教養学部報バックナンバー1985.4~1986.2〈303~311〉の紹介

■303号+号外――1985.4.16 (昭和60年)
■304号――1985.5.13
■305号――1985.6.11
■306号――1985.7.2
■307号――1985.9.17
■308号――1985.11.14
■309号――1985.12.10
■310号――1986.1.20 (昭和61年)
■311号――1986.2.14

■303号+号外――1985.4.16(昭和60年)

合格は出発点 森 亘(東京大学総長)
新入生諸君に
 春風に意を得て/謙虚に、そして強靱に/逆境の中から
竹田 晃(教養学部長)
〈座談会〉教養学部を論ず――その現状と未来
         (昭和60年2月27日於 駒場)
 三+三は四? / 学生の変貌 / 紛争の世代から
 教養「学部」の意義 / 新制経営者は語る /
 学生のアクチュアリティ / 教養の次元 / 早期
 専門化と教養
 / 教養の理念は旧制高校の残滓
 か?
 / 既成秩序の解体、ディプログラミング
嘉治元郎(経済学)
恒川隆男(独語)
渡辺 啓(化学)
船曳建夫(文化人類学)
本間長世(英語)
司会・第五委員会
芳賀 徹(フランス語)
岩本振武(化学)
昭和60年度 教養学部教官の研究一覧  人文科学科/外国語科/社会科学科
 1、わが最近の研究状況 2、わが古典
〈駒場の名品・9〉青銅製仏手 教養学部美術博物館蔵 保苅瑞穂(仏語)
美術博物館講演会 「音楽とエロティシズム――フィガロの結婚からバラの騎士へ」
〈書評〉井手文子著 『箕作元八滞謳「箙梅日記」 小堀桂一郎(ドイツ語)
地学実習について 宇宙地球科学教室
言語文化センター個別利用LLの案内――外国語を音と映像で学習するために
   (言語文化センター施設委員会)
教養学部の運営組織について 事務部紹介/教 官組織および各種委員会の機構
コーナーストーン 原稿の書き癖。貝原益 軒、『養生訓』(芳賀)/桜、101号館そばのライラック、ツツジ(SK)/二号館(D)/野鳥(杉浦)/愛煙家定年退職三年以内に急死80%(YS)

号外〈辞典案内〉

 英語  長井善見 / 山中桂一
 ドイツ語  吉島 茂
 フランス語  竹内信夫
 ロシア語  佐藤純一
 イタリア語  平川祐弘
 スペイン語  原 襄 / 増田昭三
 ポルトガル語  池上岑夫
 中国語  傳田 章
 古典語(ギリシア語・ラテン語)   水谷智洋
 国語辞典  三角洋一
 漢和辞典  小川晴久
 朝鮮語  渡辺吉鎔
 アラビア語  塩尻 宏

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■304号――1985.5.13

〈座談会〉江戸の春
 徳川研究の魅力/純粋な科学の成立/「和風」の誤解
 悪趣味と江戸ロココ/エドナイゼイション
図版2/図版:若沖「群鶏図」/大徳寺玉林院南明庵の
 霞床席/春信「柳の川岸」/各教官の写真
杉浦光夫(数学)
横山 正(図学)
芳賀 徹(フランス語)
延広真治(国文学)
保健センター駒場支所・歯科口腔外科の開設について
江戸の道具――こたつ 図版:春信「あやとり」 佐藤健二(社会学)
〈私の履歴書〉内なる自己の導き 中澤英雄(ドイツ語)
〈学部からの便り〉教養学科 知的オデュッセイアの海 写真 青柳晃一(英語)
〈学部からの便り〉工学部 工学教育のめざすもの
 ――実戦で打て る人
 写真:新材料技術(セラミックターボチャージャー、
     人工腎臓、IC、光ファイバー)

御園生誠
(合成化学科)
〈学部からの便り〉基礎科学科第一
 新しい模索と飛躍へ  写真
黒田成俊(数学)
〈学部からの便り〉基礎科学科第二       写真
 マクロ・システム・ソフト 基礎科学科第二がめざすもの
 はじめに/科学技術の流れ/マクロとシステムとソフトと

平澤 冷(システム論)
美術博物館 「朝鮮雙楹塚(そうえいづか)古 墳の壁画」展
昭和60年度 教養学部教官の研究一覧   自然科学科/体育科
  (1)最近の研究状況(◎印は最近のお手柄)  (2)わが古典
中国における日本語教育 古田東朔(国文学)
コーナーストーン 新入生の記念写真。学 部報の姿勢(芳賀)/大きい地球儀(KM)/「翻訳版箙梅日記」。かなつかい(岩本振武)/ダイヤの輸入先はインド49%(NN)/ドウダンツツジ(N)
〈書評〉R・ハレ著/小出昭一郎・竹内敬人・安来貞雄 訳
 『世界を変えた二十の科学実験
渡辺 啓(化学)
〈書評〉佐伯彰一著 『日米関係のなかの文学 平野健一郎
(国際関係論)
〈書評〉Maurice R.Pinguet:著 『La Mort volontaire
 au  Japon
』 (『自死の日本史』)
竹内信夫(フランス語)

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■305号――1985.6.11

佐藤超函数論――日本で生まれた数学理論
 写真:佐藤幹夫氏(1969.4)/図版
金子 晃(数学)
ちぐはぐな季節 板垣雄三(評議員・歴史学)
〈学部からの便り〉薬学部 しなやかな人材の
育成を目ざす生命科 学の牙城
名取俊二(微生物薬品化学)
〈学部からの便り〉法学部 「基本」の重要性 山口 厚(刑法)
〈学部からの便り〉理学部 自然への興味を 松本幸夫(数学)
〈学部からの便り〉文学部 専門の細道をこえて
彼方へ
海老根宏(イギリス文学)
第12回教養学部公開講座 「中世ヨーロッパの怪異なるものについて」
図書館だより 夏季休業中の他大学図書館(国 立)利用希望者受付について
〈書評〉松本幸夫著 『トポロジー入門 森田茂之(数学)
〈私の履歴書〉「履歴書」雑感 北川東子(ドイツ語)
教務課の窓口から 遠藤毅(一般教育第一掛主任)
CORNER STONE(コーナース トーン)  学部報が創刊33年で、300号を越えて、縮刷版五を刊行に集まったのは、学部報に縁の深い、歴代の学部長、評議員、学生課、編集助手、第五 委員。(芳賀)/前号の誤字訂正と詫び(芳賀)/朝日新聞の書評とコーナーストーン(YM)/構内のヘビ(青山)/300号記念パーティ(S)

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■306号――1985.7.2

夾竹桃と文書館――トルコの滞在から   写真 山内昌之(歴史学)
カイロ――「世界の母」の懐にて
 写真
杉田英明(英語・比較文学、助手)
〈学部からの便り〉医学部 「生活の質」の
向上へ ――保健学科の 新使命
園田恭一(保健社会学)
〈学部からの便り〉経済学部 経済学部の
効用とは…
岩井克人(近代経済学)
〈学部からの便り〉農学部 まず一芸に秀でる 水町 浩(林産学科、高分子材料化学)
〈学部からの便り〉教育学部 発達する存在
としての人間
井上健治(教育心理学)
図書館だより 長期貸出について/夏季休業中の開館時間について
コーナーストーン  学生課の森川村彦さん追悼。学部報編集松村典子さんから石 純姫さんへ(芳賀)/松浦さんへ(D)/旧暦と新暦(SN)/守銭奴(YM)
〈書評〉稲岡耕二著
 『万葉集の作品と方法――口誦から記載へ
出淵 博(英語)
〈駒場の名品・10〉小堀鞆音(ともと) 「大阪
後役(のちのえ き)之」圖 教養学部図書館蔵
新田義之(ドイツ語)
森川村彦氏(教養学部学生課課長補佐)
の急逝を悼む
青柳晃一(英語)
丸山松幸(第六委員長)
樋口史朗(教養学部学生課長)

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■307号――1985.9.17

基礎科学科設立20周年によせて――ウィズダム論
 大学の役割/ウィズダムとは?/その効用/
 人材への視点/科学技術と人間社会/情報と
 予測/情報化社会とウィズダム
 写真:米合衆国IBM主任研究員兼日本IBM取締役
     1973年度ノーベル物理学賞受賞

江崎玲於奈
〈駒場のアジア・フィーバー〉生命と知恵の木   図版
〈駒場のアジア・フィーバー〉トルコ語  図版 山内昌之(歴史学)
〈駒場のアジア・フィーバー〉アラビア語  図版 板垣雄三(歴史学)
〈駒場のアジア・フィーバー〉インドネシア語 図版 白石 隆(国際関係論)
〈駒場のアジア・フィーバー〉ヒンディー語 図版 長崎暢子(歴史学)
〈駒場のアジア・フィーバー〉ヴェトナム語 図版 古田元夫(歴史学)
〈駒場のアジア・フィーバー〉中国語   図版 高橋 満(中国語)
〈私の履歴書〉印象に残っていること 川戸 佳(物理学)
基礎科学科の成人式
 写真
眞隅泰三(物理学)
武田邦彦(同窓会長)
人間行動学紹介  写真 鹿取廣人(心理学)
図書館だより  長期貸出について/秋季休業中 の開館時間について
〈講演〉中世ヨーロッパの怪異なるもの 写真2点
 賤視の基盤、怪異への恐れ/中世絵画に見る
 怪異/小宇宙と大宇宙/変質・解体する怪異・
 宇宙観/賤視の形成につい

阿部謹也(一橋大学教授)
〈私の履歴書〉不良学生の幸運 松原隆一郎(経済学)
スポーツドクター繁忙記 中嶋寛之(体育)
〈駒場の名品・11〉低速陽電子――電子散乱装置
 写真:末岡研究室蔵
末岡 修(物理学)
コーナーストーン  アジア、アフリカの言語。学部報好評(芳賀)/夏休み(岩 本振武)/体育のトレーニング担当(青山)/学部報は学生にどれくらい読まれているか(KM) /蚊の進化(D)/淡路島と四国を結ぶ大鳴門橋(YS)/木曾街道の妻籠・馬籠(SN)
〈書評〉長尾龍一著
 『アメリカ知識人と極東――ラティモアとその時代
新川健三郎(歴史学)
〈書評〉木村尚三郎著 『家族の時代 林 周二(統計学)
〈書評〉神品芳夫著 『ドイツ冬の旅 畑中信一(生物学)
昭和61年度 進学振分け 第一回志望集計についての注意および進学志望集計表

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■308号――1985.11.14

〈座談会〉東京大学はどうなるか?
 ――そのゆくえを探る
 大学の機能は変ったか厳しい環境変化への
 対応
/国立大学の対応は/大学の自由度を
 高めよ
/駒場での試みと一般教育大学の
 自己改革は可能か
写真:時計台、各教官
青柳晃一(英語)
岩本振武(化学)
佐藤誠三郎(政治学)
杉本大一郎(宇宙地球科学)
芳賀 徹(フランス語)
第8回国際化学教育会議(8-ICCE)から 写真 竹内敬人(化学)
美術博物館 「中国の瓦」展 「高句麗の古墳壁画Ⅱ――江西三墓(旧遇賢里古墳)」
コーナーストーン 美術博物館の活動(阿部)/プロ野球(岩本振武)/ハングル 講座(SN)/定年退官者にも学部報(HS)/成長期(杉浦)/一限の講義で早起き( M)/海外研修(亀井)
第五委員交替のお知らせ
 亀井俊介(委員長・英語)、青山昌二(体育)、阿部良雄(フランス語)、岩本振武(化学)、島田陽(ロシア語)、杉浦博(ドイツ語)、杉浦光夫(数 学)、長崎暢子(歴史)、延広真治(国文学)、松原隆一郎(経済)、村上陽一郎(科学史)

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■309号――1985.12.10

第13回教養学部公開講座(昭和60年11月1日)
 アフリカの色とか たち(講演要旨)
 くりかえしの中の持続/自然とのしなやかな対応/用と美/形と意味/動物表象  写真4点、図版1
川田順造(東京外国語大学教授)
(編集責任:船曳建夫、文化人類学)
野上茂吉先生を偲ぶ 小出昭一郎(物理学)
玉野井芳郎先生を偲ぶ――思索と情熱の社会科学者 中村隆英(統計学)
図書館だより  図書の長期貸出について/年末年始の開館時間について
〈書評〉恒川隆男著 『二つの世界のオイディプス 村上陽一郎(科学史)
〈書評〉小島晋治著 『いまアジアを考える 北川東子(ドイツ語)
〈書評〉西川正雄著 『初期社会主義運動と万国社会党 工藤 章(統計学)
〈駒場の名品・12〉『ザ・ル・コルビュジエ・アーカイヴ』
 広部研究室蔵
廣部達也(図学)
コーナーストーン  駒場祭(阿部)/自由の女神(亀井)
第五委員名簿 亀井俊介(委員長・英語)、青山昌二(体 育)、阿部良雄(フランス語)、岩本振武(化学)、島田陽(ロシア語)、杉浦博(ドイツ語)、杉浦光夫(数学)、長崎暢子(歴史)、延広真治(国文学)、 松原隆一郎(経済学)、村上陽一郎(科学史)

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■310号――1986.1.20 (昭和61年)

駒場祭について  写真2点 筒井若水(第六委員長・法学)
〈早春惜別〉 四十余年の反芻 西川 浩(人文地理学)
〈おくることば〉西川浩教授をお送りする 山口岳志(人文地理学)
最終講義のお知らせ 井上忠教授(哲学)
〈早春惜別〉 駒場人間の感慨 白井道雄(化学)
〈おくることば〉白井道雄教授を送る 菊地一雄(化学)
〈早春惜別〉 一般教養今昔 嘉治元郎(経済学)
〈おくることば〉鍛治元郎教授を送る 西部 邁(経済学)
〈早春惜別〉 わがままの記 中村隆英(統計学)
〈おくることば〉中村隆英先生を送る 広松 毅(統計学)
〈早春惜別〉 駒場雑感 江原 望(化学)
〈おくることば〉江原望先生を送る 井上彰則(化学)
コーナーストーン   東大「学内広報」700号座談会「教養学部を考える」 (亀井)/ハレー彗星の最古の記録は秦の始皇帝時代(杉浦))
〈早春惜別〉 いつの間にか 古田東朔(国文学)
〈おくることば〉古田東朔先生のこと 篠原昭二(国文学)
〈書評〉麻生建著 『解釈学 城塚 登(社会思想史)

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■311号――1986.2.14

〈早春惜別〉 反古ひとつ 小池銈次(英語)
〈おくることば〉小池銈次先生を送る 山内久明(英語)
〈早春惜別〉 敢えて遺す妄言 片山幹郎(化学)
〈おくることば〉片山幹郎先生を送る 桜井捷海(物理学)
〈早春惜別〉 第二の余生に――駒場よ、さらば 内垣啓一(ドイツ語)
〈おくることば〉内垣啓一先生を送る 高辻知義(ドイツ語)
〈早春惜別〉 去らず懐かし哲学を思う 井上 忠(哲学)
〈おくることば〉「フィアット」そして哲学 山本 巍(哲学)
〈早春惜別〉 駒場への感謝 林 周二(統計学)
〈おくることば〉林周二先生を送る 広松 毅(統計学)
〈書評〉藤堂明保・武田晃・影山輝國 著
 『倭国伝――「中国の古典」17
笹山晴生(文学部・国史)
COMET HALLEY ハレー彗星の帰還 江里口良治(宇宙地球)
〈書評〉佐伯啓思著 『隠された思考――市場
社会のメタフィジックス
松原隆一郎(経済学)
図書館だより  春季休業中の休館について
コーナーストーン 関集三先生(阪大名誉教授、物理化学)が学士院会員に。斎藤 秀雄氏を語る小澤征爾(岩本振武)/「人は何のために生きるか」(T)/初渡航の準備(N)/定年退官の原稿で (亀井)

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(縮刷版六収録)

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