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寄付講座・社会連携講座等

スルタン・カブース・グローバル中東研究寄付講座(Sultan Qaboos Chair in Middle Eastern Studies) / オマーン国(2011.4-)

スルタン・カブース・グローバル中東研究寄付講座は、オマーン国政府の寄付金によって2011年4月に総合文化研究科に設置された。本講座は、中東研究分野における授業の開講と高度な研究の推進を目的とするものであり、オマーン国政府から預託された基金によって運営される永続的な講座である。本講座は、現在、世界9カ国、14大学に設置されている16のオマーン国政府寄付講座の一つでもある。講座の運営はグローバル地域研究機構付属東京大学中東地域研究センターが行っており、総合文化研究科の教授1名、准教授2名が兼務教員として講座に所属するほか、特任准教授1名と特任助教1名が配置されている。

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上廣共生哲学講座 / 公益財団法人上廣倫理財団(2022.4-)

上廣共生哲学講座は、公益財団法人上廣倫理財団の寄付により、東京大学大学院総合文化研究科・教養学部附属共生のための国際哲学研究センター(UTCP)に設置されました。本講座は、グローバル化の急速な進行とともに生じている価値のコンフリクトという人類共通の問題に対して共生の理念を掲げ、民族の共生、宗教の共生、地球と人間の共生、科学と人間の共生を目指して共生を問う共生の哲学の研究を推進します。そのために哲学的実践知の世界的ネットワークを構築し、次世代を担う若い世代に哲学的実践知を供与し、コンフリクトの社会に倫理の再構築を試みます。

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「共創研究」社会連携講座(2023.4-)

「共創研究」社会連携講座は、江崎グリコ株式会社との連携により、2023年4月に大学院総合文化研究科に設置された。
創造性とコミュニケーションが同時に創発する「集団的知能」(collective intelligence)を基盤として広く関連する研究、教育を行う。人と人とが共同して創造性を発揮し、ウェルネスや幸福を生み出すメカニズムの解明のために、脳科学、認知科学、人工知能、人工生命、ロボティックス、生命科学、医学、マーケティングなどの観点から総合的に研究する。

共創を支える人工知能、インターフェース、情報関連技術の基礎的知見を得ることで、テレワークやメタバース、マーケティングにも応用可能な技術開発へのシーズを得ることが期待される。さらに、脳と身体、及び社会的コミュニケーションの相乗作用を通して、幼児の学習からアンチエイジングにまで応用可能な人間中心の科学的知見、技術の開発、おいしさと健康の促進へとつながる成果を得ることが期待される。

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小和田記念講座(2021-)

小和田記念講座は、東京大学とライデン大学との人文社会科学分野における研究教育交流を促進することを目的として、2021年にスタートしました。国連大使や国際司法裁判所(ICJ)の所長等、グローバルに活躍された小和田恆氏の功績を記念し、「国際法と国際関係の相互作用」にかかわるトピックを広く扱います。本学のみならず、日本の若い学生(大学院生や学部生)と研究者が、欧州を代表する大学との交流によって自らの研究や思想、アプローチを鍛錬する場を提供すること、さらにはこうした交流を通じて平和で開かれた国際秩序の創出に貢献することを目指しています。

終了した講座等

難民移民(法学館)寄付講座(2010.4-2015.3)
上廣共生哲学寄付研究部門(2012.5-2017.3)
健康ダイナミクス学社会連携講座:エビデンス・ベースド・ヘルスケア(2019.7-2022.3)
ギフテッド創成寄付講座(2020.4-2023.7)

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