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2021.04.21
「『宗教的なもの』から広がるもうひとつのグローバル・スタディーズ」
区分 |
研究会等 |
対象者 | 社会人・一般 ・ 在学生 ・ 教職員 |
開催日時 | 2021/05/18 14:55 ~ 16:40 |
開催場所 |
その他学内/学外 |
会場 |
Zoom Webinarにて開催 |
参加費 |
無料 |
申込方法 |
要事前申込み |
申込受付期間 |
2021/04/20~2021/05/18 |
本文 |
グローバル・スタディーズ・セミナーのご案内 東京大学グローバル地域研究機構(IAGS)では、「グローバル・スタディーズの課題」シリーズ第13回を下記のとおりWeb上にて開催いたします。アクセス詳細は聴講希望者にお知らせします。希望者はhttps://bit.ly/3sw3Zp9に必要事項をご入力ください。 日時: 2021年5月18日(火)14:55-16:40 タイトル: 「『宗教的なもの』から広がるもうひとつのグローバル・スタディーズ」 要旨: 今日の世界において宗教はグローバルな広がりを持つと言えば、政治的には世俗的な近代主権国家を相対化するものとして、経済的には新自由主義的な資本主義とは異なるヴィジョンを提示しうる契機として、期待と同時に不安を人びとは抱くかもしれない。だが、そもそもそこで語られる「宗教」とは何なのだろうか。世界にはさまざまな「宗教」があると言われるが、それらを並べて語るような場面では何が前提とされているのだろうか。これまで自分が取り組んできた研究は、「宗教」と「世俗」の枠を再構成しつつ、「宗教的なもの」にアプローチしてきたとまとめることができる。その際、「世俗」の分析については、普遍主義的志向を持ちながら、特殊フランス的なものとも言われるライシテの逆説的な性格に注目してきた。ライシテは、世俗的な価値観でありながら、宗教性を帯びることもある。ライシテは、政治と宗教の構造的な関係を比較の観点から論じる切り口でもある。フランスと他のヨーロッパ諸国、北米のケベック、また日本と比較すると、何が見えてくるだろうか。自分の研究経歴に則して、また現在遂行中の共同研究の狙いも説明しながら、各地域の歴史的文脈と他地域とのネットワークを意識した、もうひとつのグローバル・スタディーズの可能性について考えてみたい。 司会: 馬路智仁(総合文化研究科 国際社会科学専攻) 言語:日本語 アクセス詳細: 聴講希望者はhttps://bit.ly/3sw3Zp9に必要事項をご入力ください。 問い合わせ先: グローバル・スタディーズ・イニシアティヴ(GSI)事務局(contact@gsi.c.u-tokyo.ac.jp) |
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グローバル・スタディーズ・イニシアティヴ(GSI)事務局(contact*gsi.c.u-tokyo.ac.jp) ※メールを送信する際は、*を半角@マークに変更してください。 |