HOME総合情報概要・基本データ沿革・歴史駒場キャンパスの歴史

最終更新日:2012.01.31

駒場キャンパスの歴史

1935年、本郷キャンパスの隣地、現在の農学部の敷地にあった第一高等学校と、当時の東京帝国大学とのあいだで敷地交換の話がまとまり、双方の移転が行われた。このとき敷地交換を求めた帝国大学側は、主要な建物を建造することを約束し、これによって現在の1号館をはじめとする建物が、本郷キャンパスと同じ様式でつくられた。戦後、第一高等学校が東京大学に包摂されたのに伴い、このキャンパスが本学部の敷地となったが、当時の建物のうち現存しているのは1号館及び講堂(900番教室)、図書館(現在は博物館)、101号館である。キャンパスは第2次大戦中に被災して荒廃し、新制大学発足の草創期は、焼け残った第一高等学校時代の建物と、戦災後急造された教室から出発した。以後とくに植樹に力を入れ、緑の復元につとめた。いま駒場キャンパスがゆたかな緑に包まれ、珍しい樹木も数多く見られるのは、こうした歴史によるものである。いまでは名物になっている桜は戦後植樹されたものが多く、ラグビー場の土手の桜並木もそのひとつである。

1980年代以降、主としてキャンパス西側に次々と研究棟が竣工し、研究施設が刷新されたが、2000年代に入り、東側で、より豊かな学習環境を創造し、課外活動を支援する施設の整備が進められている。2006年度には、舞台芸術や音楽実習のための演習室、課外活動のための施設を備えた「駒場コミュニケーション・プラザ」が開館し、駒場キャンパスの雰囲気が大きく変わった。2011年度には、ICT(Information and Communications Technology)を活用した能動的な学習のためのスタジオ教室群を擁する21 KOMCEE(Komaba Center for Educational Excellence)(通称:理想の教育棟)が完成した。

総合情報