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最終更新日:2020.04.03

新任教員紹介

久保 啓太郎(クボ ケイタロウ)

所属 専攻広域科学専攻生命環境科学系
学科統合自然科学科
部会スポーツ・身体運動
職名 教授
発令年月日 2021年4月 1日

 

略歴 ■最終学歴
東京大学大学院・総合文化研究科
■学位
2000年3月 博士(学術)
■前任職
東京大学総合文化研究科 准教授

 

担当科目 ■前期課程
身体運動・健康科学実習、基礎生命科学実験
■後期課程
スポーツ生理学、身体トレーニング論
■大学院
運動適応科学演習III、生体動作制御学II

 

研究活動 ■研究分野
スポーツ科学
■研究業績
  1. Kubo K, et al. (2020) Physiol Rep, 8: e14583
  2. Kubo K, et al. (2020) Med Acu 32: 99-107
  3. Ishigaki & Kubo (2020) Clin Biomech 71: 5-10
  4. Kubo K, et al. (2019) Eur J Appl Physiol 119: 1933-1942
  5. Ishigaki & Kubo (2018) Eur J Appl Physiol 118: 2617-2626
  6. Kubo K, et al. (2018) J Biomech 73: 50-59
  7. Kubo K, et al. (2017) Physiol Rep 5: e13374
  8. Ishigaki T, et al (2016) J Biomech 49: 3923-3927
  9. Kubo K (2015) Int J Sports Med 36: 481-484
  10. Kubo K (2014) J Appl Physiol 117: 1020-1026
■学内での活動
前期課程教務委員(2011~19年)、TA委員(2011年~現在)、大学院奨学生委員(2019年~現在)、男女共同参画委員(2017~18年)、系学生委員(2011年~現在)
■その他
第21回日本運動生理学会大会賞(2013年)、第16回日本バイオメカニクス学会奨励賞(2000年)

 

採用理由

久保氏は、骨格筋及び腱の力学的特性とその機能的役割に関する研究を進めてきた。特に、これまで動物やヒト屍体を用いたin vitroでの研究からしか知り得なかった腱の力学的特性やコラーゲン線維配向等に関して、ヒト生体での測定法を考案し、その応用研究を展開している点にオリジナリティがあると言える。スポーツの現場で「バネ」と抽象的に表現される身体能力に関して、従来はスポーツ科学分野においては関節スティッフネスとして評価されてきたが、久保氏の研究ではさらに筋と腱を分離して評価することが可能であり、より詳細なパフォーマスへの影響やトレーニングに伴う変化が明らかにされつつある。さらに、パフォーマンス向上だけでなく腱の障害を未然に防ぐことを目的として、医療現場で主に施術者の経験に基づいて実施されている温熱療法や鍼治療が、腱の血液循環やコラーゲン線維配向などに及ぼす影響を検証している。久保氏はこれらの手法を駆使して、1999年から現在までの約20年間に学術誌に約100編の論文を発表しており、それらの研究成果は高い評価を受けている。教育面では、前期課程では、実技(身体運動健康科学実習など)及び講義科目(身体運動科学など)に加えて、展開科目のアドバンストフィットネス及び基礎生命科学実験を担当してきた。また、後期課程ではスポーツ生理学および身体トレーニング論を担当している。大学院では、これまでに修士課程3名および博士課程1名を指導し、それらの学生の研究指導には大変定評があり、学術誌への掲載まで厳格な指導を行っている。人柄は、大変誠実で真摯であり、種々の学内業務についても信頼して任せられる人物である。以上より、久保氏は研究業績においても、教育においても優れた実績を有しており、本学の教授としてふさわしい人物であると判断される。

 

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