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最終更新日:2018.04.24

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イベント 2018.04.06

駒場博物館所蔵品展「美術展を本の世界で:駒場博物館カタログ資料室と学術活動」

区分

展示

対象者

社会人・一般 / 在学生 / 受験生 / 留学生 / 卒業生 / 企業 / 小学生 / 中学生 / 高校生 / 大学生

開催日時

2018年4月2日 ~ 2018年4月27日

会場

東京都目黒区駒場3-8-1
東京大学大学院総合文化研究科・教養学部 駒場博物館1階展示室北側

参加費

無料

申込方法

事前申込不要

概要

駒場博物館の中には展覧会カタログ資料ばかりが集められている、大学組織としては珍しい資料室があります。昨年で、開室十周年を迎えました。

2007年6月に開室以来この資料室は、全国の美術館、博物館、文学館等で催される企画展図録を中心に、駒場の研究教育にふさわしいものを精選して収集し続けました。特に内容的に、学術性やデザイン性など優れたカタログを収集してきたために、近年では、アートドキュメンテーションの専門学会や専門家からも高く評価される資料室に成長したことを、大変喜ばしく思います。現在では、駒場の学部、大学院の授業でも活用され、学外の利用者の方々も多くなりました。

またこの資料室での資料収集にあたっては、本学大学院総合文化研究科比較文学比較文化研究室所属の大学院生たちによる「展覧会・カタログ評院生委員会」が組織され、その活動も13年目に入りました。メンバーによる全国美術館博物館文学館の企画展覧会年間予定調査をもとに、本資料室に収蔵すべきカタログの選定を行っています。

また昨年からは、彼らを中心として学内外の協力も得て、東大比較文學會CatalTo(カタルト)(展覧会図録品評勝手連TOKYO)という企画も立ち上がり、その第一回品評会が昨年夏に行われました。東京周辺でこの一年間に行われた企画展のうち、優れたカタログを、鑑賞者および研究者の視点で数点選び、皆で楽しんで賞揚しましょう、という催しです。2020年東京オリンピックに向けて、文化プログラムの振興など、美術館博物館での活動がさらに注目される昨今、後世に遺る記録としてのカタログや資料のアーカイブと、それをめぐる「批評」のあり方を学術的に探ってきた私たちの活動の、一つの良い節目となったと思います。

そしてこうして充実した資料室を舞台として、本学教養学部および大学院総合文化研究科の、実際の授業が展開されていることが重要です。

何と言っても展覧会カタログの魅力は、「イベント」として終わればその存在が消えてしまう展覧会の知的記録になるだけでなく、一般の書籍にはない大胆なデザインが施されたり、極上の印刷技術が駆使されて展示作品の魅力が最大限引き出されたり、あるいは一般には知られていなくても優れた制作家が紹介されたり、「本」としての魅力が詰まっていることでしょう。

そして駒場博物館カタログ資料室の存在は単なるアーカイブではなく、そこに大学院生の学術協力や、学部教育の実際が展開されたりするように、駒場の日常に深く関わって「生長」していく場であり、そしてそれを理解して今や様々にご協力くださる内外の方々の寄贈資料を得て、さらに学術的深みを増している場だと言えます。今回の小展示では、大学組織ではあまり例の見ないこの資料室の活動を広く紹介しつつ、展覧会カタログの魅力を改めて皆さんに感じて頂ければと思います。

最後になりましたが、御関係の皆様方にこの場を借りて改めて御礼申し上げますと共に、学内外の方々に、よりこの資料室が活用されることを心から願っております。

関連URL

http://museum.c.u-tokyo.ac.jp/exhibition.html#Catalogues2018

お問合せ先

駒場博物館 03-5454-6139
komabamuseum [at mark] adm.c.u-tokyo.ac.jp
※上記のメールアドレスの [at mark] は@に置き換えてください。

 

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