教養学科
教養学科は、高度な教養教育という視点を大切にしつつ、学問の多様な進展をふまえた学際的な教育・研究をめざし、変貌する世界に立ち向かう国際的な視野をひらく教育・研究を重視すること、また学生一人一人に確かな自信を与え、時代や社会をしっかりと生き抜く人材を養成することを基本的な姿勢としています。本学科は、対象とアプローチの異なる3つの分科「超域文化科学分科」、「地域文化研究分科」、「総合社会科学分科」から構成されています。各分科は複数のコースから成り立ち、それぞれ互いに有機的に連関する合計18の個性的なコースが、学際的な知の空間を作りだしています。
カリキュラムの特徴としては、学生の主体性を重視する少人数教育、複合化する問題、多様化する関心に対応するためのサブメジャー・プログラム(副専攻)制度の設置、国際化社会を念頭においた2カ国語必修、高度な外国語教育など、特色ある教育を行っています。混迷した社会を切り開く、見識ある国際的な人材の育成をめざします。
なお、2012(平成24)年10月から英語のみで授業が行われるコース(PEAK)が教養学部に設置されていますが、その後期課程の「国際日本研究コース」が教養学科のもとに置かれています。