HOME総合情報概要・基本データ刊行物教養学部報577号(2015年10月 7日)

教養学部報

第577号 外部公開

オープンキャンパス2015報告

鳥井寿夫

2015年8月5・6日 於・本郷キャンパス

去る8月5日(水)、6日(木)に「高校生のためのオープンキャンパス2015」が本郷キャンパスにて開催された。一日目は、改修工事を終えたばかりの安田講堂にて各学部の説明会が開催され、講堂内の荘厳な雰囲気に酔いしれる高校生の前で生越直樹副学部長が教養学部の魅力を語った。また、教養学部企画として、午前中に三つのミニ講演会(石浦章一教授『ヒトのこころをDNAで解明する』、梶谷真司教授『命の大切さの歴史』、松田恭幸准教授『右と左って誰が決めたの?』)が開催された。午後には、矢口祐人教授や留学経験者による留学プログラム(AIKOM、USTEPなど)の紹介、藤垣裕子教授らによる科学技術と社会についての模擬講義・グループディスカッションが並行して行われた。二日目の午前中には、小川桂一郎学部長の挨拶に引き続いて数理科学研究科および教養学部後期課程三学科の紹介が現役学生も交えて行われ、午後には、二つの模擬講義(酒井邦嘉教授『脳はどのように言葉を生み出すか』、瀬地山角教授『ジェンダーで見るあなたの未来』)が開催された。また、両日とも英語によるPEAK紹介およびミニ模擬講義が教養学部企画として開催された。海外からも多くの参加者があり、セッション終了後にも多数の質問が寄せられ、PEAKに対する関心の高さが窺われた。

今回、新しい試みとして、『高校生のための東大授業ライブ』など教養学部関連の書籍の販売ブースを会場に設けた。販売を担当した東大出版会のスタッフによると「飛ぶように売れた」そうである。講師の先生方の魅力あるご講演の賜物であろう。

両日とも教養学部企画は盛況で、用意していた1500部の配布資料(ユータスくんのイラスト付きオリジナルトートバッグ入り)は全て無くなった。ご協力頂いた教職員、学生の方々に改めて感謝したい。

(学部長室/相関基礎科学系/物理)

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初日は終始満席で立ち見者も出た

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二日目は小川学部長のご挨拶からスタート

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