教養学部報バックナンバー1987.4~1988.2 〈321~329〉の紹介

■321号+号外――1987.4.10  (昭和62年)
■322号――1987.5.10            
■323号――1987.6.10            
■324号――1987.7.7             
■325号――1987.9.10            
■326号――1987.11.9            
■327号――1987.12.3            
■328号――1988.1.8  (昭和63年)     
■329号――1988.2.5             

■321号+号外――1987.4.10 (昭和62年)

新入生諸君へ――私が新入生だった頃 森 亘(東京大学総長)
心意気と思いやりと 毛利秀雄(教養学部長)
〈駒場の図書館〉総合図書館  写真 青柳晃一
(英語科・図書館長)
〈駒場の図書館〉アメリカ研究資料センター 写真 本間長世(英語)
〈駒場の図書館〉自然科図書室
 図版:ベリヒテ第一巻の内表紙。第一高等学校の図書
   印に注意/植物学雑誌第一号の2ページ目。ひら
   がな、カタカナの使い分けが今と反対/ネーチャー
   第一巻の冒頭のカット。ビクトリア朝とでもいうのか。

竹内敬人(化学)
〈駒場の図書館〉教養学科図書室  写真 高橋 満(中国語)
健康と健康診断
 写真:最大酸素摂取量の測定風景
坂本二哉
(保健センター)
オリエンティションと進学相談室 写真 畑中信一
(第二委員長・生物学)
昭和62年度 教養学部教官紹介 人文科学科/外国語科/社会科学科
 1.専攻分野 2.現在最も問題としている事柄 3.社会的な関心事
〈書評〉村上陽一郎著 『時間の科学 大森荘蔵
(教養学部名誉教授)
コーナーストーン 四月最初の授業(古 田)/3/25頃駒場の桜開花(小林)/タバコをやめよう(村上)/図学の野口先生ご冥福を(石川)/下駄は響く(亀井)
成功しなかった代表者交渉方式による学部交渉に関する見解 原 襄
(前第六委員長・生物)
事務部紹介 教官組織および各種委員会の機構 事務部
第67回(昭和62年・春季)東京大学公開講座 「異文化への理解」

号外〈辞典案内〉

 英 語  長井善見/山中桂一
 ドイツ語  吉島 茂
 フランス語  湯浅博雄
 ロシア語  佐藤純一
 イタリア語  平川祐弘
 スペイン語  原 襄/増田昭三
 ポルトガル語  池上岑夫
 中国語  傳田 章
 古典語(ギリシア語・ラテン語)  水谷智洋
 国語辞典  坂梨隆三
 漢和辞典  小川晴久
 朝鮮語  渡辺吉鎔
 アラビア語  塩尻 宏

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■322号――1987.5.10

〈特集:世界の大学〉西ドイツの大学――伝統からの脱皮
 写真:ハイデルベルグ大学/ボッフム大学/ボン大学
高橋輝暁(ドイツ語)
〈特集:世界の大学〉中国の大学――舶来品としての大学
 図版
若林正丈(中国語)
〈特集:世界の大学〉ベトナムの大学 古田元夫(歴史学)
〈特集:世界の大学〉ワルシャワの大学 
 写真:ワルシャワ大学学園祭一景
森安達也(ロシア語)
〈特集:世界の大学〉イギリスの大学
 写真:テュートリアルで
黒田玲子(化学)
〈特集:世界の大学〉メキシコの大学
 写真:アレキパ市コンパニーア教会の聖ヤコブ浮彫
高橋 均(スペイン語)
〈特集:世界の大学〉国際的常識で東大を見る
 図版:ムチを持つ先生の版画(フランス、17世紀)
小林善彦(フランス語)
〈特集:世界の大学〉韓国の大学
 写真:韓国外国語大学正門
延廣眞治(国文学)
〈学部紹介〉基礎科学科第二
 自然と人間の営みの広い認識   写真
濱田隆士(地球環境史・学科主任)
〈学部紹介〉教養学科 探索と総合の広場
  写真
鳥居修晃(人間行動学・教養三学科合 同委員会議長)
〈学部紹介〉基礎科学科第一 専門の境界を乗り越えて
 写真:本学科氷上助教授らの発見したイットリウム、
 バリウム、銅から成る酸化物超伝導体/第一報に
 掲載される予定の電気抵抗の温度変化のデータ

土屋荘次(化学)
教養学部図書館企画 「旧制一高の記念写真展」
コーナーストーン  「啐啄(そったく) 同時」(宮本)/教養学部とは(玉蟲)/ワープロ原稿が増えてきた(YS)/九号館北の桜並木(阿部)/エリートはこうして育てられるというテレビ番組 (亀井)
前号のお詫びと訂正
教養学部教官紹介 自然科学科/体育科
 1.専攻分野 2.現在最も問題としている事柄 3.社会的な関心事
アメリカの図書館 ロバート・マキロイ
(国際関係論)
美術博物館講演会 「哲学のハッピーエンド」
〈書評〉アブラハム・パイス著/西島和彦訳 『神は老獪にして――アインシュタインの人と学問』  写真 米谷民明(物理)
サンドペーパーとしての語学――ギリシア哲学の立場から 山本 巍(哲学)
〈私の履歴書〉ある感想 湯浅博雄(フランス語)

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■323号――1987.6.10

高温超伝導騒ぎをめぐって
 写真:磁石から反発される酸化物高温超伝導体。
糸につるした超伝導体を液体窒素で冷やし、磁石
に近づけた
鹿児島誠一/氷上 忍
(基礎科学科第一)
日本の前衛芸術――不毛と教訓
 写真:「ネオ・ダダ」第三回展のためのデモン
 ストレーション、1960年

阿部良雄(フランス語)
図書館だより LILIPUT-OPACの情報検索について/夏季休業中の利用申込について
美術館だより 「コンピュータ・グラフィック の現在」
〈学部からの便り〉法学部 法学教育と法学部 写真 中山信弘(無体財産権法)
〈学部からの便り〉薬学部 無限の目標に向って
――精密有機化学と生命科学の連携
 写真:X績結晶解析による分子構造のグラフィック表示

首藤紘一(薬化学教室)
〈学部からの便り〉教育学部 人間と社会へのマクロとミクロな考察
 写真:付属学校での体育学健康教育学科の調査風景
稲垣忠彦
(学校教育学科・教育方法学)
〈学部からの便り〉医学部 変わりつつある医学部教育
 写真:医学図書館ロビーにあるヒポクラテスの胸像
脊山洋右(栄養学教室)
〈書評〉亀井俊介著
 『ピューリタンの末裔たち――アメリカの文化と性
島田太郎(英語)
〈書評〉三島憲一著 『ニーチェ 森本和夫(仏語)
美術博物館のお知らせ 「大ガラスと透視図法――デュシャン生誕百年記念」
コーナーストーン  大学生の五月病(亀 井)/アレルギー体質(石川)/高温超伝導物質の発見(杉浦)/男の厄年(村上)/新聞(マキロイ)

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■324号――1987.7.7

ニュートンとSDI――日本科学史学会点描 図版 佐々木力(科学史)
〈学部からの便り〉農学部 木材の研究
 写真:3回らせん軸をもつアルカリセルロースの繊維図/
   木材は内容物を失った細胞の集まりである。スギ
   材の晩材と早材

岡野 健(林産学科)
〈学部からの便り〉経済学部 理論と現実とのはざま 貝塚啓明(財政学)
〈学部からの便り〉工学部 工学部のこと知っていますか? 伊理正夫(計数工学科)
〈学部からの便り〉理学部 自然に対する好奇心を大切に 尾本恵市(生物学科)
〈学部からの便り〉文学部 「得其門」のこと 戸川芳郎(中国哲学科)
図書館だより 長期貸出について
〈書評〉A・G・ケアンズ=スミス著/石川統訳
 『生命の起源を解く七つの謎
村上陽一郎(科学史)
コーナーストーン  ラボ教室(玉蟲)/ 梅雨、あじさい(宮本)/「世の中変わる」授業中に私語するのが増えた(亀井)

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■325号――1987.9.10

大マゼラン雲の超新星
 写真:アングロオーストラリアン天文台撮影
野本憲一
(宇宙地球科学)
第68回(昭和62年・秋季) 東京大学公開講座 「進化」
〈駒場の環境美化について考えよう〉
駒場の環境美化について     写真:4点
原 襄
(環境委員長・生物)
〈駒場の環境美化について考えよう〉人ヨ汝ハ塵埃ニシテ
 写真:4点
阿部良雄(フランス語)
62年6月の3日間ストライキについて 田辺 裕(第六委員
長、人文地理学)
〈夢あふれる博物館〉国立民族学博物館
 写真:クンダン、ゴングとスウカン(ガムランの楽器「みん
ぱく」85.11より)/北西海岸インディアンのシルク・スクリ
ーン(「みんぱく」85.11より)/図版:民族博物館利用案内

大林太良(人類学)
〈夢あふれる博物館〉江戸東京博物館
 図版:「江戸東京博展示基本計画」より、「文明開化
  東京」予想図
芳賀 徹(フランス語、
比較文学)
CORNE STONE  小定期刊行物 (A)/新星や超新星(杉浦)/ソ連で会議(S)/第五委員今号で任期(亀井)
 エッシャーの図版はコミッティジャパンの承認を得て掲載
〈書評〉佐々木力編 『科学史 杉浦光夫(数学)
〈書評〉木村彰一著 『魅せられたる旅人
 ロシア文学とスラブ学 魅せられて
直野 敦
〈私と辞書〉辞書を引くこと 高橋哲哉(哲学)
三上次男先生追悼文――燃えつづけた情熱の人 木村尚三郎(歴史学)
〈私の履歴書〉生い立ち 川中子義勝(ドイツ語)
昭和63年度 進学振分け 第1回志望集計についての注意および進学志望集計表

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■326号――1987.11.9

百科事典の項目「女性」――アドヴァイスにかえて
 図版:ムンク「女」
北川東子(ドイツ語)
結婚と職業の両立?  図版:ラーダーと踊るクリシュナ
長崎暢子(歴史学)
図書館だより 夜間開館の延長について
国立歴史民俗博物館への誘い
 写真:外観/「前方後円墳の時代」展示ルーム風景。
  古墳や銅鏡の展示の合間から「律令国家」展示
  ルームの羅城門が見える

義江彰夫(歴史学)
中屋健弌先生を偲ぶ 新川健三郎(歴史学)
美術館だより 講演会「武蔵野/駒場/水の道」
チリの拷問
 図版:「チリから帰って」(「ディ・ツァイト」紙。拷問に
あっているのがブリューム、上に乗って彼をなぐるのが
シュトラウス、その後は同じCSU幹部で中央政府内相
のツィンマーマン)

杉橋陽一(ドイツ語)
ケンブリッジのこと――ホールとコレッジ生活  写真 中村健二(英語)
構内における静穏維持に関する注意  教養学部
環境美化のための提言   教養学部
中南米四半世紀 写真 増田昭三(スペイン語)
留学生相談室の開室について 黒岩晰子
(留学生アドバイザー)
LEIBNIZは本当にライプニッツか 山田明雄(数学)
CORNER STONE   秋学期第 一日目(N)/じっくり勉強できる秋、第二の湯川や利根川を(村上)/文部省の科研費申請書類に純国産の利根川が生まれない背景(石川)/あけび(宮本)

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■327号――1987.12.3

アメリカの秋の旅――相互理解の現状と目標
 写真:フランク・ロイド・ライト設計、ウィスコンシン州
   ラシーヌのウィングスプレッド会議場全景/内部
本間長世(英語)
第19回 東京大学教養学部公開講座 「なた彫の仏像について」
〈早春惜別〉 去るにあたって 小林善彦(フランス語)
〈おくることば〉小林先生を送る――激しく優しい人 新倉俊一(フランス語)
〈早春惜別〉 惜別の辞 森本和夫(フランス語)
〈おくることば〉森本先輩を送る 荒木昭太郎(フランス語)
〈早春惜別〉 自由の学風を 城塚 登(社会思想史)
〈おくることば〉城塚先生を送る――変らぬ若々しさと暖かい包容力 馬場修一(社会思想史)
寺田和夫先生をしのぶ 大貫良夫(人類学)
教養学部図書館企画 「旧制一高の記念写真展――スポーツ編(1)」
〈書評〉平川祐弘著
 『破られた友情――ハーンとチェンバレンの日本理解
延広真治(国文学)
コーナーストーン  「ポーヤのアルバ ム」数学者の写真(杉浦)/秋から新委員(和)/退官の先生方のお別れの言葉。「昔のこと」(馬場)/北東に新体育館建設(小林)
第五委員交替のお知らせ 杉浦光夫(委員長、数学)、長 崎暢子(歴史学)、宮本久雄(哲学)、荒木昭太郎(仏語)、高橋和久(英語)、池田信雄(独語)、島田陽(露語)、馬場修一(社会思想史)、村上陽一郎 (科学史)、石川統(生物学)、小林寛道(体育)

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■328号――1988.1.8

利根川進博士のノーベル賞
 図版:抗体の構造。点を打った部分がV(可変)領域、
 その他がC(定常)領域/抗体H鎖V遺伝子のでき方。
 リンパ球が分化するとき、V、D、J任意の断片が組み
 合わされる

石川 統(生物学)
〈早春惜別〉 駒場と私  写真・サイン 伊藤 薫(生物学)
〈おくることば〉伊藤薫先生を送る 里見大作(生物学)
〈早春惜別〉 去るに当り 写真・サイン 小島晋治(歴史学)
〈おくることば〉小島晋治先生を送る
――優しさと包容力の人
山内昌之(歴史学)
〈早春惜別〉 「惜別の辞」に代えて 信貴辰喜(ドイツ語)
〈おくることば〉信貴辰喜先生を送る 新田義之(ドイツ語)
〈早春惜別〉 一向によくならない駒場
 写真:著者近影/旧影1956年
増田昭三(スペイン語)
〈おくることば〉増田昭三先生を送る 大貫良夫(人類学)
北朝鮮管見 写真:2点 山影 進(国際関係論)
第38回駒場祭について 写真 杉浦克己(経済学)
コーナーストーン  多摩川にアオサギ (杉浦)/前田陽一名誉教授ご冥福を(昭)/事件は起こるのか起きるのか(石川)
朱牟田夏雄先生を偲ぶ 行方昭夫(英語)

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■329号――1988.2.5

〈美術博物館講演要旨〉武蔵野/駒場/水の道
  写真:2点
 はじまりの時間/川の記憶/井ノ頭線のカーブ/
 武蔵野の不思議なカーブ/羽村の舞々虫井戸/
 海から湧いて来た眼

吉増剛造
(文責:小林康夫)
〈早春惜別〉 ありて余るもの 写真・サイン 寺澤芳雄(英語)
〈おくることば〉寺澤芳雄先生を送る 久保内瑞郎(英語)
〈早春惜別〉 跡を濁したままに 吉上昭三(ロシア語)
〈おくることば〉吉上昭三先生を送る 佐藤純一(ロシア語)
〈早春惜別〉 学生への提案 藤本文範(物理学)
〈おくることば〉藤本文範先生を送る 藤原邦男(物理学)
〈早春惜別〉 とつくにのことのは 山本 明(ドイツ語)
〈おくることば〉山本明先生を送る 坂井榮八郎(ドイツ語)
〈書評〉ヘンリー・ステーテン著/高橋哲哉訳
 『ウイトゲンシュタインとデリダ
湯浅博雄(フランス語)
〈書評〉伊東俊太郎著 『中世の数学 佐々木力(科学史)
第34回 東京大学総合研究資料館講演会 「人類学と関連諸科学との接点」
コーナーストーン  駒場を去る方(和) /駒場武蔵野水の道はかつてよく歩いた道(馬場)/木材の「木裏」「木表」「陽裏」「陽表」(村上)/位相幾何学、代数幾何学、函数空間論、数学基礎論な ど二十世紀の数学(杉浦)

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(縮刷版六収録)

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