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総合文化研究科・教養学部紹介

東京大学では、教養教育(リベラル・アーツ教育)を学部教育の基礎として重視し、入学者は全員、教養学部前期課程に最初の2年間在籍します。1990年代、全国の大学が次々と教養部を廃止するなか、教養学部はカリキュラムの抜本的改革を行い、先進的教養教育を発展させてきました。流動化する社会において、知的基盤としての教養教育に対する社会的要請は強まっており、駒場における教養教育の実践は、その重要性を高めています。2011年4月には、教養教育の一層の高度化をはかり、「教養教育開発機構」を改組拡充して「教養教育高度化機構」を設置しました。

教養学部後期課程は、学際性、国際性を理念に据え、既存の枠組みにとらわれない領域横断的な先端的教育研究活動を展開することで、複合化、多元化する現代世界の要請に応え、各界をリードする多彩な人材を養成、輩出してきております。2011年度には、培われた学際性、国際性を深化させ、高度に複雑化する学問、急激に変化する社会に対応するため、文理融合の「学際科学科」創設をはじめ、文系、理系学科を抜本的に改編し、3学科体制へと刷新しました。

同じ駒場キャンパスにある大学院総合文化研究科は、教養学部後期課程における専門教育研究を先進的に発展させ、新しい研究領域を開拓する総合型大学院です。高度な専門性だけでなく、諸領域の先端分野を広く横断する知識と先見性を備えた問題発掘・解決型の多様な人材、第一線で活躍する数多くの創造的研究者を養成し、世に送り出してきています。

総合文化研究科・教養学部は、このように他に例をみない「前期課程―後期課程―大学院」という一貫した教育研究組織を形成し、広く社会に向かって開かれた「センター・オブ・エクセレンス」を追求しています。
なお、東京大学全学の概要については、「東京大学の概要icon_window.gif」をご覧下さい。

 

 


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