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総合文化研究科

文系・理系を横断・統合し、学際的・国際的な視野から
新しい研究課題に取り組む先端的な総合型大学院です

駒場キャンパスにある総合文化研究科は、発足当初よりその教育・研究理念として学際性と国際性を掲げ、単に専門領域における研究者ばかりでなく、社会の実践的分野においても活躍しうる高度の知見を備えた専門家を養成することを目標にしてきました。文系の専攻としては、言語情報科学、超域文化科学、地域文化研究、国際社会科学の4専攻があり、理系の専攻としては、広域科学専攻があります。広域科学専攻はさらに相関基礎科学系、生命環境科学系、広域システム科学系の3系に分かれ、これらが実質的な運営単位となっています。

2004年4月には、国際貢献に寄与しうる人材を育成するため、5専攻にまたがる「人間の安全保障プログラム」が発足しました。また、2010年4月には既設の「アメリカ太平洋地域研究センター」と「ドイツ・ヨーロッパ研究センター」を統合し、新たに「持続的平和研究センター」「持続的開発研究センター」「アフリカ地域研究センター」を加えて「グローバル地域研究機構」が設置されました。この組織は2011年4月から「中東地域研究センター」と「アジア地域研究センター」を加え、文字どおりにグローバルな研究拠点として活発に活動しています。

さらに、2012年4月には、現代世界が直面するさまざまな課題に地域・領域を越えて取り組むことをめざした「グローバル共生プログラム」が文系4専攻にまたがる形で設けられ、2012年10月からは、英語だけで学位取得が可能なコースとして「国際人材養成プログラム(Graduate Program on Global Society)」(文系)と「国際環境学プログラム(Graduate Program on Environmental Sciences)」(文理融合系)が発足します。

このほか、総合文化研究科では2005年以降、科学技術と社会のコミュニケーションを進める人材を育成する「科学技術インタープリター養成プログラム」、現代ヨーロッパについて学際的な教育・研究を進める「欧州研究プログラム」および「日独共同大学院プログラム」、新しい時代の人文学の開拓をめざす「共生のための国際哲学プログラム」などの多様な活動が展開されてきました。その成果は、それぞれ新たな組織へと継承されていくことになっています。

総合文化研究科では、このように文理横断的な研究・教育を発展・進化させながら、問題発見型・解決型の人材を数多く養成し、社会に送り出しています。

 

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