HOME総合情報概要・基本データ刊行物教養学部報635号(2022年4月 1日)

教養学部報

第635号 外部公開

<施設・組織紹介> 駒場保健センター

井上有希子

http://www.hc.u-tokyo.ac.jp/

 保健・健康推進本部が運営する駒場保健センターは正門を入って左側、情報教育棟の隣の建物です。病気やケガのときはもちろん、感染症にかかったかもしれない、誰かに悩みを聞いてほしいなど、健康に関してお困りのときは気楽にご相談・ご受診ください。保健センターは健康診断(以下健診)・健康指導・健康相談などを通して健康づくりのお手伝いをする健康管理室と、内科・精神科・整形外科・皮膚科・歯科の診療を行う一般診療室から成り、双方が協力して、東京大学の学生・教職員の大学生活・教育研究活動を健康面から支援しています。

○健康管理室
新入生健診および学生・教職員の各種健診と健診後の健康相談・保健指導などを行っています。
学生健診には教養前期新入生健診、新規学生向け健診Ⅰおよび二年生以上対象の健診Ⅱがあります。日程はウェブサイトなどで通知します。教職員対象には、新規採用時健診・秋の定期健診・年二回の特殊健診を実施しています。日程は部局を通じて通知します。
健診は各自の健康管理・維持のためにとても重要なだけでなく、組織の中で生活する上で欠かせないものです。例えば、知らないうちにかかった結核などの感染症が健診で発見され、拡散が阻止されることがあります。また、診断書・証明書発行のために健診受診が必須です。学生も教職員も健診を必ず受診して下さい。
健診で異常があった際は当センター一般診療室を含む医療機関への受診を勧奨することがあります。また、健康相談・保健指導を随時行っています。(窓口対応時間:平日 9:00-16:30、詳細はウェブサイトをご覧下さい。)

○一般診療室
一般診療室では内科・精神科・歯科・整形外科・皮膚科の診療を行っています。健康保険は適用されませんが、風邪程度なら保険医療機関より安価にすむことが多いです。受診時は必ず学生証または職員証を持参して下さい。
内科では内科全般の診療および幅広く健康相談に対応しています。緊急を要する場合や高度な検査が必要な場合、継続治療が必要な慢性疾患などは適切な医療機関を紹介します。健康診断書の発行も行います。追加検査が必要な場合は日数がかかることがあるので、余裕を持って申し込んで下さい。
トラベルクリニック(予約制)では、業務や正課の活動としての海外渡航や、感染症対策が必要な活動をする際の健康上の問題について、必要な準備をお手伝いします。料金体系が通常の内科と異なるのでご注意下さい。予約はホームページをご確認の上、メールにてお願いします。予防接種は数回に渡って行う場合があり、日数がかかることもあるので渡航の数ヶ月前からの相談をお勧めします。
精神科(予約制)では、メンタルヘルスに関する相談を幅広く取り扱います。必要に応じて、精神医学的な助言やカウンセリング、投薬治療も含めた専門的治療を行っています。臨床心理士、保健師・看護師、精神科医が一丸となって大学構成員をサポート致します。
整形外科は月二回、皮膚科は月一回、診察をしています。予約は不要です。
歯科は予約制です。前もって予約簿に記入して下さい。
一般診療室各科の診察日時・詳細はウェブサイトをご覧下さい。
※駒場ではありませんが本郷保健センターには耳鼻科もありご利用頂けます。

○ヘルスケアルーム
ヘルスケアルーム(予約制)では、有料でマッサージを行っています。
新型コロナウィルス対策が始まって3回目の春を迎えました。保健センターはワクチン接種、診療等を通して感染対策に取り組んでいます。それに加えて、授業や勤務のオンライン化により、人と接する機会が少なくなって孤独感に悩む学生や、運動不足に陥る教職員など、保健センターは必要な人に必要なサービスが届けられるよう努力を続けています。

*新型コロナウィルス感染症の影響で、健診など日程や診療科の開設状況等に急な変更が生じる可能性があります。お手数ですが、ウェブサイトをまめにチェックするようにお願いいたします。

(駒場保健センター)

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