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最終更新日:2016.12.07

新任教員紹介

竹下 大介(タケシタ ダイスケ)

所属 専攻生命環境科学系
学科統合自然科学科
部会スポーツ・身体運動
職名 准教授
発令年月日 2019年4月 1日

 

略歴 ■最終学歴
ミズーリ大学セントルイス校物理天文学部大学院博士後期課程
■学位
2010年5月 Ph.D.
■前任職
ヘルシンキ大学生物科学部、博士取得後研究員

 

担当科目 ■前期課程
身体運動・健康科学実習
■後期課程
スポーツバイオメカニクス
■大学院
基礎行動学II、行動適応論I、認知行動科学演習Ⅲ、広域科学特別研究Ⅱ、広域科学特別研究Ⅲ

 

研究活動 ■研究分野
スポーツ・バイオメカニクス
■研究業績
  1. Takeshita D, Smeds L, Ala-Laurila P. Processing of single-photon responses by the mammalian On and Off retinal pathways at the sensitivity limit of vision. Philosophical Transactions of the Royal Society B 2017; 372(1717):20160073
  2. Takeshita D, Gollisch T. Nonlinear spatial integration in the receptive field surround of retinal ganglion cells. Journal of Neuroscience 2014; 34(22):7548-7561
  3. Takeshita D, Bahar S. Synchronization analysis of voltage-sensitive dye imaging during drug-induced seizures in the rat neocortex. Chaos 2011; 21(4):047506
  4. Takeshita D, Feres R. Higher order approximation of isochron. Nonlinearity 2010; 23(6):1303-1323
  5. Takeshita D, Gale JT, Montgomery EB Jr, Bahar S, Moss F. Analyzing spike trains with circular statistics. American Journal of Physics 2009; 77(5):424-429
  6. Tsytsarev V, Premachandra K, Takeshita D, Bahar S. Imaging cortical electrical stimulation in vivo: fast intrinsic optical signal versus voltage-sensitive dyes. Optics Letters 2008; 33(9):1032-4
  7. Hara M, Shibayama A, Takeshita D, Hay D, Fukashiro S. A comparison of the mechanical effect of arm swing and countermovement on the lower extremities in vertical jumping. Human Movement Science 2008; 27(4):636-48
  8. Takeshita D, Sato YD, Bahar S. Transitions between multistable states as a model of epileptic seizure dynamics. Physical Review E 2007; 75(5):051925
  9. Takeshita D, Shibayama A, Muraoka T, Muramatsu T, Nagano A, Fukunaga T, Fukashiro S. Resonance in the human medial gastrocnemius muscle during cyclic ankle bending exercise. Journal of Applied Physiology 2006; 101(1):111-8
  10. Hara M, Shibayama A, Takeshita D, Fukashiro S. The effect of arm swing on lower extremities in vertical jumping. Journal of Biomechanics 2006; 39(13):2503-11

 

採用理由

竹下大介氏はスポーツバイオメカニクスの分野において、今後新たな研究分野を開拓しうる、注目すべき研究者です。


竹下氏は東京大学教養学部基礎科学科を卒業後、総合文化研究科広域科学専攻生命環境科学系の修士課程においてバイオメカニクスの研究により修士号を取得されました。その後いったん総合文化研究科の博士課程に進学されましたが、中途でミズーリ大学セントルイス校物理天文学部の大学院に入学され、非線形振動子の同期現象という観点からてんかん発作の発生機序を研究して平成22年に物理学の博士号を取得されました。学位取得後は、博士取得後研究員としてドイツのマックスプランク研究所およびゲッティンゲン大学医学部で網膜神経回路の情報処理に係る研究に携わり、その後平成26年からは現職であるヘルシンキ大学生物科学部において研究を継続されて現在に至っています。この間の業績は、19報の英文原著論文、2報の総説、多くの受賞歴などに現わされています。


竹下氏はこの経歴にみるようにバイオメカニクス、物理学、神経生理学と幅広い分野において研究を行ってきた方です。今後は今まで研究を行ってきた各分野の知識や研究手法を組み合わせることによって、ヒトが行う様々な運動のパフォーマンスを高めるために、神経系がどのように制御するのが望ましいのかということをテーマに研究を行う予定です。幅広い分野の知見を統合し、実験と数理モデルを相補的に用いることができる研究者であり、今後バイオメカニクスにおいて研究のブレークスルーをもたらすことが期待されます。このような新しい研究方向を開拓しつつある、将来性に富む研究者が駒場において意欲的な学生と出会うことは、教育においても研究においても極めて有益なことと考えられます。


竹下氏は研究においても教育においても今後が期待される研究者であり、本学の准教授にふさわしい人物と判断されます。

 

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