教養学部報バックナンバー1982.4~1983.2〈276~284〉の紹介

●276号+号外――1982.4.15(昭和57年)
●277号――1982.5.15
●278号――1982.6.12
●279号――1982.7.3
●280号――1982.9.3
●281号――1982.11.10
●282号――1982.12.6
●283号――1983.1.20(昭和58年)
●284号――1983.2.4

●276号+号外――1982.4.15(昭和57年)

新入生諸君へ
 語学は人を凡人にする?――何のために語学を勉強するのか
平野龍一(総長)
知性を鍛える日々 本間長世(学部長)
教養学科三十周年記念 教養学部公開講座
 第3回 「アメリカ理解の常識と非常識」 本間長世
コーナー・ストーン  学部報の紹介(N)
相関社会科学のすすめ――教養学科第三のこと 中村隆英(統計学・教養学科第三委員長)
地学実習について 天文コース/地質・鉱物コース
 写真:野外学習の1コマ
宇宙地球科学教室
マクロ・ソフト・システム 新設学科の目指すもの――基礎科学科第二 渡辺 啓(化学・基礎科学科第二委員長)
第20回 パイプオルガン演奏会
映画理論の現在 蓮實重彦(フランス語)
私の履歴書 梅本喜三郎(基礎科学科第一)
学生課からのお知らせ スキー合宿研修会について 写真:スキー合宿研修の1場面
教養学部の運営組織について/事務部紹介    機構図
〈書評〉村上陽一郎編『東京大学教養講座4 時間と変化 渡辺 啓(化学)
〈書評〉芳賀徹著 『みだれ髪の系譜 延広真治(国文学)
〈書評〉真木悠介(見田宗介)著 『時間の比較社会学 篠原昭二(国文学)
〈書評〉平川祐弘著 『中世の四季――ダンテとその周辺 川西 進(英語)

号外〈辞典案内〉

 英 語  長井善見
 ド イ ツ 語  岸谷敞子
 フランス語  支倉崇晴
 ロ シ ア 語  佐藤純一
 スペイン語  原 誠
 ポルトガル語  池上岑夫
 イタリア語  小林 惺
 中 国 語  伝田 章
 古典語(ギリシア語・ラテン語)     水谷智洋
 国語辞典  坂梨隆三
 漢和辞典  小川晴久

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●277号――1982.5.15

思い出の神宮野球場
 写真
竹田 晃(評議員・漢文学)
つまづくことも経験だ
 祝福は餞である/自立への道/良き師良き友を/
 東京砂漠のオアシスだ/充実感が持てるように/
 五月病など/課外・運動・友情/酒は百薬の長
 にして潤滑油/思い違えをしないように

遠藤郁夫
(進学相談室担当・体育)
シェイクスピアの女性像
 実人生の女性像/劇に登場する女性像/
 台詞に現れた女性像
 図:オフィーリア(18世紀の舞台衣装による)
小田島雄志(英語)
〈公開講座〉「日本人に見えない日本」
 同じ「ご飯文化」を比較する/日本人の愛した花/
 「縮み」志向の日本人 /三六〇度意識する/
 日本文化の希望を求めて

李 御寧
(客員教授・比較文学)
運動会・春の行事
〈特集:新任教官紹介〉自己紹介/迎える言葉 藤本隆志(哲学)
〈特集:新任教官紹介〉自己紹介/迎える言葉 宮本久雄(哲学)
〈特集:新任教官紹介〉自己紹介/迎える言葉 山内昌之(歴史)
〈特集:新任教官紹介〉自己紹介/迎える言葉 滝田佳子(英語)
〈特集:新任教官紹介〉自己紹介/迎える言葉 池田信雄(ドイツ語)
〈特集:新任教官紹介〉自己紹介/迎える言葉 北田 均(数学)
〈書評〉佐伯彰一著 『外から見た日本文学 山内久明(英語)
〈書評〉小堀桂一郎著 『森鴎外――文業難題 創作篇 仙北谷晃一(英語)
〈書評〉伊東俊太郎著 『科学と現実』 熏崎 宏
(科学史・科学基礎論)
スケッチ帖から――ぼくのこみち
 絵:一号館基壇東斜面のあたり
小佐田哲男(図学)
コーナー・ストーン 新任の先生の紹介を(N)/ 
 学部報担当者の交替(長尾真由子さんから福島佳子さんへ)
 現在のスタッフ 中野里皓史(委員長・英語)/鳥居修晃(心理学)/義江彰夫
 (歴史学)/高辻知義(ドイツ語)/井村順一(フランス語)/森安達也(ロシア語)
 /広瀬久和(法学)/藤井保憲(物理学)/岩本振武(化学)/杉本大一郎
 (宇宙地球)

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●278号――1982.6.12

わが二筋道――芸術院賞を受賞して  写真 佐伯彰一(英語)
杉本大一郎氏の仁科記念賞受賞について
 写真:杉本大一郎助教授
野本憲一(宇宙地球科学)
〈座談会〉
教養学部の環境について――駒場キャンパスの現状
 規制より良識を/ライダー御用心/音のごみ捨て場/
 地域住民の被害/駒場の自然/教室の汚損/
 プライドと維持管理
  写真:各教官
熏田善雄(体育)
小林善彦(フランス語)
廣部達也(図学)
松本忠夫(生物学)
司会:岩本振武(化学)
第21回 パイプオルガン演奏会
〈特集:新任教官紹介〉自己紹介/迎える言葉 山本 泰(社会学)
〈特集:新任教官紹介〉自己紹介/迎える言葉 小宮山進(物理学)
〈特集:新任教官紹介〉自己紹介/迎える言葉 氷上 忍(物理学)
〈特集:新任教官紹介〉自己紹介/迎える言葉 中村保夫(宇宙地球科学)
〈特集:新任教官紹介〉自己紹介/迎える言葉 跡見順子(体育)
教養学科三十周年記念教養学部公開講座
 第1回 シェイクスピアの女性像   小田島雄志
 第2回 日本人に見えない日本――韓国からの観察   李御寧
 第3回 アメリカ理解の常識と非常識   本間長世
 第4回 アインシュタインと日本   金子務              (以下予定)
 第5回 日本人と法   長尾龍一

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●279号――1982.7.3

素粒子はどこまで来ているか
 素粒子論とは/素粒子の世界をどう記述するか/
 基本粒子は何か/素粒子の力学はどこまで確立して
 いるか/これからの方向

米谷民明(物理学)
教養学科三十周年記念講座 アメリカ理解の常識と非常識 本間長世(学部長)
単磁極は実在するか 藤井保憲(物理学)
研究室移転の記 外国語の場合 小野寺和夫(ドイツ語)
言語文化センター紹介
 沿革/建物と設備/LL設計の原則/その他の設備/
 個別利用LL/お願 い
鈴木 博(英語)
夏休みにこういう本を読んでみませんか
 『都市化の人間的結果』ベリー
 『日本の都市システム』田辺健一
山口岳志(人文地理学)
夏休みにこういう本を読んでみませんか
 『菊と刀』ルース・ベネディクト
 『若い詩人の肖像』伊藤整
坂梨隆三(国文学)
夏休みにこういう本を読んでみませんか
 『人間はどこまで動物か』A・ボルトマ ン
 『ソロモンの指輪』K・ローレンツ
 『言語』E・サビア
 『シンボルの哲学』S・ランガー

山中桂一(英語)
夏休みにこういう本を読んでみませんか
 『驟雨』吉行淳之介
高辻知義(ドイツ語)
夏休みにこういう本を読んでみませんか
 『小説日本婦道記』山本周五郎
荒木昭太郎(フランス語)
夏休みにこういう本を読んでみませんか
 『ひとりの男』オリアーナ・ファラーチ
森安達也(ロシア語)
夏休みにこういう本を読んでみませんか
 『吉田茂とその時代』ジョン・ダワー
渡辺昭夫(国際関係論)
夏休みにこういう本を読んでみませんか  岩本振武(化学)
夏休みにこういう本を読んでみませんか
 『理科系の作文技術』木下是雄
杉本大一郎
(宇宙地球科学)
〈書評〉大森荘蔵著
 『新視覚新論――世界のあり方としての私
藤本隆志(哲学)
〈書評〉ジャン・ドルスト著/宮原信訳
 『文明の生命力――テクノロジーからエコロジーへ
松本忠夫(生物学)
〈書評〉亀井俊介著 『カバンひとつでアメリカン 木村尚三郎(歴史学)
〈書評〉アルフレート・グロセール著/山本亢・三島憲一・
 相良憲一・ 鈴木直 共訳
 『ドイツ総決算~一九四五年以降のドイツ現代史

工藤 章(経済学)

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●280号――1982.9.3

非凡なる凡人――総長の一文をめぐって 小池銈次(英語)
 ※「語学は人を凡人にする?」(276号)
語学教育のバランス
 写真
渡辺吉鎔(朝鮮語)
インドの日本研究について
 写真:インド、ニューデリーにて。デリー大学のスタッフ
     とともに
長崎暢子
(歴史)
東京大学の国際化   
 外国への出塁率/なくなった送別会/
 活発な八号館の講演会/一方通行的な国際化

平川祐弘
(フランス語・イタリア語)
コーナー・ストーン 立看板の有無(N)
〈書評〉鳥居修晃著 『視覚の心理学 鹿取広人(心理)
〈書評〉杖下隆英著 『ヒューム 熏崎 宏
(科学史・科学基礎論)
〈書評〉折原浩著 『デュルケームとウェーバー
 ――綿密周到な社会科学入門
城塚 登(社会学)
〈写真〉動物文鐙形壺 ペルー:チムー文化(美術博物館蔵)
図書館だより 長期貸出について/開館時間の 変更について
昭和58年度 進学振分け 第1回志望集計についての注意

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●281号――1982.11.10

住めば都か、マンチェスター
 写真:ジョン・ライランズ図書館、1900年開館。
    紀元前3千年以降の一次資料を多数所蔵。
杉浦克己(経済学)
新しい知の分野――演劇研究の地平 
  視線の移動/演劇と研究の地平
渡辺守章(仏語・芸術論)
国際会議のヒーロー ミラノでスリを撃退 岩本振武(化学)
サッカーとサポーターたち 戸苅晴彦(体育)
歴史を生きるということ――ある明治人の生涯 上島建吉(英語)
〈公開講座〉日本人と法   権利のための闘争/
 訴訟の好き嫌い/日本人と訴訟
長尾龍一(法学)
〈公開講座〉アインシュタインと日本 金子 務(中央公論社『自然』編集次長)
第五委員交替のお知らせ/委員長 伊藤薫(生物)、長崎暢子(歴史学)、宮本久雄(哲学)、松野和彦(英語)、坂口ふみ(独 語)、井村順一(仏語)、島田陽(露語)、
西田典之(法学)、岩本振武(化学)、村上陽一郎(科学史)
配布場所がふえました(図書館・学生課ロビー・生協食堂)
〈書評〉勝俣鎮夫著 『一揆 小島晋治(歴史)
〈書評〉H・ブラッドリ著/寺澤芳雄訳 『英語発達小史 杉山忠一(英語)
〈書評〉本間長世著 『アメリカを支えるアメリカ人 嘉治元郎(経済学)
写真:緑釉陶製明器(臼のある納屋)中国漢代  教養学部蔵

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●282号――1982.12.6

英国の大学の現況――ケンブリッジにおける日本研究の終熄によせて 山内久明(英語)
ジャポニスムの周辺――第二回日本研究日仏会議から  ジャポニスムの 「里帰り」
 写真:モネ『ラ・ジャポネーズ』1876
芳賀 徹(フランス語)
国際理解と地理学 1980・東京 / 1982・リオデジャネイロ  / 大会のあとで 田辺 裕(人文地理学)
”有機合成”を売り込む話    図版:猛毒バリトキシン 竹内敬人(化学)
ロシアの壮大な実験――「芸術と革命」展を見て
 写真:マレーヴィチ、ダイナミック・コンポジション 1916
森安達也(露語)
私のスキー経験   写真 大橋二郎(体育)
自然科学博物館紹介   写真:今年の展示風景 毛利秀雄(生物)
〈書評〉新田義之著 『木下杢太郎 保坂一夫(独語)
〈書評〉保苅瑞穂著 『プルースト・印象と隠喩 田村 毅(仏語)
〈書評〉渡辺正雄著 『ニュートンの光と影 藤井保憲(物理)
図書館だより 長期貸出について/年末年始の開館時間の変更と、休館について

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●283号――1983.1.20(昭和58年)

〈早春惜別〉――定年教官を送る 「乱」繁き世に生きて 佐 伯彰一(英語)
 佐伯先生を送る 滝田佳子(英語)
〈早春惜別〉――定年教官を送る 末期の目 西  義之(ドイツ語)
 西先生を送る 高辻知義(独語)
〈早春惜別〉――定年教官を送る 私事雑感 廣 田公一(体育)
 廣田公一先生を送る 渡辺 融(体育)
〈早春惜別〉――定年教官を送る 惜別の辞 田 中三千夫(英語)
 田中三千夫先生と私 下村誠二(英語)
認識研究ルネッサンス――認識心理学・認知科学の展開 鹿取廣人(心理学)
カンイッツアンは何を着ていたか
 図版:金色夜叉(近代文学館復刻本による)
古田東朔(国文学)
〈書評〉阿部良雄著 『ひとでなしの詩学 神品芳夫(独語)
〈書評〉A・W・ゴールストン著/大田行人訳 『緑の知恵 林 俊郎(生物学)
第三十三回 駒場祭の感想 佐藤純一(ロシア語)
教 養学科の三十年 1951~1981』の刊行 芳賀 徹(フランス語)
第23回 オルガン演奏会

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●284号――1983.2.10

シンポジウム報告 日本文化の最も不可解な点
 ――外国人教師・講師を囲む談話会――
 新しい試み/静かな教室:日本の学生はなぜ教室でもの
 を言わないのか
/官僚性と排他主義:なぜいま「英連邦
 論」か:義理・人情はうちうちだけのものか/テレビとマン
 ガ:日本人はなぜテレビに寛容なのか/相次ぐ批判:
 なぜ「日本文化は不可解」でなくてはいけないのか:今回
 のテーマは外国人にとって愉快ではない:もう話すことは
 ない/総括――成果と反省
    写真:2点

上島建吉(英語)
〈早春惜別〉惜別の辞 新 納文雄(数学)
 新納先生 伊原信一郎(数学)
〈早春惜別〉惜別の辞 辻  瑆(ドイツ語)
 辻先生を送る? 渡辺 健(ドイツ語)
〈早春惜別〉惜別の辞 杉 山忠一(英語)
 杉山先生を送る 島田太郎(英語)
〈早春惜別〉惜別の辞 吉 田禎吾(人類学)
 吉田先生を送る 寺田和夫(人類学)
図書館だより 春季休業中の休館と開館時間の変更について
〈書評〉W・H・ソープ著/小原・加藤・柴坂訳
 『動物の行動学をきずいた人々
松本忠夫(生物学)
〈書評〉細谷千博編 『日米関係史 1917~1949 木畑洋一
(イギリス現代史)
諸橋大漢和への開眼 小川晴久(漢文学)
写真:青銅鏡 朝鮮 高麗時代 教養学部蔵

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(縮刷版五収録)

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