HOME総合情報概要・基本データ刊行物教養学部報604号(2018年11月 1日)

教養学部報

第604号 外部公開

国際大学対抗プログラミングコンテストで金メダル

金子知適

本年四月一九日に中華人民共和国北京で開催された国際大学対抗プログラミングコンテスト(ACM-ICPC)世界大会で、本学代表チームが一四〇チーム中四位に入賞し、金メダルとアジアパシフィックチャンピオンの座を獲得しました(成績上位一─四位が金、五─八位が銀、九─一三位が銅メダル)。
ACM-ICPCは、同じ大学の大学院生や学部生で構成された三人一組のチームでプログラミングと問題解決の能力を競う大会です。一チームで一台だけのコンピュータを使うので、個々の能力だけでなくチームワークを含めた総合力が重要です。世界大会に出場するまでには、三千以上の大学が参加する予選を勝ち抜かねばなりません。世界大会に出場するだけでも名誉なことで、さらに四位に入賞したことは快挙と言えます。
教養学部前期課程ではプログラミングを通じた問題解決技法の習得を目指す、全学自由研究ゼミナール「実践的プログラミング」(現担当・金子知適、福田玄明)を開講中です。今回金メダルを獲得した笠浦一海(数理科学研究科修士一年)、劉鴻志(理学部情報科学科四年)、隈部壮(工学部計数工学科三年)の三名も当ゼミ履修者でした(肩書は昨年十二月の予選通過時)。興味のある方は次学期のガイダンスでお待ちしています。
また、次の世界大会は、来年四月にポルトガルのポルトで開催されます。どうぞご声援ください。

(広域システム科学/情報・図形)

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