教養学部報バックナンバー1990.4~1991.2〈348~355〉の紹介

◆348号+号外――1990.4.10(平成2年)
◆349号――1990.5.15
◆350号――1990.7.10
◆351号――1990.9.11
◆352号――1990.11.12
◆353号――1990.12.11
◆354号――1991.1.21(平 成3年)
◆355号――1991.2.12


◆348号+号外――1990.4.10(平成2年)

一期の境ここなり 有馬朗人(東京大学総長)
「オリター」との会話――新入生に向けて 青柳晃一(教養学部長)
〈教養学部教官紹介〉 人文 科学科/外国語科/体育科
 1.専攻分野  2.近頃思うこと  3.学生諸君への注文とすすめ
 4.あれば顧問をしているサークル
教養課程での学習と進学振分けについてのアドバイス 浅見俊雄
(第二委員長・体育)
〈時に沿って〉駒場と九州大学 矢野公一(数学)
コーナーストーン 「思い込み」(け)/ヘビの上体そらし、体側屈、体前屈(青 山)/テレビ追放したものの(S)
今期(9月末日まで)の第五委員会(「教養学部報」編集)
 廣部達也 (委員長、情報・図形科学)、宮本久雄 (哲学)、下條信輔(心理)、阿部良雄(フランス語)、池田信雄(ドイツ語)、桑野隆(ロシア語)、高橋和久(英語)、縄田和満(統計学)、黒田玲子 (化学)、佐藤八十八(生物学)、青山昌二(体育)
健康と健康診断 写真 豊岡照彦
(保健センター駒場支所)
教養学部の教官組織と事務部   組織図
事務部
学生定期健康診断のお知らせ
〈特集〉教養課程の外国語――なぜ、いかに学ぶか
 大学における語学教育とは何か――特に英語
 教育について
 語学上達の三条件もっと重要な問題は
 人間教育としての語学役に立つとは何か
 写真

上島建吉(英語)
中国語教育をめぐる若干の論点 高橋 満(中国語)
〈本の棚〉小川晴久著 『三浦梅園の世界
 写真:三浦梅園旧宅
松原 望(統計学)
〈時に沿って〉丹波から駒場へ 和田信雄(物理学)
〈特集・駒場に棲む〉棲息空間駒場  写真 馬渕一誠(生物学)
〈特集・駒場に棲む〉駒場野の歴史  写真 横山 正(情報・図形科学)

号外〈辞典案内〉

 英 語  山縣宏光
 ドイツ語  新田春夫
 フランス語  中地義和
 ロシア語  佐藤純一
 イタリア語  長神 悟
 スペイン語  上田博人
 ポルトガル語  池上岑夫
 古典語(ギリシア語・ラテン語)      水谷智洋
 中国語  刈間文俊
 国語辞典  神野志隆光
 漢和辞典  小川晴久
 朝鮮語  高柳俊男
 アラビア語  奴田原睦明
 ヒンディー語  長崎暢子
 インドネシア語  押川典昭
 トルコ語  水野美奈子

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◆349号――1990.5.15

ペレストロイカの進展と中国の対応    写真
石井 明(国際関係論)
道徳的敗北と政治的敗北
 アゼルバイジャン人とアルメニア人との民族紛争に関する雑感
 写真:民族集会の拓かれたバクー港前の広場

山内昌之(歴史学)
〈教養学部後期課程案内〉教養学科第一・第二・第三
 批判者としての「素人」教育
 専門課程でない後期課程
田辺 裕(教養三学科合同
委員会議長・人文地理学)
〈教養学部後期課程案内〉基礎科学科第一
 専門の枠を越えて
 写真:眞隅研究室で高温超伝導体にレーザー光を
 当て「超導性と光伝導性の相関」を発見。
 薄膜素子を作る装置
櫻井捷海
(基礎科学科第一委員長・物理学)
〈教養学部後期課程案内〉基礎科学科第二
 ソフト系科学技術の開拓
 はじめに/科学技術の流れ/ソフト系科学
 技術/むすび
永野三郎
(基礎科学科第二委員長・
情報・図形科学)
図書館だより 開館時間延長について
〈教養学部教官紹介〉 社会 科学科/自然科学科
 1.専攻分野  2.近頃思うこと  3.学生諸君への注文とすすめ
 4.あれば顧問をしているサークル
コーナーストーン 何かを入れてポンと叩けば(阿部)/ヘビが少なくなった(青 山)
〈本の棚〉モーリック・チャイルド著/黒田玲子訳
 『教養の化学』   図版:本書270頁より
林 利彦(化学)
〈特集〉教養課程の外国語・二
 ――なぜ、いかに学ぶか 〈他者〉 としての外国語
中地義和(フランス語)
〈特集〉教養課程の外国語・二 美しき伝統と醜き陋習 岩本振武(化学)
美術博物館のお知らせ 講演会「アンデスの遺 跡発掘」
〈特集・駒場に棲む2〉駒場の環境について  写真 渡會公治(体育)
〈特集・駒場に棲む2〉駒場の自然水    
  写真/駒場の湧水と東京の地下水の比較(ppm)
高野穆一郎(化学)
〈本の棚〉スタイナー著/海老根宏・山本史郎訳
 『アンティゴネー の変貌
三角洋一(国文学)
〈本の棚〉マンゾーニ著/平川祐弘訳 『いいなづけ 丹治 愛(英語)
〈本の棚〉長崎暢子著 『インド独立 山影 進(国際関係論)

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◆350号――1990.7.10

瀟洒な賓客――
 ダニエル・ミッテラン夫人を駒場へお迎えして
 写真:たのしく晴れやかな…

荒木昭太郎(フランス語)
人頭税のことなど――  一傍観者の皮相な観察
 写真:4月1日のトラファルガー広場付近
     (木畑洋一氏撮影)

高橋和久(英語)
〈本郷各学部案内〉法学部 法律ばかり勉強しないで 高橋和之 (憲法)
〈本郷各学部案内〉経済学部 経済学部への招待 植田和男 (国際経済)
〈本郷各学部案内〉文学部 文化伝統の創造的継承
 写真:布文館の一隅
坂部 恵 (哲学)
〈本郷各学部案内〉薬学部
 二十一世紀の生命科学をめざして
荒田洋治 (薬品物理化学)
〈本郷各学部案内〉工学部
 マッサージからメッセージへ
吉川弘之
〈本郷各学部案内〉教育学部
 人間を問い教育を考える
 写真:静岡県狩野小での授業実践(学校教育学科・
    教育方法演習)

寺崎昌男
〈本郷各学部案内〉農学部 食糧、環境、そして先端
バイオサイエンス
野口 忠 (栄養化学)
〈本郷各学部案内〉医学部 変容への対応 大井 玄 (成人保健学)
〈本郷各学部案内〉理学部 若い諸君の創造性に
期待する 写真:附属臨海実験所研究棟(油壺)
九城育夫
図書館だより 長期貸出について/夏季休業中 の開館時間について
進学情報センターから 那須崇夫(進学情報センター)
駒場野に棲む――承前     写真
横山 正(情報・図形科学)
渓流行  写真:イワナ(保育社『魚の図鑑』より) 田坂隆士(数学)
〈特集〉教養課程の外国語三 ――なぜ、いかに
学ぶか  異質なものの理解をめざして
鍛治哲郎(ドイツ語)
〈特集〉教養課程の外国語三 外国語教育の重構
造化――ベトナム語教育の現場から
古田元夫(歴史学)
〈本の棚〉東京大学公開講座 『気の世界 中 直一(ドイツ語)
〈時に沿って〉哲学の森へ 門脇俊介(哲学)
〈時に沿って〉やってくる不思議 兵頭俊夫(物理学)
〈時に沿って〉講読の授業が契機に 竹村文彦(スペイン語)
コーナーストーン 15号館に移って半年(T)/二つの特集(H)/原稿の締切 日(X)

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◆351号――1990.9.11

〈特集〉教養課程の外国語四
 ――なぜ、いかに学ぶか
 創造的思想形成に役立つ外国語を
杉本大一郎
(宇宙地球科学)
〈特集〉教養課程の外国語四 私の語学遍歴
 知的滝登り/「多力者」の夢
 図版:G・B・ピラネージ「ネロの墓のある古代
   廃墟幻想」

平川祐弘
(フランス語、比較文化)
外国語教育について―― 一つの経験談 山本吉宣(国際関係論)
〈時に沿って〉失われたものの記憶 中村政隆(情報・図形科学)
〈時に沿って〉文学研究の研究 足立信彦(ドイツ語)
〈時に沿って〉これでいいのだ70s 佐藤良明(英語)
コーナーストーン 「五」「六」「八」(け)/前号のミスのお詫びと訂正(ミス ノン)
〈本の棚〉ブルデュー著/石井洋二郎訳
 『ディスタンクシオンⅠ・Ⅱ
林 文代(英語)
〈本の棚〉綿秡邦彦監修 『病める地球をどう救うか
 第三ミレニア ム人類への提言
嶋田正和(生物学)
図書館だより 秋季休業中の長期貸出/開館時 間
〈時に沿って〉書物との出会い 工藤庸子(フランス語)
平成3年度進学振分け第一回志望集計表 およ び注意

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◆352号――1990.11.12

駒場の秋――雑感 
 写真/図版:ツルボ「牧野新日本植物図鑑」北隆館より
箸本春樹(生物学)
目黒のさんま
 図版:北尾重政画「絵本世都濃登起」安永四年刊。
    目黒は鷹狩りの地

延廣眞治(国文学)
第五委員交替のお知らせ
 平子義雄(委員長、ドイツ語)、今井知正 (哲学)、古田元夫(歴史)、滝田佳子(英語)、支倉崇晴(仏語)、沼野充義(露語)、小寺彰(法学)、廣部達也 (情報・図形科学)、黒田玲子 (化学)、佐藤八十八(生物学)、跡見順子(体育)
〈特集〉教養課程の外国語五 ――なぜ、いかに学ぶか
 制度と組織の思い切った改革を
佐藤純一(ロシア語)
〈特集〉教養課程の外国語五 「教養」としての三ヶ国語
 写真:メキシコの子どもの最大酸素摂取量の測定風景
小林寛道(体育)
〈特集〉教養課程の外国語五 語学と語学でないもの 古田幹雄(数学)
学部交渉について 丸山松幸(評議員)
〈本の棚〉桑野隆著 『未完のポリフォニー
 図版:クルチョーヌイフ「爆」より
高橋宗五(ドイツ語)
〈時に沿って〉二十歳のころ 松岡心平(国文学)
〈本の棚〉加藤百合著『大正の夢の設計家
――西村伊作と文化学院
』  写真:晩年の西村伊作
廣部達也(情報・図形科学)
〈本の棚〉藤本隆志著 『哲学入門 塚本明子(英語)
〈時に沿って〉ランゲージ・ショックをのりこえて 岡 秀夫(英語)
美術博物館のお知らせ 講演会「江戸を描く、 江戸を読む」
コーナーストーン  「言葉」の議論(Q)

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◆353号――1990.12.11

「第九」と「トリスタン」
 図版:ワーグナー直筆による第九ピアノ用編曲楽譜
   (第4楽章バリトンのレチタティーボ)

高辻知義(ドイツ語)
スキーのたのしみ
 図版:スキーの原型「履板(シト)」をつけた樺太の人
    間宮林蔵「北蝦夷図説」より

下條信輔(心理学)
〈特集〉教養課程の外国語六 ――なぜ、いかに学ぶか
 教科書と 外国語教育
門脇俊介(哲学)
〈特集〉教養課程の外国語六 日常言語と教養  図版 上田博人(スペイン語)
〈特集〉教養課程の外国語六 語学教育と言語
――計算機科学の立場 より
川合 慧(情報・図形科学)
図書館だより 冬季休業中の長期貸出/開館時 間
〈本の棚〉若林正丈著 『転形期の台湾――「脱内
戦化」の政治
並木頼寿(歴史学)
〈時に沿って〉寄道を楽しみながら 山本昌宏(数学)
コーナーストーン  疲労困憊(JB)/また第五委員に(広部)/前号から印刷 工程が「活字」から「写植」方式に(P)/前号より編集実務担当者、薦田洋子さん(Q)/物事を本来の名前で呼ばなくなる「言葉の魔術」(馬)/器械音痴 でワープロまだ(山)/国連平和協力法案(T)
〈本の棚〉劉香織著 『断髪――近代東アジアの
文化衝突
』 図版:辮髪を結う(本書第二章より)
松岡心平(国文学)
〈時に沿って〉一球目から力をこめて 大澤吉博(英語)
〈時に沿って〉好きな思想の縁で 斎藤兆史(英語)
美術博物館のお知らせ 講演会「建築の空隙」

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◆354号――1991.1.21(平成3年)

ルネッサンス人の体型についての若干の冗談と考察
 写真
高橋康也(英語)
「復権」する思想・文化
――ペレストロイカの中の思想界
 写真:メイエルホリド/トロツキイ/
    ソルジェニーツィン
桑野 隆(ロシア語)
カナダ人気質
 図版:ピツェオラク・アシューナ作「雲から身を
   隠す女」 カナダ・エスキモーの石版画
川本皓嗣(英語)
学寮昨今 山中桂一(第八委員長・英語)
第41回駒場祭について 写真 福永哲夫(第六委員長・体育)
〈特集〉教養課程の外国語七
 ――なぜ、いかに学ぶか
 「実用英語教育」への実用的提案  図版

楠見明弘(物理学)
〈特集〉教養課程の外国語七
 「周縁的」言語への関心
――文化人類 学の立場から  図版

山下晋司(文化人類学)
〈駒場をあとに〉開幕のベルを耳に残して 鳥 居修晃(心理学)
〈おくることば〉”やさしさ”が生きた研究 河内十郎 (心理学)
〈駒場をあとに〉責任ある「私」となるために 荒井 献(古典語)
〈おくることば〉荒井献先生を送る 水谷智洋(古典語)
〈駒場をあとに〉さよなら駒場 山 田晃弘(生物学)
〈おくることば〉山田晃弘先生を送る 畑中信一 (生物学)
〈駒場をあとに〉想い出 橋口 稔(英語)
〈おくることば〉声低く語れ 大澤吉博(英語)
〈駒場をあとに〉席をゆずる話 毛 利秀雄(生物学)
〈おくることば〉土筆によせて 奥野 誠 (生物学)
〈駒場をあとに〉ある一校生の感慨 阿部龍蔵(物理学)
〈おくることば〉阿部龍蔵先生を送る 氷上 忍(物理学)
〈駒場をあとに〉駒場――昔と今 玉 蟲左知 夫(ドイツ語)
〈おくることば〉緩やかさの品位 鍛治哲郎 (ドイツ語)
〈駒場をあとに〉丘を去る日の近きかな
――アンダンテ・カンタービ レ
荒木昭太郎(フランス語)
〈おくることば〉送らざるの辞 竹内信夫(フランス語)
〈本の棚〉岩田一政著 『国際経済学 鬼塚雄丞(経済学)
〈時に沿って〉レニングラードとオイラー研究所 野海正俊(数学)
〈時に沿って〉三昧堂の秋 野矢茂樹(哲学)
コーナーストーン  学部報まもなく四十歳(Q)/早飯喰い(M)/印刷所に電 算機が入り、小ゲラ大組ゲラのときに行っていた割付や見出し指定を入稿前にすることに(T)/外国からのお客が駒場に(Y)/インディアン・サマー(X)
美術博物館のお知らせ 講演会「音楽の悪魔」

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◆355号――1991.2.12

中国映画の衝撃――「新潮流」の若い監督たち
 写真:陳凱歌監督「黄色い大地」1984年
刈間文俊(中国語)
麻布な話
 図版:司馬江漢画「広尾親父茶屋図」1784
 紙本銅板筆彩
スミエ・ジョーンズ(客員研究員・インディアナ大学)
〈特集〉教養課程の外国語八
 ――なぜ、いかに学ぶか
 駒場における古典語教育の実情 図版

水谷智洋(古典語)
〈特集〉教養課程の外国語八
 漢文・お経・英語教育 図版
長尾龍一(法学)
〈特集〉教養課程の外国語八
 老いた言語障害者の嘆き 図版
大西直毅(物理学)
〈本の棚〉J・メイナード・スミス著/木村武二訳 『生物学のすすめ 庄野邦彦(生物学)
コーナーストーン ゆとりある年に(R)/学生に魅力ある学部報とは?(A)/ 試験期のペルソナ(羊)/悪戯電話に悩まされている(X)/日本民芸館、近代文学館、駒場公園(Y)
〈駒場をあとに〉駒場の半世紀を振り返って 竹 田 晃(漢文学)
〈おくることば〉甲子園の土 丸山松幸 (漢文学)
〈駒場をあとに〉駒場の空気が…… 小田島雄志(英語)
〈おくることば〉後光眩い小田島先生 國重純二(英語)
〈駒場をあとに〉スポーツで学生諸君と接して 渡 辺 融(体育)
〈おくることば〉ナベさんを送る 浅見俊雄 (体育)
〈駒場をあとに〉時代の終焉のなかで 岩村行雄(ドイツ語)
〈おくることば〉岩村さんを送る 麻生 建(ドイツ語)
〈駒場をあとに〉日付のある記憶の断片 神 品芳夫(ドイツ語)
〈おくることば〉神品先生を送る 杉橋陽一 (ドイツ語)
〈駒場をあとに〉若い嗅覚に期待する 今井 勇(物理学)
〈おくることば〉今井先生を送る 小宮山進(物理学)
〈駒場をあとに〉駒場における学生実験 遠 藤英裕(物理学)
〈おくることば〉遠藤先生を送る 藤原邦男 (物理学)
授業時間と時間割の改訂、週休二日制の実施について 浅見俊雄(第二委員長・体育)
〈本の棚〉原襄・福田泰二・西野栄正共著 『植物観察入門――花・ 茎・葉・根
 図版:本書153頁より

村上 悟(生物)
〈時に沿って〉一、二年生の皆さんへ 山内 薫(化学)
〈時に沿って〉フォルトゥーナの車輪にのって 岡本麻美子(ドイツ語)
〈時に沿って〉「物理数学」を楽しむ 中村 周(数学)

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(縮刷版六収録)

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