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最終更新日:2020.04.03

新任教員紹介

中井 悠(ナカイ ユウ)

所属 専攻超域文化科学専攻
学科教養学科
部会非該当
職名 准教授
発令年月日 2021年4月 1日

 

略歴 ■最終学歴
ニューヨーク大学大学院・音楽学科(歴史的音楽学)博士課程修了
■学位
2016年2月 Ph.D
■前任職
京都市立芸術大学 専任講師

 

担当科目 ■前期課程
文理融合ゼミナール
■後期課程
表象メディア論演習
■大学院
パフォーミング・アーツ論

 

研究活動 ■研究分野
歴史的音楽学(実験/電子音楽)、パフォーマンス(制作と理論)、表象文化論
■研究業績
  1. (単著)Reminded by the Instruments: David Tudor's Music (New York/Oxford: Oxford University Press, 2021)
  2. (単著/レコード監修)When David Tudor Went Disco / David Tudor, Monobirds: From Ahmedabad to Xenon (Copenhagen, Denmark: Topos, 2021)
  3. (論文)"Theatrical Infrastructures: The Technology of the 9 Evenings: Theatre & Engineering" (E.A.T.: Open-ended, National Museum of Modern and Contemporary Art, Korea, 2018)
  4. (論文)"In Other Words: How Stockhausen Stopped Writing Theory (and Resumed Ten Years Later)" (The Musical Legacy of Karlheinz Stockhausen: Looking Back and Forward (Hofheim, Germany: Wolke Verlag, 2016))
  5. (音楽・ダンス・シアター)Immaculate Conception (Mise-en_PLACE, Brooklyn, New York, 2016)
  6. (翻訳[独→英])Roland Albrecht, The Museum of Unheard (of) Things (New York: Already Not Yet, 2015)
  7. (論文)"How to Imitate Nature in Her Manner of Operation: Between What John Cage Did and What He Said He Did" (Perspectives of New New Music 52-3, 2015)
  8. (音楽・ダンス)House Music (C): Two Stories (KulturRaum, Berlin, 2014; University of the Arts, Helsinki. 2015)
  9. (ダンス・音楽)Vesna's Fall (Judson Church, New York; Black Mountain College, North Carolina; Performatica Festival, Cholula, Mexico; Queens Museum, New York, 2014-15)
  10. (台本)Concertos (New York: Ugly Duckling Presse, 2011)

 

採用理由 中井悠氏の専門は、歴史的音楽学、とりわけ実験/電子音楽の研究である。ニューヨーク大学に提出した博士論文は、20世紀アメリカの作曲家・ピアニストのデイヴィッド・チュードアの音楽に関する研究であり、博士論文をもとにした単著はオックスフォード大学出版局より刊行される予定である。本研究は、チュードアがエレクトロニクスを用いて制作した楽器を、アーカイブ資料の調査、電子回路の解析や関係者へのインタビューを行いながら分析し、その仕組みを考察すると同時に、作曲家と演奏家、楽器と楽譜、即興と作曲といった伝統的な区別の解体を目指したチュードアの音楽思想を明らかにするものであり、実験/電子音楽分野における優れた研究である。 中井氏は、音楽とパフォーマンスを中心に活動する芸術家でもある。音楽/パフォーマンス集団の中心的なメンバーとして、音楽、ダンス、演劇の作品をニューヨーク、ベルリン、ロンドン、東京などで発表している。中井氏は、ニューヨークやサンフランシスコでチュードアの作品の演奏にも携わるなど、自分の研究を踏まえた実践も行っている。研究と実践を架橋する中井氏の活動は、芸術研究の展開に大きく貢献することは間違いない。 教育面では、中井氏は、ニューヨーク大学、京都市立芸術大学、近畿大学で教育経験があり、日本語でも英語でも講義を行ってきた。芸術家でもある中井氏は、音楽学だけでなく、芸術実技の科目においても大きな貢献が期待できる。 以上のように、中井氏は研究業績においても、教育においても優れた業績を有し将来も期待されることから、本学の准教授にふさわしい人物であると判断される。

 

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