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言語情報科学専攻

言語情報科学専攻は、人間の知的活動の根幹といえる言語活動を多角的に考察することをその研究活動の主眼としています。文化・社会のなかでの人のいとなみとしてことばをとらえる人文・社会科学的アプローチから、ヒトの脳や計算機の働きとの関係でことばをとらえようとする自然科学的・工学的アプローチまで、その視点は実に多岐にわたります。いわば、領域横断的学際性という総合文化研究科の学問理念を「ことば」を軸に具現化した専攻であると言えます。また、東京大学の学部生に外国語を教えるスタッフを擁する総合文化研究科の利を活かし、欧米およびアジアの主要言語をほぼ網羅する研究対象言語の幅広さも大きな特徴となっています。

専攻における教育は、授業と論文執筆指導を核にした個人指導が2本の柱となります。授業では、最先端の研究成果を活かして新しい研究の方向を教員と学生とが共に模索する場を提供するのはもちろんのこと、大学院に入って初めて専門分野を決める学生も多いことを考慮して、バランスのとれた基礎知識や考え方の基本を提供することも心がけています。国内の大学院では例の少ない入門必修科目を一部の分野で実施しているのも、そのあらわれです。また、個人指導は、入学直後に学生の希望にそって決定される指導教員を中心に行われます。修士論文・博士論文とも指導教員中心の複数指導態勢をとっており、丁寧な指導が行われます。このような理念・指導のもと、修了生の活躍の場は大学・研究所などの研究・教育分野のみならず、官公庁、一般企業など社会の実践的分野にも広がっています。

専攻に関する詳しいことは,専攻のホームページをご覧ください。

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