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最終更新日:2024.10.02

ニュース

イベント 2024.09.30

【イベント】第147回オルガン演奏会(開催日:2024/10/23)

区分

講演会等

対象者

社会人・一般・在学生・留学生・卒業生・教職員・小学生・中学生・高校生・大学生

開催日時

2024/10/23(水)19:00~(開場 18:40)

会場

東京大学駒場Ⅰキャンパス 900番教室(講堂)
https://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam02_01_22_j.html

定員

800人

参加費

無料

申込方法

事前申込不要

主催

東京大学大学院総合文化研究科・教養学部オルガン委員会
協賛:東大駒場友の会

お問合せ先

https://organ.c.u-tokyo.ac.jp/
Tel. 03-5454-6139(駒場博物館)

第147回オルガン演奏会

プログラム

20241023_147organ1.jpg
Pablo Bruna (1611-1679): Tiento lleno de 6° tono sobre Ut re mi fa sol la
P. ブルーナ: 第6旋法によるティエント・リェーノ "ウト・レ・ミ・ファ・ソル・ラ"

Johann Sebastian Bach (1685-1750): Choralpartita „Herr Christ, der einig Gottes Sohn", BWV 1176
J. S. バッハ: コラール変奏曲〈主キリスト、神のひとり子〉

Georg Muffat (1653-1704): Passacaglia g-Moll
G. ムファット: パッサカリア ト短調

Christian Heinrich Rinck (1770-1846): Ah, vous dirai-je Maman, op. 90 - 9 Variationen und Finale
Ch. H. リンク: 〈ああ、お母さん聞いて〉による9つの変奏曲と終曲

演奏者

20240624_146organ2.jpg オルガン独奏:福本茉莉氏
福本茉莉は現代を代表するオルガニストの一人である。1987年に東京に生まれた彼女は目下、主要なオルガンの数々で精力的に演奏活動を繰り広げ、世界の様々なコンサートホールに招聘されている。またソリストとして、著名なオーケストラ(京都市交響楽団、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団、東京都交響楽団、スロヴァキア放送交響楽団、セゲド交響楽団、ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団)などと協演を重ねている。

12歳でオルガンを始め、2005年に東京藝術大学に入学、2011年にドイツのハンブルク音楽演劇大学でヴォルフガング・ツェーラーの門下に入る。その1年後から、センセーショナルなまでのコンクール歴が始まったのである。2012年に第7回武蔵野市国際オルガンコンクールに優勝、2013年に第62回ニュルンベルク国際オルガン週間オルガンコンクール(ドイツ)及びオットー・シュテーテラウ財団ロータリー奨学金コンクール(ドイツ)に優勝。2014年には更にイタリアのダニエル・ヘルツ国際オルガンコンクール及びアガティ・トロンチ国際オルガンコンクールでの優勝が続く。2017年と2018年にはドイツのノイブランデンブルク・コンサート教会オルガンコンクール、オランダのヤン・ピータースゾーン・スヴェーリンク国際オルガンコンクール、そしてスロヴァキアで開催された東欧国際音楽祭「アレグレット・ジリナ」で相次いで受賞し、その栄誉はとどまることを知らない。

福本茉莉は古楽から現代作品に及ぶ幅広いレパートリーを駆使する。世界初演を数多く担う中、薄井史織、S.ウィルソン、R.ザパワやE.シコラ等の作曲家と密接に仕事を重ねている。2014年にナクソス・レーベルから彼女のデビュー・アルバムが発売され、2022年12月には、パスカル・ロフェ指揮の下、NFMヴロツワフ・フィルハーモニー管弦楽団との彼女のCD録音が、アーティスト・イン・レジデンスの一環として発売された。(E.シコラ《オリーヴァ協奏曲》)最新では、シュターデのフス/シュニットガー・オルガン(ドイツ)でのCD録音など、数枚の新盤が今秋にリリース予定である。

2019年から2023年までヴァイマール・フランツ・リスト音楽大学にて教会音楽科常勤講師を、直近ではドレスデンの聖母教会において、空席オルガニストの首席代理を務めた。2024年10月より、ベルリン芸術大学特任教授。


関連URL

大学院総合文化研究科・教養学部オルガン委員会:https://organ.c.u-tokyo.ac.jp/

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