HOME総合情報概要・基本データ刊行物教養学部報635号(2022年4月 1日)

教養学部報

第635号 外部公開

<施設・組織紹介> 初年次活動センター

池田昌司

image635_3_01.jpg 初年次活動センターとは、アドミニストレーション棟の隣にあるガラス張りの建物です。主に前期課程の学生(一・二年生)の勉学やキャンパスライフを支援する場として二〇〇八年から使われてきました。少人数用の「ミニ教室」と考えて頂ければ良く、ホワイトボード、プロジェクタ、スピーカーなど、討論・議論・プレゼンテーションなどで必須の設備が整っています。前期課程の学生の皆さんや教員の方々には、活発にご利用いただきたいと思っております。残念ながら二〇二一年度はコロナ禍のため閉室していたのですが、二〇二二年度は開室することを予定しております。そこでここでは、具体的な利用方法について、簡単に説明いたします。
 初年次活動センターの利用は全く難しくありません。予約等をせずとも、一限から五限の間に自由にセンターに訪れて頂ければ、自習、休憩、歓談等の目的で利用していただく事ができます。勉強に疲れて休むために訪れても良いですし、友人と議論を戦わせたいとき、あるいは勉強会を行うときに連れだって訪れても良いでしょう。これらの利用方法は、一般利用と呼ばれています。コロナ禍特有の条件として、密を避ける・飲食をしないという点を守っていただく必要がありますが、活発にご利用頂ければ幸いです。またコロナ禍以前には、後期課程学生や大学院生がピア・アドバイザーという立場で常駐し、勉学や学生生活について様々な質問に応じてくれていました。コロナ禍があければ、ピア・アドバイザーの常駐も再開できるでしょう。
 まとまった人数で、初年次活動センターを占有的に利用することも可能です。これはセンターの特定利用と呼ばれます。コロナ禍以前では、各種イベントの準備や小規模なイベントのために特定利用が行われてきました。二〇二二年度は特定利用にもセンターを解放しますので、密を避ける・飲食をしないという条件を守って活発に利用いただけると幸いです。特定利用を希望する場合、初年次活動センターのウェブページ(http:// shonenji.c.u-tokyo.ac.jp/index.cgi)の利用手続きページ内にある利用申請書を記入して、学生支援課に提出してください。利用条件や手続きの詳細については、同ページの利用細則をご覧ください。
 また初年次活動センター独自の活動として、「しゃべランチ」という企画があります。これは、ランチをとりながら、教員や学生があるテーマに沿って楽しく会話するという企画です。例えば「フランス語でしゃべランチ」などの外国語系の企画では、ランチをとりながら当該外国語で歓談します。当該外国語の教員が加わる場合もあります。他にも「教授としゃべランチ」という企画では、語学以外の教員がランチに加わって、その専門領域に関する話題で歓談します。自分の興味のある外国語や学問について、実地で理解を深められる企画として人気です。残念ながら、少なくとも二〇二二年度のSセメスターは、コロナ禍の中でランチをともにするのは憚られるため、この企画はお休みさせて頂く予定です。早くコロナ禍が収束し、しゃべランチが再開できればよいのですが。

(令和三年度学部長補佐/相関基礎/物理)

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