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最終更新日:2016.12.07

新任教員紹介

大塚 修(オオツカ オサム)

所属 専攻地域文化研究専攻
学科教養学科
部会歴史学部会
職名 准教授
発令年月日 2018年10月 1日

 

略歴 ■最終学歴
東京大学大学院・人文社会系研究科
■学位
2013年12月・博士(文学)
■前任職
東洋大学文学部・助教

 

担当科目 ■前期課程
歴史Ⅰ、歴史と文化
■後期課程
中東地域研究演習、中東地域研究講義
■大学院

 

研究活動 ■研究分野
史学(アジア史・アフリカ史)
■研究業績
  1. 大塚修『普遍史の変貌:ペルシア語文化圏における形成と展開』名古屋大学出版会,2017.
  2. E. Orthmann & P. G. Schmidl (eds.), Sciences in the City of Fortune: The Dustur al-Munajjimin and Its World, Berlin, 2017. (共著: The Dustur al-Munajjimin as a Source of Early Ismaili History (pp. 173-187)を担当)
  3. 大塚修「『集史』の伝承と受容の歴史:モンゴル史から世界史へ」『東洋史研究』75/2,2016,68-103.
  4. 大塚修「『集史』第2巻「世界史」校訂の諸問題:モハンマド・ロウシャンの校訂本に対する批判的検討を中心に」『アジア・アフリカ言語文化研究』91,2016,41-61.
  5. 大塚修「ハーフィズ・アブルーの歴史編纂事業再考:『改訂版集史』を中心に」『東洋文化研究所紀要』168,2015,245-289.
  6. 大塚修「イルハーン朝末期地方政権におけるペルシア語文芸活動の隆盛:ハザーラスプ朝君主ヌスラト・アッディーンの治世を事例として」『オリエント』58/1,2015,40-56.
  7. 大塚修 「史上初の世界史家カーシャーニー:『集史』編纂に関する新見解」『西南アジア研究』80,2014,25-48.
  8. J. Meng & A. Ukai (eds.), Translation, History and Arts: New Horizons in Asian Interdisciplinary Humanities Research, Newcastle upon Tyne, 2013. (共著: A Study on the Geographical Understanding of Hamd-Allah Mustawfi (pp. 48-67)を担当)
  9. 大塚修 「『選史』続編の研究:新出史料『ジャラーイル朝史(選史続編)』を中心に」『アジア・アフリカ言語文化研究』85,2013,171-205.
  10. 大塚修「キニク氏族とアフラースィヤーブ:ペルシア語普遍史叙述の展開とセルジューク朝の起源」『オリエント』50/1,2007, 80-105.
■その他
日本オリエント学会第38回奨励賞(2016)

 

採用理由 大塚修氏は、これまで主に中東イスラーム地域の「普遍史」の叙述について研究を進めてきた。普遍史とは一神教的世界認識のもとで、天地創造以後、アダムを経て人類の歴史を叙述していくもので、大塚氏はそれがどのように中東イスラーム地域で受容され、展開していったかを論じ、多数の論著を発表してきた。また、中東イスラーム地域に伝わる各種の書物の「写本研究」においても、国際的に注目される重要な成果をあげてきた。これらの研究は、高い水準の語学能力を備えたうえで、文献収集と史料批判、考察にも秀でていることによってはじめて行いうるものである。かつ、その研究内容は、時代的にも地域的にもスケールの大きな議論となっている。

教育面ではすでに、本学で助教を務められるとともに、様々な大学で非常勤講師として教養教育、専門教育の科目を担当してきた。幅広い知識をもとに、中東イスラーム地域の文化をわかりやすく伝え、さらに大学院の研究指導を行う十分な能力を有している。

このようなことから、大塚氏は、研究、教育、いずれの面を見ても、優秀、有能であり、加えて人物について見ても得がたい人材であるとして、本学の准教授としてふさわしい人物であると判断される。

 

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