セクシュアル・マイノリティ(LGBT等)の学生の皆さんが利用可能な手続きや相談窓口
1 利用可能な手続きについて
配慮内容は多様で個別対応が行われることが多いため、下記に記載のない事柄についてご要望がある場合には、相談窓口にご相談ください。
(1) 通称名の使用
トランスジェンダーなどの学生が学内で通称名を使用したい場合は、相談支援研究開発センターの相談施設、あるいは所属部局の事務窓口にお問い合わせ下さい。
参考 URL:https://dcs.adm.u-tokyo.ac.jp/
(2) 学籍上の性別変更
戸籍上の性別が変更になった場合には、その旨を証明できる書類を添付して所属部局事務窓口に申請してください。
(3) 健康診断
学生向け健康診断は、基本的に男女別日程で開催されています。性別違和により個別受診を希望される場合には、保健センターにご相談ください。
(4) トイレの利用
キャンパス内に設置されている多目的トイレは、だれでも利用可能です。
(5) ロッカーの利用
駒場キャンパスには、オールジェンダー用ロッカールームが設置されています。利用については、教養学部学生自治会にお問い合わせください。
学生自治会ウェブサイト:https://todaijichikai.org/利用案内/学生用ロッカー/
2 相談窓口等について
東京大学には現時点で、大学の公式な制度としてジェンダー・セクシュアリティに特化した相談窓口は存在していませんが、ジェンダー・セクシュアリティの問題に関する相談も他の相談事項と同様に下記相談機関を利用できます。
(1) 学生相談所
学校生活における様々な悩みの相談対応を行います。相談員は臨床心理を専門としたカウンセラーで、ジェンダー・セクシュアリティの問題を含め、どのような些細なことでも相談できます。
東京大学の学生・教職員の健康を推進する施設である保健センターの精神科です。受診に際しては事前に予約が必要です。精神科医がジェンダー・セクシュアリティの悩み、その悩みに関連した精神的な問題についてご相談に乗ります。精神科医はジェンダー・セクシュアリティの専門家ではありませんが、必要があればより専門的な機関をご紹介することもできます。
(3) ハラスメント相談所
セクシュアル・ハラスメントやアカデミック・ハラスメント等、ハラスメントに関する相談を行っています。性のあり方に関わるハラスメントの相談・対応を行っています。学部学生、大学院学生、教職員の他、ご家族なども利用できます。当事者の友人、指導教員などからの相談も受けています。相談者の立場に立ち、プライバシーを厳守して、ともに解決の道筋を考えます。専門の相談員が対応します。「自分が相談したいことが、ハラスメントに関わるかどうかわからない」という場合でも相談できます。
KOSSは、相談窓口ではなく、性別やSOGIを問わないコミュニティ・スペースです。学内外で目にしたり気になったりしているダイバーシティ・イシューについて、アドバイザーを交え、あるいは学生同士で、おしゃべりしたり考えたり愚痴をこぼしたり励ましあったりしたい時、KOSSは、性別やSOGIを問わず、比較的安全で、多様性の尊重される場を、提供します。場所は102号館の1F、レインボー・フラッグを掲げた窓が目印です。開室情報などについては twitterにて、確認してください。
Twitter :@koss_ut (https://twitter.com/koss_ut)