HOME総合情報概要・基本データ刊行物教養学部報608号(2019年4月 1日)

教養学部報

第608号 外部公開

<施設・組織紹介>行ってみよう 初年次活動センターへ

長谷川宗良

新入生の皆さん、そして駒場で学ぶ皆さん、初年次活動センターを知っていますか?駒場博物館の裏手にある初年次活動センターは、主に前期課程の学生(一・二年生)の勉学やキャンパスライフを支援する場として二〇〇八年一〇月に開所しました。皆さんに初年次活動センターを知ってもらい、活用してもらうことを目指してこの記事を書いています。
初年次活動センターでのイベントの一つとして、お昼休みに開催している「外国語でしゃべランチ」があります。これは、お互い外国語で話をしながら昼食をとるというもので、二〇一八年度は、月曜日にスペイン語・ドイツ語、火曜日に朝鮮韓国語、水曜日にタイ語、木曜日にフランス語、金曜日に中国語・イタリア語のしゃべランチを開催しました。語学の上達には話すことも重要ですので、話しをする良い機会になるのではないでしょうか。昨年度開催していない言語でも希望があれば開催可能ですので、皆さんからの提案を待っています。また、不定期で「日本語でしゃべランチ」を開催し留学生との交流の機会を作ったり、さらに派生したイベントとして、教授と話をする「教授としゃべランチ」や「留学経験者としゃべランチ」「夢を語ランチ」などを開催しています。今年度も多数の「しゃべランチ」を開催予定ですので、是非参加して学びのきっかけにしてください。
また、後期課程学生・大学院生がピア・アドバイザーとなって進路や履修科目、また生活に関する相談に乗ってくれます。サークルの事や、人間関係など先生や相談所には相談しにくい様々なことについて身近な先輩が学生の立場から相談に乗ってくれる場を提供しています。
初年次活動センターは約三十名の収容スペースが有り、椅子・テーブル、ホワイトボード、プロジェクターなどが設置されています。これらを利用して自習や勉強会、昼食の場所として、クラスの会合、学生企画のイベントなどに使うことができます。加えて、ミニキッチンがありお湯を沸かしてお茶を飲みつつ議論するといったイベントにも使うこともできます。
このように交流の場として、また相談の場所として初年次活動センターを有効活用してください。最初に訪問するのは敷居が高く感じるかもしれませんが、一度足を運んでください。通常の開室時間は十時〜十七時で自由に利用することができます。また、初年次活動に関連したイベントを開催するために部屋を借りたい場合は、利用の六ヵ月前から一週間前までにホームページ(http://shonenji.c.u-tokyo.ac.jp/)にある利用申請書を学生支援課(アドミニストレーション棟一階)へ提出してください。

(平成三十年度学部長補佐/相関基礎科学/化学)

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