HOME総合情報教育プログラム教養学部 前期課程PEAK(教養学部英語コース)

PEAK(教養学部英語コース)

PEAK: Programs in English at Komaba

英語コース(PEAK

教養学部英語コース(PEAK)は、前期課程の「国際教養コース」、後期課程の「国際日本研究コース」ならびに「国際環境学コース」から構成されます。前期課程の「国際教養コース」については、学部英語コース特別選考による入学者だけが対象となります。後期課程の2コースについては、「国際教養コース」修了者のみならず、一般入試入学者、外国学校卒業学生特別選考入学者、学校推薦型選抜入学者にも開かれています。

このコースの設置は、『東京大学の行動シナリオFOREST2015』(2010年3月策定)において示された、「世界から人材の集うグローバル・キャンパスを形成し、構成員の多様化を通じ、学生の視野を広く世界に拡大する」という重点テーマ(「グローバル・キャンパスの形成」)を具体化するものです。

したがって、本コースは東京大学が全学的に取り組むものですが、具体的なコース設置にあたり、教養教育の充実、発展と、「学際性」「国際性」をキーワードとする先進的教育研究に取り組んできた教養学部が、全学的協力のもとに上記3コースを開設することとなりました。

PEAKへの入学・進学方法は複数あります。そのうちの一つが初等・中等教育を日本語以外で履修した学生を対象にした、書類と面接審査による学部英語コース特別選考です。(詳細は、「東京大学入学者選抜要項」を参照下さい。)学部英語コース特別選考を経た学生は9月入学となり、前期課程(1・2年生)では前期課程カリキュラムである「国際教養コース」を履修し、後期課程(3・4年生)では原則として「国際日本研究コース」あるいは「国際環境学コース」に進学して、専門課程カリキュラムを履修します。学部英語コース特別選考を経て入学する学生がPEAK生の大部分を占めます。

これに加えて、一般入試や外国学校卒業学生特別選考で入学した4月入学の学生も、進学選択制度を利用して後期課程から「国際日本研究コース」や「国際環境学コース」に進学することができます。

また、学校推薦型選抜を活用して、あらかじめ「国際日本研究コース」または「国際環境学コース」への進学を志願することも可能です。なお、学校推薦型選抜で入学した学生は、前期課程では「国際教養コース」ではなく、一般入試による入学者を対象とするカリキュラムを履修します。

また、「グローバル・キャンパスの形成」という主旨から、英語コースのカリキュラムは、できるかぎり、全学の学生に開かれたものを目指しています。英語による授業に積極的に参加し、PEAKの学生たちと交流することを通して、グローバルな視野を一層広げる機会が醸成されることを願っています。

英語コースの詳細は、PEAKホームページicon_window.gifを参照して下さい。

ホームページはこちら

国際日本研究コース(International Program on Japan in East Asia

国際日本研究コースは、「学際性」と「国際性」という東京大学教養学部の理念を踏まえ、人文科学・社会科学の諸理論とその適用方法を幅広く習得し、日本と東アジアの文化や社会を、国際的かつ学際的な視点から学ぶコースです。また、英語コースではありますが、一定水準の日本語能力の習得も重視しています。

卒業生は、国際機関、日本あるいは母国の民間企業・官庁・ジャーナリズムなどでの活躍が期待されますが、4年間の学習経験を生かして、東京大学大学院総合 文化研究科の各専攻を初めとする日本国内外の大学院で、より専門的な研究に従事する途も開かれています。なお、同研究科には英語による授業のみで学位取得可能な大学院プログラムである国際人材養成プログラム(GSP:Graduate Program on Global Society)も開設されており、同プログラムへの進学も可能です。

ホームページはこちら

国際環境学コース(International Program on Environmental Sciences)

国際環境学コースは、「学際性」と「国際性」という東京大学教養学部の基本理念を踏まえ、環境という複雑な問題を多面的に研究する文理融合系のコースです。環境政策、倫理学、法学に加え、生物多様性保護、地球化学サイクル、地球物理学、最新の環境技術等を、先端科学および工学の観点から学びます。地球規 模に拡がる環境問題に多様な視点からアプローチすることによって、持続可能な社会の構築と発展に寄与することを目標としたコースです。そのために、本コースでは自然科学と人文・社会科学をともにカバーする「文理融合」的なカリキュラムを提供し、両方の分野に通じた幅広い人材の育成をめざしています。

卒業後は、国際機関、日本あるいは母国の民間企業、官庁、ジャーナリズムなどでの活躍が期待されますが、4年間の学習経験を生かして、東京大学大学院総合文化研究科の広域科学専攻を初めとする大学院で、環境・エネルギーに関するより専門的な研究に従事する途も開かれています。なお、同研究科には、英語による授業のみで学位取得可能な大学院プログラムである国際環境学コース (GPES: Graduate Program on Environmental Sciences) も開設され、同プログラムへの進学も可能です。

ホームページはこちら

総合情報