新任教員紹介
大塚 修(オオツカ オサム)
所属 | 専攻地域文化研究専攻 |
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学科教養学科 | |
部会歴史学部会 | |
職名 | 准教授 |
発令年月日 | 2018年10月 1日 |
略歴 | ■最終学歴 東京大学大学院・人文社会系研究科 |
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■学位 2013年12月・博士(文学) |
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■前任職 東洋大学文学部・助教 |
担当科目 | ■前期課程 歴史Ⅰ、歴史と文化 |
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■後期課程 中東地域研究演習、中東地域研究講義 |
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■大学院 |
研究活動 | ■研究分野 史学(アジア史・アフリカ史) |
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■研究業績
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■その他 日本オリエント学会第38回奨励賞(2016) |
採用理由 | 大塚修氏は、これまで主に中東イスラーム地域の「普遍史」の叙述について研究を進めてきた。普遍史とは一神教的世界認識のもとで、天地創造以後、アダムを経て人類の歴史を叙述していくもので、大塚氏はそれがどのように中東イスラーム地域で受容され、展開していったかを論じ、多数の論著を発表してきた。また、中東イスラーム地域に伝わる各種の書物の「写本研究」においても、国際的に注目される重要な成果をあげてきた。これらの研究は、高い水準の語学能力を備えたうえで、文献収集と史料批判、考察にも秀でていることによってはじめて行いうるものである。かつ、その研究内容は、時代的にも地域的にもスケールの大きな議論となっている。 教育面ではすでに、本学で助教を務められるとともに、様々な大学で非常勤講師として教養教育、専門教育の科目を担当してきた。幅広い知識をもとに、中東イスラーム地域の文化をわかりやすく伝え、さらに大学院の研究指導を行う十分な能力を有している。 このようなことから、大塚氏は、研究、教育、いずれの面を見ても、優秀、有能であり、加えて人物について見ても得がたい人材であるとして、本学の准教授としてふさわしい人物であると判断される。 |
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