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最終更新日:2021.07.19

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イベント 2021.05.28

第29回地域文化研究専攻主催公開シンポジウム いま「暴力」を考える

区分

研究会等

対象者 社会人・一般・在学生・大学生
開催日時 2021/6/26 14:00 ~ 17:30
開催場所

その他学内/学外

会場 Zoomにて開催(リンクは申込後に送信)

参加費

無料 

申込方法

要事前申込み
https://forms.gle/TfTm4fSsVEFbnv7y6
から、事前登録をお願いします。

申込受付期間

2021/6/23 17:00まで

本文

第29回地域文化研究専攻主催公開シンポジウム

いま「暴力」を考える


 地域文化研究専攻では、さまざまな地域、時代、専門領域をカバーするスタッフの研究の多様性を活かし、横断的・越境的なテーマを取り上げてシンポジウムを開催してきました。今年度は「暴力」を中心テーマとし、とりわけ昨年から各地域でさまざまな形で現れている「暴力」の位相を、フランス・香港・アメリカの事例をもとに考察していきます。
 今日、私たちは、当事者ならずとも、日常的にあらゆる種類の「暴力」に直面しています。個人に対する身体的暴力、戦争やテロ行為、公権力による強権発動といった可視的な「暴力」がある一方で、ジェンダー暴力や小児への性暴力、家庭内暴力のように、公の視線を逃れる仕方で振るわれている「暴力」が存在しています。さらにはヘイトクライムやハラスメントのなかには、必ずしも身体への直接的な働きかけを含まない「暴力」もあります。法や制度を介したシステム的な権力も、個人や集団に対する「暴力」の役割を果たすことがあります。
「暴力」を考えるうえでのこの数年の大きな変化として、世界各地で「暴力」の可視性が急速に拡大していることが挙げられます。スマートフォンで録画された可視的な「暴力」は、SNSを通じて世界中に拡散され、従来とは比較できないほどに視覚的・聴覚的なイメージの力を増大させています。他方で、これまで不可視の状態にあった「暴力」が、MeToo運動に代表される被害者の告発により明るみに出てきたケースもあります。重要なのは、可視化されて拡散される身体的な「暴力」のイメージの背後に、各地域や社会に特有の歴史および文化、異なるシステム的権力や対立構造が存在しており、そうしたいわば不可視の「暴力」の堆積が、ときに一人の個人の身体に凝縮されて現れていることです。
 シンポジウムでは、こうした観点も踏まえて、いま「暴力」を考えるために「地域文化研究」がどのような視点を提示できるのかを検討していきます。
 地域文化研究専攻主催シンポジウムは、広く一般に公開されています。ご関心をお持ちの多くの方々のご来聴をお待ちしますが、とりわけ、この専攻で学んでいる院生のみなさん、これから学びたいと考えているみなさんにはぜひご参加いただき、地域文化研究の可能性について一緒に考え、議論できることを願っています。


日時:2021年6月26日(土)14時〜17時30分
会場:オンライン(Zoom Webinar)
  *入場無料 https://forms.gle/TfTm4fSsVEFbnv7y6から、事前登録をお願いします。


報告1:「現代フランスにおける暴力の諸相―ライシテの転機に」
伊達聖伸(地域文化研究専攻)

報告2:「『見える』暴力と『見えない』暴力―2019年大規模抗議活動以降の香港」
谷垣真理子(地域文化研究専攻)

報告3:「暴力と非暴力のアメリカ」
矢口祐人(地域文化研究専攻[情報学環])

コメンテーター:
キハラハント愛(地域文化研究専攻)
早川英明(地域文化研究専攻博士課程・日本学術振興会特別研究員)
司会:藤岡俊博(地域文化研究専攻)


主催:東京大学大学院総合文化研究科地域文化研究専攻

関連URL

http://ask.c.u-tokyo.ac.jp/sympo2021.html

お問合せ先

東京大学大学院総合文化研究科
地域文化研究専攻
areaask.c.u-tokyo.ac.jp
03-5454-6321

※メールを送信する際は、*を半角@マークに変更してください。

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