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最終更新日:2017.12.12

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トピックス 2017.04.05

【受賞】「機械人間Alter」が文化庁メディア芸術祭アート部門優秀賞を受賞

東京大学総合文化研究科池上高志研究室と大阪大学石黒浩研究室が共同で制作したアンドロイド「機械人間Alter」が、第20回文化庁メディア芸術祭アート部門で優秀賞を受賞致しました。

「機械人間Alter」は、ロボットの持つ「生命らしさ」を外見だけでなく、運動の複雑さで実装した人型ロボットです。Alterは42 本の空気圧アクチュエータで構成された体と、年齢・性別が不明な「誰でもない」顔を持ちます。その運動は、CPG(Central Pattern Generator。脊髄に存在し、歩行などの周期 的な運動を生成する仕組み)をモデルにした周期的な信号生成器、ニューラルネットワーク (人間の脳の神経回路の仕組みを模したモデル)、そしてAlterの周囲に設置したセンサー によって制御されています。AlterのCPGとニュー ラルネットワークにより生成された動作は、自らの周囲を認識する照度センサーや距離セン サーの値にも反応し、なめらかでカオティックな身振りを見せ続けます。本作品は「メカニズムも存在目的も 生物とは異なる機械が、ときに生物よりも生命性を感じさせるのはなぜか?」という問題を提起する作品になっています。

本作品では池上研究室がAlterの動作を生成するためのソフトウェアを設計開発致しました。

関連URL
http://festival.j-mediaarts.jp/download/20jmaf_award_winning_works_jp.pdf

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撮影: Justine Emard

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