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最終更新日:2020.04.03

新任教員紹介

田原 史起(タハラ フミキ)

所属 専攻地域文化研究専攻
学科教養学科
部会中国語
職名 教授
発令年月日 2021年4月 1日

 

略歴 ■最終学歴
一橋大学大学院・社会学研究科
■学位
1998年7月 博士(社会学)
■前任職
東京大学総合文化研究科 准教授

 

担当科目 ■前期課程
中国語
■後期課程
アジア社会文化論
■大学院
アジア社会比較発展論

 

研究活動 ■研究分野
農村社会学、中国地域研究
■研究業績
  1. 田原史起 『草の根の中国─村落ガバナンスと資源循環』東京大学出版会、2019 年8月、1-306頁。
  2. 田原史起《日本視野中的中国农村精英: 关系、团结、三农政治》山东人民出版社、2012年9月、1-274頁。
  3. 田原史起『二十世紀中国の革命と農村』山川出版社、2008年4月、1-90頁。
  4. 田原史起『中国農村の権力構造─建国初期のエリート再編』御茶の水書房、2004年、1-302頁。
  5. 田原史起「弱者の抵抗を超えて─中国農民の『譲らない』理由」『アジア経済』第59巻第3号、2-31頁、2018年9月
  6. 田原史起「農村ガバナンスと資源循環─『つながり』から『まとまり』へ」『ODYSSEUS』(東京大学大学院総合文化研究科地域文化研究専攻紀要)第22号、139-161頁、2018年3月
  7. 田原史起「都市化政策と農民─『県域社会』の視点から」東大社研現代中国研究拠点編『現代中国ゼミナールー─東大駒場連続講義』東京大学出版会、2020年5月。
  8. 田原史起「『発家致富』と出稼ぎ経済─21世紀中国農民のエートスをめぐって」谷垣真理子・伊藤徳也・岩月純一編『戦後日本の中国研究と中国認識─東大駒場と内外の視点』風響社、2018年3月。
  9. 新任研究業績(9)
  10. 田原史起「『地域を突き抜ける』地域研究―コミュニティの可能性」『地域研究』第12巻第2号、131-148頁、2012年3月
■学内での活動
アジア・日本研究コース主任、学生委員、HSP兼担
■その他
地域コンソーシアム賞研究作品賞(2020年)、アジア太平洋賞(2020年)

 

採用理由

田原史起氏の専門領域は、農村社会学,中国地域研究である。研究手法は、農村地域に実際に赴いてフィールド・ワークを実施し、問題を発見した後、フィールド・データを文献資料で補いつつ、農村社会学のフレーム・ワークを用いて現象を概念化し、分析している。

これまでに取り組んできたテーマは、(1)中華人民共和国建国初期の農村基層政権、(2)村落ガバナンスとその資源、(3)農村リーダー論、 (4) 農民の行動ロジック、 (5) 都市=農村関係と県域社会、(6)比較農村研究、の六つの領域に分けられる。(1)は氏の研究の出発点で、(2)(3)(4)はミクロな方向性から中国農村と中国農民を総体的に分析し、(5)(6)はマクロな視点から中国農村をとらえなおした。『草の根の中国―村落ガバナンスと資源循環』が2020年度の地域研究コンソーシアム賞研究作品賞と第32回アジア・太平洋賞大賞をダブル受賞した。

教育面では、前期課程中国語部会で中国語教育に取り組み、後期課程、大学院(HSPの兼担を含む)では熱心な学生指導で定評がある。

学内行政では後期課程アジア分科主任や学生委員などさまざまな仕事を誠実につとめてきた。以上より田原氏は教育や学内行政においても、傑出した業績と能力を示しており、本学の教授にふさわしい人物であると判断される。

 

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