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欧州研究プログラム(ESP)

プログラムの趣旨

「欧州研究プログラム(European Studies Program : ESP)」は、EUを中心とした統合が進み、政治・経済・社会のあらゆる方面で既存の秩序が変容しつつある現代欧州について、最新の研究方法と正確な知識、それに基づく洞察力を養い、日欧の架け橋として社会の様々な方面で活躍する「市民的エリート」を養成するプログラムである。
 

プログラムの運営組織

本プログラムの運営組織は、2005年4年に東京大学駒場キャンパスの大学院総合文化研究科・教養学部に設置され、2010年4月から大学院総合文化研究科附属グローバル地域研究機構(IAGS)に改組され新たなスタートを切ったドイツ・ヨーロッパ研究センター(DESK)で、本センターが駒場キャンパスにある豊富な研究と教育のための人材を中心として、本郷キャンパスの教員の支援をあおぎながら本教育プログラムの調整にあたっている。
 

プログラム対象学生と学位

本プログラムには総合文化研究科の文系4専攻(言語情報科学専攻、超域文化科学専攻、地域文化研究専攻、国際社会科学専攻)に所属する学生の登録が可能である。本プログラムでは、所属する専攻のカリキュラムに加えて、プログラム科目を規定の方法で履修した学生に、我が国初の「修士(欧州研究)」の学位を授与している。
 

海外学生セミナー

「欧州研究プログラム」はまた、海外学生セミナーも実施している。約12日間の日程で開催される秋期セミナー(European Fall Academy: EFA)は、ルクセンブルクに近いドイツの町オッツェンハウゼン(Otzenhausen)にあるヨーロッパ・アカデミー(EAO)で、2007年度から毎年実施されている。このセミナーは、ザールブリュッケンのASKO欧州財団、トリア大学、ヨーロッパ・アカデミーとドイツ・ヨーロッパ研究センターの協力による。
 

修了後の進路

本プログラムを修了した学生には、社会のさまざまな分野で日欧間の架け橋となる職業に就くことが期待されているが、既存専攻の博士課程にそのまま進学し、研究者を目指す道も開かれている。

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