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最終更新日:2024.03.26

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トピックス 2023.07.12

駐日UAE(アラブ首長国連邦)大使が本学大学院総合文化研究科長を表敬訪問

2023年6月19日(月)に本学大学院総合文化研究科の真船文隆研究科長は、シハブ・アルファヒーム駐日UAE大使の表敬訪問を受け、会談を行いました。会談には大学院総合文化研究科から清水晶子副研究科長、中東地域研究センター(UTCMES)から高橋英海センター長、森元誠二客員教授のほか、駐日UAE大使館のムハンマド・アルアルサマヒ政治部長が同席しました。なお、同大使は、かつて立命館アジア太平洋大学(APU)に留学し、その後に国際石油・ガス・持続可能エネルギー協力機関(JCCP)で研修を受けた経験を有する日本通です。

冒頭、真船研究科長より、大学院総合文化研究科への大使来訪を歓迎の上、外務大臣や首脳の会談を始め最近両国の関係強化が図られていることに言及した後、大学院総合文化研究科ではオマーン・スルタン国の寄贈に係るスルタン・カブース・グローバル中東研究寄付講座を中核としてUTCMESが中東地域研究の拠点として活動しており、大使の来訪を契機にUAEとも学術研究分野での協力や交流が活発になるよう期待する旨を述べました。

これを受けてアルファヒーム大使からは、両国の関係がエネルギー分野に留まらず科学や最先端技術分野を含め一層発展することを期待するとした上で、本学がUAEと日本との学術協力に果たしうる役割に期待を寄せつつ、本学にかつて在籍したUAE出身学生が未だ少ないこともあり、今後は奨学金制度も活用して留学生の交換を始め本学との学術研究分野での交流を活発にしたいとの意向が示されました。さらに大使からは、アブダビのルーブル美術館別館にも象徴されるようにUAEは芸術や文化の振興に力を入れていることから、芸術・文化を通じた日本との交流の拡大にも期待していると述べられました。

会談を終えるに当たり、今後とも相互に連絡を密にしつつ、学術交流強化のために協力できることを考察して、具体的提案に結び付けていくことの重要性で意見の一致を見ました。

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会談の様子

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記念品交換を行う真船研究科長とアルファヒーム大使


【関連URL】
中東地域研究センター(UTCMES):https://park.itc.u-tokyo.ac.jp/UTCMES

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