜ歯痒いか/〈定理〉に戻って/ふたたび斎藤氏に

上島建吉(英語)
〈書 評〉川島重成・荒井献 編著
 『神話・文学・聖書――西洋古典の人間理解
杉山 好(ドイツ語)
私の履歴書
高橋輝暁(ドイツ語)
進学志望集計表 進学振分けについての注意

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●245号――1978.11.13

ルソー遠近――歿後二百年
 記念の催し/人気と不人気/狐は狐ならず
芳賀 徹(フランス語)
生物物理学への招待
磯晃二郎(化学)
旧暦・新暦と現代生活
内垣啓一(ドイツ語)
運動中の事故死に思う
浅見俊雄(体育)
思い掛けない贈り物
小野健一(物理学)
研究室から 日本中世史の課題と歴史学
義江彰夫(歴史学)
ハイデルベルク随想         写真:ハイデルベルクの古い橋
谷嶋喬四郎(社会思想史)
〈書 評〉網野善彦著 『無縁・公界・楽――日本中世の自由と平和
木村尚三郎(歴史学)
〈書 評〉B・L・ウォーフ著/池上嘉彦 訳
 『言語・思考・現実 ウォーフ言語論選集
大森荘蔵(科学哲学)
け るん  性、眼を好む
古田東朔(国文学)
第五委員交替のお知らせ 〈伊藤俊太郎・委員 長・科学史/長崎暢子・歴史学/
 稲岡耕二・国文学/小松原茂雄・英語/内垣啓一・ドイツ語/阿部良雄・フランス語/
 米川哲夫・ロシア語/石井明・国際関係論/藤本文範・物理学/白井道雄・化学〉

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●246号――1978.12.4

社会科学におけるインターディシプリナリティーについて
 先駆的業績とは?/どこで?/個人作業かチーム
 ワークか?/むすび

衛藤藩吉(国際関係論)
ベトナム・ユーゴの旅――中越対立と自主管理
  写真:8月10日ホーチミン市中心街のカンボジア軍
  侵略糾弾集会

菊地昌典(国際関係論)
〈座 談会〉日本語を考える――外国語との対照を中心に
 「が」と「は」の論議 / テーマとレーマ
 場の問題 / イントネーションの役目
 日本語のニュアンス / 定冠詞・不定冠詞
上島建吉(英語)
斎藤正彦(数学)
千石喬(ドイツ語)
稲岡耕二(国文)
伊東俊太郎(科学史:司会)
美術博物館主催講演会  「アッティカの浮彫 墓碑」 / 「マニエリズムと現代」
コーナー・ストーン
第29回駒場祭を終えて
平野敬一(第六委員長・英語)
企画見てある記
永野三郎(第六委員・図学)
〈書 評〉蓮實重彦著 『夏目漱石
江藤淳
(比較文学・比較文化非常勤講師)

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●247号――1979.1.22(昭和54年)

日本の学生とフランスの学生
小林善彦(フランス語)
美術博物館に入る『大ガラス』
 写真:マルセル・デュシャン フィラデルフィア美術館所蔵の
    『大ガラス』 一度割れて補修されている

横山正(図学)
〈定年教官を送る〉
  回想――戦争と学問と
岩 永健吉郎(政治学)
  岩永教授を送る
大森 彌(政治学)
  二五年をふりかえって
小 野 周(物理学)
  小野教授を送る
小出昭一郎(物理学)
  還暦と少年  図版:水彩画
小 川 超(ドイツ語)
  小川教授を送る
関 楠生(ドイツ語)
〈研 究室から〉レーザー科学の研究開発
桜井捷海(物理学)
閉室のお知らせ 教養学科図書室 書庫増設・ 引越・工事・インスペクション等のため
〈書 評〉小堀桂一郎著 『イソップ寓話』 ――寓 話の伝承
由良君美(英語)
け るん  読んで字の如し
高野幸雄(宇宙地球科学)
〈書 評〉バターフィールド著/渡辺正雄 訳 『近代科学の誕生
 伊東俊太郎 著 『近代科学の源流
村上陽一郎(科学史)
第7回 パイプオルガン演奏会

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●248号――1979.2.13

熱かった宇宙――3K宇宙黒体輻射の発見とはなにか
 写真:ベンジャスとウィルソンが3K宇宙黒体輻射を検出した20
  フィート角型のアンテナ。ニュージャージー局ホルムデルの
  ベル電話研究所内

小尾信彌(宇宙地球科学)
国際主義から民主主義へ ――国連大学 アジア・シンポジウム
見田宗介(社会学)
〈早春惜別〉――定年教官を送る――
  駒場、三題ばなし
樋 口清(図学)
  樋口教授を送る
広部達也(図学)
  退官の挨拶
小 野健一(物理学)
  小野健一先生を送る 加藤正昭(物理学)
  老いたる者をして静謐の裡にあらしめよ
松 下和則(フランス語)
  松下教授を送る
滝田文彦(フランス語)
〈研 究室から〉フランクフルト学派研究 城塚登(社会思想史)
コーナーストーン
写 真:ハインリヒ・フォーゲラー(1872~1942) 『春』
〈書 評〉小島晋治著 『アジアからみた近代日本
平野健一郎(国際関係論)
〈書 評〉本間長世著 『アメリカ政治の潮流 新川健三郎(歴史学)
〈書 評〉ケネス・クラーク著/川西進訳
 『芸術の森のなかで――ケネス・クラーク自伝』
荒木昭太郎(フランス語)
教養学部図書館 参考相談コーナーが開設され る 専門職員2名配置

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(縮刷版五収録)