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複雑系生命システム研究センター

本研究科は複雑系研究の拠点として世界的に知られるが、1999年度からCOE「複雑系としての生命システムの解析」が採択されたのを踏まえ、2005 年度から本センターを設置した。物理に基づく生命システムの普遍的理論、化学を駆使した人工細胞創出、生物物理的測定を駆使したシステム生物学が共同して、生命をシステムとして理解する研究を進めている。

学内諸研究室とだけでなく仏・リヨン大、ソルボンヌ大、スイス・チューリッヒ大、デンマーク・ニールスボーア研、NZ オークランド大、米ニューヨーク大等海外の拠点と提携や共同研究を進め、基本となる著書の出版なども行って、「複雑系生命研究」を推進している。2012年度から16年度にはセンターの活動を母体として、「複雑生命システム動態研究教育拠点」が文科省により設立された。更に2016年度には本センターと理学系の生物普遍性機構が共同して、生物普遍性連携研究機構が発足し、これに伴い、本センターも組織替えを行った。生命現象の普遍的論理を探るべく、東京大学を挙げてのプロジェクトの一翼を担いつつ展開している。

教育では1・2年生対象の、生物普遍性研究体験ゼミが好評で、受講生からはこの数年で2名の総長大賞受賞者が生まれている。

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