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最終更新日:2018.11.05

新任教員紹介

ロビンス ロジャー グレン(ロビンス ロジャー グレン)

所属 専攻グローバルコミュニケーション研究センター
学科
部会英語
職名 教授
発令年月日 2017年11月16日

 

略歴 ■最終学歴
■学位
■前任職

 

担当科目 ■前期課程
■後期課程
■大学院

 

研究活動 ■研究分野
米国宗教史
■研究業績
■学内での活動
ロビンズ氏は2016年からALESS/ALESAプログラムの人事コーディネーターを務められています。英語の特任教員ポストに空きがあるときに、ロビンズ氏が公募の実施から選考委員会のスケジュール調整まですべての業務を担当されています。特に、応募書類の審査方法や面接での評価方法がロビンズ氏の発案で大きく整備され、人事プロセスの公平性や透明性がさらに改善されました。

 

採用理由 ロビンズ ロジャー・グレン氏は1980年に米国インディアナ州セント・ジョセフ・カレッジ英文学科を卒業後、1984年にハーバード大学大学院の神学専攻で修士課程、1999年にはデューク大学大学院で宗教史の専門で博士号を取得されました。その後、カリフォルニア州にあるウェストモントカレッジやサンタバーバラ市立大学などで講師として務められました。2008年から2009年まではフルブライト奨学金で東京大学で研究され、2010年4月から2014年3月までは教養教育高度化機構実施部門で特任准教授として英語を教えられました。

ロビンズ氏は2014年4月にグローバルコミュニケーション研究センターに「グローバル人材育成に即応した英語コミュニケーション能力の促進を目指すカリキュラム設計」を目的に配分されたポストに准教授として着任されました。ご着任以来、ロビンズ氏はまさにそのポストの目的に相応しく教養学部の英語教育の改善と発展に大きく尽力してこられました。例えば、 2014年9月から2016年6月までALESAプログラムのコーディネーターを務められ、期待をはるかに上回る成果を挙げられました。ALESAは文科生向けのアカデミック・ライティングコースで、文系諸分野における論文執筆指導方法の立案・策定や様々な専門を持つALESA特任教員の協力体制構築などが課題でしたが、ロビンズ氏の幅広い知識と豊富な教育経験や暖かい人柄のおかげで、ALESAのプログラムがとてもスムーズに運営され、ALESAの授業も着実に発展してきました。

ロビンズ氏は前期課程では英語、後期課程では地域文化研究分科アメリカ文化研究コースの授業を担当しておられますが、そのそれぞれにおいて氏の英語に対する深い洞察力や米国の文化に関する幅広い知識が活かされ、学生の信頼と尊敬を集めていらっしゃいます。大学院では、地域文化研究専攻(北米)と国際人材養成プログラムでご専門の宗教学の分野をはじめとした幅広い人文学に関する授業担当と論文指導を行っておられます。

研究面ではロビンズ氏のご専門は宗教学で、特に米国の文化や政治に大きな影響力を持つペンテコステ運動に関する研究に多く貢献されています。ご著書には2004年の『A. J. Tomlinson: Plainfolk Modernist』や2010年の『Pentecostalism in America』 という単著の他に、 学術論文や辞書と事典での記事も多数執筆されています。

以上の理由で、研究、教育、学内行政の全てにおいてロビンズ氏以上最適な人物はおらず、本研究科の教授にふさわしい人物であると判断されます。

 

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